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オレ流鰹のたたき
生の鰹が魚店に並ぶ時節であるが、鰹に目がない私は、近頃は晩酌の肴にその頻度が多くなっている。
今日も、生の柵を398円で落手。とても鮮度がよく、今年一番の代物に思われた。
帰宅後、薬味を刻む。
主役の味を引き立たせる大事な作業である。
故郷にいる頃は、父が藁焼きの鰹のたたきを作ってくれたが、爾来、あの旨味が忘れられなくなった。然るに、東京に居を転じて以来それも中々叶わぬ時を経て思いついたのが、オリーブオイルを全体にまぶし、その上からブラツクペッパーを振りかけ、バーナーで炙る方法である。
試行錯誤の末に辿り着いたが、まことに藁焼きに遜色ない味をたのしめて、酒がすすむ。
今日は、生とたたきのハーフ・アンド・ハーフに仕上げたが、どちらも舌鼓を打たせて止まなかった。
葱茗荷大葉ちらして初鰹
先年為した一句が思い出された。
動画↓
https://youtu.be/gOIKjlb_Qng
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