クレモチは如何にしてブロックでロボを作りしか その1 (ダイソープチブロック Advent Calender 2021 参加企画)

本稿では100円均一ダイソーのブロック玩具「プチブロック」を使ったオリジナルのロボの組み方をご紹介します。

ダイソープチブロック Advent Calender 2021 参加企画の3日目です。

ご挨拶

初めての投稿。どうも、クレモチと申します。
2021年の3月、DAISOの玩具売場でふと見つけたブロック玩具「プチブロック」に心を惹かれて早9か月。今日に至るまで色々な物を作り続け、夜な夜なtwitterにアップしている者です。

こんなのや
こんなの

街並みやスターウォーズの乗り物など、色々な種類を作ってきました。中でも一番多く作ったのはロボです。LEGOでロボ作りをする方は沢山おられると思いますが、プチブロックでもなかなか格好いいものが作れるんですよ。

こんな感じ

ロボづくりに興味がある方は、今すぐDAISOにダッシュしてプチブロックの「ロボットビルダーズ」シリーズを手にしていただきたい。
どんな種類があるかは上記リンクを参考にしていただくとして、ブロックで作るロボ玩具がわずか100円で手に入ります。いくつかセットを揃えた暁にはオリジナルでロボを組みたくなっていることでしょう。
何から揃えるかは、凄腕ビルダーFuterIsWhatWeAre(@FIWWA)さんのこちらの記事をご参照ください。

前置きが長くなりました。
「カッチョイイロボのレシピ」を紹介できればいいのですが、毎度行き当たりばったりで作っているので、自分の中にセオリーがありません。
そこで、クレモチはいつもどんな風にロボを組んでいるのか、その過程を書いていきます。
今回例に取るのはこちらのロボ。

ロボづくり…の前に考えたい3つのこと

さあ格好いいロボットを作ろう!といきなりブロックを触り始めても良いのですが、こんな風にしよう、と何となくでも目標を掲げると思います。
僕は大雑把に3つくらいのことを決めてから組み始めます。

方向性を定める

まず1つ目。作りたいものの方向性を定めまます。ただの「格好いいロボ」だと作るのが難しく「〇〇で格好いいロボ」を決めています。〇〇の部分は「シュッとした感じ」「ガシャンガシャン歩きそうな感じ」等、フワっとしている時もあれば「鳥足・逆関節」「細身で主人公的」等の具体的な時もあります。とにかく、これから作るものはどう格好いいのかを定めて自分に勢いをつけます。勢いが大事。
で、今回の例の方向性は「戦車っぽい感じ」でした。見たまんまですね。

色を考える

方向性が定まったら、次は色を決めています。ジョイント部分などのベースの色、外装パーツに使うメインの色、そしてポイントになる差し色です。在庫パーツを眺めながらじっくり決めます。中でも差し色は格好良さを決める大事な要素だと思います。差し色を活かせるようにベース色とメイン色を考えています。

なんか悪そうなロボ

写真のロボの場合、ジョイント部などのベース色はグレー。外装で多く使われるメイン色は白。差し色はあずき色です。あずき色をどれくらい使うのか、どこに使うのかで印象が大きく変わります。このバランスを整えるのが楽しいですね。
今回は戦車イメージなのでミリタリーカラーがいいでしょう。緑とか、黒とか。

大きさを決める

その後は大体の全高を決めます。全身のバランスを想像して、脚は00ポッチ・胴体は00ポッチ・頭は00ポッチ、とポッチ数で決めます。ポッチ数を決めると、全身のバランスが整いますし、限られたサイズの中でどう組むかという工夫が生まれたりします。いくつかロボを作っていくうちに好みのサイズ感が見つかると思います。
もし当初の想定よりも一部が大きくなってしまった際は、全体をサイズアップさせたりしています。
今回の例では脚が20ポッチ程度・胴体は8ポッチ程度・頭が3ポッチ程度と想定しました。

まとめ

以下が制作し始める前に考慮する3点です。

・制作の指針として、方向性を定める
・差し色を活かせるカラーを考える
・全体のバランスをみて大きさを決める

完全に自由に組むよりも、僕はある程度の縛りがある方が取り掛かりやすいのでこうしています。

おわりに

さて、意外と長くなってしまったので今回はここまでです。次回いよいよロボを組み始めます。
つづく!


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