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【寄稿】ただ歩いていただけで幸せになれた件

今日は友人のコジコジ子さんに寄稿していただきました!

この件です。昨日(11月21日)の出来事!

内容はもうお分かりだと思いますが、最後まで読んでいただくと、タイトルに納得していただけるはずです。

臨場感あふれるリポートです。是非是非、最後までお読みください!

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午前中の用を終え、霞が関から丸の内方面に帰るところでした。
千代田線に乗ってもいいのですが、時間的余裕&天気がよい&カロリー消費のため歩いて向かうことにしました。

日比谷公園の端っこ、つまり日比谷の交差点に差しかかると、たくさんの警察官が警備しています。

まぁ、皇居回りに警察官がたくさんいることはそう珍しいことではありません。

立て看板には「大嘗宮公開のため警備強化中」と書かれており、なるほど、今日から一般公開なのだなと思いました。

日比谷通りのお堀ぞいの道は皇居に向かう人に加えいつもの皇居ランナー、外国人観光客なども混じり平和です。

ただ15mごとくらいに警察官が立っているので、そんなに警備が必要か?は思いながらも深く気にはとめませんでした。

しかし二重橋の交差点にさしかかったときです。白バイが3台私の横を華麗に通り過ぎていきました。

「ん?」

そして、サイドカー付きの白バイが通過します。

「んん??」

サイドカー付きの白バイと言えば、最近パレードの中継でもよく見ましたので、ボーッとしていた私の脳内でもここでアラートが鳴りました。

「まさか。。。」


立ち止まって首をぐりんと右に向けると、、すぐ目の前にトヨタ・センチュリ~~~!!!

2台目にはあの御旗!!

黄色と赤の、あれ、めちゃくちゃ知ってるやつー!!

しかも窓が開いていて!あのお方のお姿が!!みえるぅーーーー(この間1秒)

笑顔の雅子さまでした。

(写真はイメージ)

「あああああああ」

まったく心の準備がなかった私ですが、慌てて右手を掲げて思い切り振りました。

手を振らなくてはいけないという動物的本能に突き動かされた動きでした。

令和に入って最も慌てた瞬間だったと思います。

私は歩いていたので、すぐ回りには誰もいない状況で、1人でした。

私が手を振ったことに気付いてくださったのでしょう、雅子さまはそれはもう輝くような笑顔で手を振って下さいました。(この間3秒くらい)

もちろん、走っている車の中からですし、少し先の交差点には待ち構えているおばさまたちなどもいましたので、私だけに、と思えたのは思い込みかも知れません。アイドルのコンサートで推しと目が合った!と言い張るファンみたいなものかもしれません。

しかし、先代の時代から、天皇陛下は沿道に1人でも国民がいれば手を振ってくださるらしい、と聞いていた私は、「本当だったんだ。。」と思いました。

(写真は皇居です)

少し歩みを進めると、そこで待ち構えていたおばさま達が雅子さまスマイルを浴び、それはもうきゃっきゃっとはしゃいでおりました。

「綺麗!!」「すてき!!」「美しい!!」「ラッキー!!」ーー。心から発される惜しみない賛辞に私もうなずきます。

(皇居馬場先門)

そして、呉羽さんへの速報LINEを送った次第です。
ご夫妻は伊勢神宮に参られるために東京駅に向かうところだったそうです。

そうアマテラス!!
ただ歩いているだけで幸せになれる日本、すばらしい。

<完>

by コジコジ子

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