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フランス留学 (1)

こんばんは!皆さん元気ですか?

今回の投稿は、自己紹介の意味も込めて、数週間前まで滞在していたフランスでの留学について少しお話ししたいと思います。

ーなぜフランス?

 今から遡ること6年、私は外国語学習に力を入れている高校に進学しました。何となく英語を伸ばしたい!将来英語を使った仕事ができたらいいな!かっこいいじゃん!といった漠然とした目標を中学2年生の頃抱き、この高校に進学することを決めました。無事に入学試験に合格し、入学。その高校は英語だけではなく、第二外国語にも力を入れていた為、第二外国語を必須で選ぶ必要がありました。選択肢は中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、アラビア語でした。どの言語もとても魅力的で少し迷いましたが、その頃は国際機関で働きたい!と夢見ていた時期だったので、国際機関内での公用語の1つ、その中でも話者人口の多いフランス語を取ろうかなと考え始めました。それでも優柔不断な私は完全に決めきれず、母に相談することに。すると母は、自分の過去の話を始めました。彼女は大学受験でフランス語学部を第一志望にし合格の為に勉学に励んでいましたが、合格することが出来ず法学部に入学したのです。”お母さんの憧れの言語でもあるし、くれな(私)がフランス語を勉強したら私も嬉しい”といった話を母から聞き、フランス語を選択することを決意。この時の決断がフランス語との出会いであり、最終的に私が今回フランス留学を決めたきっかけとなりました。

 その高校での第二外国語の授業が始まってすぐ、私はフランス語のに恋に落ちました。これまであまり聞いたことも無く、なんて美しい言語なんだろう、音楽を聞いているみたい!と感じ、フランス語を選択して良かったと心から感じました。その後文法が徐々に難しくなり、他の勉強熱心な生徒に比べ、試験などではつまづきました。しかしフランスを言語として学ぶ授業だけではなく、フランスの文化や社会、政治、諸問題等について学ぶ授業を同時に履修し、どんどんフランスという国自体に興味を持つようになりました。

 3年前、現大学に入学。フランス語学部への進学も考えましたが、言語をメインで学ぶより、幅広い教養を身につけたいと思い、現在の国際関係学、地域研究が行える学部に入学しました。フランス語はもちろん続けたかった為、第二外国語として大学でも履修をし続けました。

 姉が大学の交換留学制度を利用して韓国に滞在していたことがあり、何となく海外で勉強してみたい!といった思いは高校の時から抱いていました。現在通っている大学は留学制度が非常に充実しており、この機会を利用するしかない!と思い、交換留学制度に応募することを決意。滞在先はいくつか自分で選ぶことができましたが、英語圏(アメリカやカナダ、イギリスなど)に留学することはなぜか全く眼中にありませんでした。留学するならヨーロッパ!フランス語圏だったら尚更いいじゃん!高校の時からずっと憧れてたフランスに住めるなんて夢見たい!と思い、フランスを第一志望で応募することに。しかし優柔不断な私は、他のヨーロッパの国かフランス、どちらを第一志望にするかを締め切り1時間前ギリギリまで考えまくっていました。悩みに悩み、やっぱりフランスだ!と1番最初に考えてたプランと直感に従って決意しました。

 フランスだからフランス語でしょ!というところなのですが、日常会話も出来ないのに、学術的なフランス語力なんて全くなく、授業をフランス語で取ることは自信がなかった為、英語でフランス留学といった何とも変わった留学をすることに。憧れの国フランスで英語で勉強できて、日常ではフランス語を使うことができるなんて、一石二鳥じゃん!と思い決意しました。無事に第一志望であったリールの交換留学先に合格。フランスのリールで交換留学生として1年間留学することとなりました。

 少し長くなってしまいましたが、私がなぜフランスを選んだかについてお話ししました!

 次回の投稿ではリールについて(街のこと、大学のこと等)お話ししたいと思います!