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満月🌕の朝の気づき

私たちはとかく、限定的な方向で考えがちだ。

猫がいるから長い旅はもう出来ないとか。
結婚しちゃったから、他の男友だちを整理しなくてはならないとか。
子どもがいるから、もう一人で自由にあちこち行くことは出来ないだとか。
好きな人は一人に絞らなくてはならないとか。

どんどん狭い方へ狭い方へ、限定的になっていく。

沖縄に移住した当初は、デュアルライフを夢見ていた。
季節、場所で最高なタイミングはズレている。沖縄だったら1番最高なのは9月だ、8月・12月のお祭り騒ぎのような関東も、4月は桜が見所で、寒くなったら温泉とお蕎麦とスノボ。

なんで非常識なとある人は怒るだろ。
移住してきたのなら3年は目移りせずに石の上にも3年だとか、
結婚してない30過ぎた女はゴミだとか。
色んなお声を頂いてきた。
その限定的な考え方は、田舎に行けば行くほどキツくなる。

当初の夢は、思うように軌道に乗らない移住生活の中で、そんなのは無理という思考にどんどんなっていていた。

しかしだ、時はやっと満ちたのだ。
私たちは、この情勢などっちに転ぶか分からない自然環境の中で、
1つに絞って限定的な動きをしていては、危なくなってしょうがない。
レバレッチをかけるのだ、あちこちのコミュニティーに顔を出し、緩くバラエティーに飛んだ繋がりをつくっていく。

猫を飼っていても、子どもが出来ても周囲に頼める関係を創って置けば、そこでの障壁はぐっと低くなる。
独身で独り身だからって、一生孤独に生きる必要は無いし、困っているシングルマザーの子どもをたまに預かって、関係性を創って於けば、おばあさんになった時に、うっかり仲間より長生きしてしまっても、会いに行きたい人がゼロになることはない。

一人の男性を好きになったからって、他の素敵な男性との出会いを自分で律する必要も無い。
ひとつの職業をやると決めたから、他のことをやってはいけない訳では無い。
その時そのときで、色んなことを一生懸命やればいい。絵を描いてもいいし、文章を書いてもいい。音楽を始めても良いし、アウトドアを楽しんでもいい。
ひとつのコミュニティーに属したからって、ほかのコミュニティーを排除する必要も無い。
レバレッチをかけるのだ。
そうすれば、ある1個のコミュニティーから排除されても、他のコミュニティーもあるので、無理にしがみつく必要も無い。コミュニティー難民として、緩く全国に広げて行けばいい。

自分の可能性を狭めているのは、他でもない自分の頭の中だった。

脱ぎ捨てよう、古い考えを。
誰かがそう言ってきたからって、自分でもそう考える必要はない。
その人は、そうすればいい。
でも、私はごめんだ。


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