月命日とさくらんぼ
今日は、妻が逝ってから丁度ひと月、最初の月命日である。
あっという間という感じでもなく、時間がずれて流れている、とでも言うべきであろうか。これからも時間が刻み続けていく中で、少しずつこのずれが補正されていくのかもしれない。
昨日は母が、山形特産さくらんぼを送ってくれたので、彼女に供えた。果物が大好きで、さくらんぼは毎年ほとんど一人で食べるくらいの好物だったので、嬉々として頰張っていると思う。
さくらんぼ天国の妻笑みたゝへ
などと笑顔の彼女が目に浮かんだ。
上山市では、今年は霜が降りてさくらんぼは不作だと母が言っていた。農家の方々の苦労が報われる時期なだけに、心配である。
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