ヒロシさんの訃報について

ヒロシさんが、9月25日に肺炎のため
この世を去りました。

２日前の23日には転売の動画をアップ。

その一週間前の17日には、
プライベートchにて、YouTubeから
警告のお知らせが来ており、
そのヒロシさんの生配信を
クレアも視聴していました。

本当に突然のことで、全く実感がわきません・・・。

ヒロシさんは時事ニュースをピックアップし、
ニュースを読みながら
自分の意見やみんなの反応を紹介していく。
という
このスタイルの動画を作った第一人者です。

動画では猫のvtuberが画面右下に映り、
引き込まれるようなトークで
解説をされていました。

「はい。皆さんこんにちはー！お疲れ様です。
ヒロシのプライベートチャンネルです。
サブ垢の方です。」
元気よく始まるヒロシさんの挨拶は、
毎日毎日、自分の心の中の
安心感になっていました。

コロナに陽性の疑いが出て、
死因は肺炎。

まさかヒロシさんまでもが
このウイルスの被害者になるとは、
夢にも思っていませんでした。

ヒロシさんがコロナについて言及した
最後の動画は８月３０日。
波物語フェスの動画の中でです。

ヒロシさん
「感染対策なんて建前だけでドン引き」
「これが本当に緊急事態宣言中ですか」
「いいねはできません」
「偏差値２ですか」

感染対策が全く取られていないことに対して、
呆れを通り越して笑いながら
ヒロシさん節でニュースを紹介。
感染対策の重要性を説いていたのが
とても印象的でした。

この動画以外にも、
マスク拒否のマスパセさん。
ワクチン反対派のタマホーム社長。
コロナ関係の動画も多々扱っていた
ヒロシさん自身が、
まさかコロナによって亡くなるとは、
本当に残念でなりません。

コロナの話題は気が重くなるものですが、
動画内では笑いを絶やさず、
いつも分かりやすく問題について解説してくれていました。

動画を通して、
クレア含めて多くの人を幸せに、
そして、生きる活力を
与えてくれたヒロシさんには
本当に感謝しかありません。

でも、そのヒロシさんはもう戻ってきません。

９月23日の動画が最後だったのです。

ヒロシさんの死は過去の出来事の
記録ではない。

クレアは１年前のセブンイレブン詐欺弁当
の動画からヒロシさんを知りました。

そこから１年間本当に多くのことを
学ばせて頂きました。

・暗いニュースでも明るく伝えることができること。
・人とのつながりを大切にすること。
・続けて伝え続けていくことの重要性。

何よりも、自分が辛かった時期
ヒロシさんの動画を見ると、
自然と気持ちが晴れていくのでした。

あなたもそういう経験はないでしょうか？

ヒロシさんの動画のおかげで、
日々を生き生きと過ごす事が
出来た人がたくさんいたのではないでしょうか？

ヒロシさんの動画のお陰で、
クレアは多くの成長をすることも出来ました。
ヒロシさんがやってきたことは、
未来もずっと残っていて
過去のものではないのです。

ヒロシさんが亡くなったことで、
もう新しい動画を見れないことに
失望しているかたも多いと思います。
でも、ヒロシさんがくれた楽しみは
辛かった自分や、疲れたときに活力をくれて
今の自分、これからの自分を
より良い方向へ変えてくれます。

そのヒロシさんの記録の一つとして
このノートを書きましたので、
読んで頂けたら嬉しいです。

【ヒロシさんの歴史】

ヒロシさんのチャンネルは、
最初は「ヒロシの時事ニュースチャンネル」
のみでした。

おけら先生との紛争の避難所として
「ヒロシのプライベートチャンネル」を
時事ニュースチャンネル開設から
約1年後に作りました。

プライベートチャンネルの特徴は、
冒頭で「失礼しまーす」と　
プシュっとお酒を開け、
飲みながらニュースを紹介すること。

ヒロシさんらしいスタイルで、
その飾らない姿にとても親近感が沸きました。

そしてヒロシさんと言えば、
一発撮りが信じられないくらいの軽快なトーク。
また、一発撮りならではのリアクション。
ヒロシさんが大笑いしたり怒ったりするのが
動画の魅力です。

テレビのニュースでは大きく取り扱わないけれど、
面白くてちょっとためになるネタを
いつも紹介してくれていました。

そんなヒロシさんの
印象的な動画シリーズといえば、
令和納豆でしょうか。

今ある最古の令和納豆動画は
2020年6月1日。　時事ニュースチャンネルにて
「令和納豆、ついに釈明文を公開へ！」
という動画です。

この動画では、J-CASTニュースの記事を引用し、
令和納豆の生涯無料パスポートが
理不尽に没収された経緯
無料定食しか頼んでいない、
看板を破壊したから、など
宮下社長の一方的な見解を説明。

「本当に看板壊したりした人いたのかな？」
と、店舗の外観を見ながら
わかりやすく解説してくれました。

コメントでも
「ヒロシは面白い話もってきますね。笑わせてもらいました。」
「待ってました！令和納豆ネタ！」
と、多くの人が動画を楽しんでいる様子が
伝わってきます。

その後も令和納豆の続報を
出し続けてくれたヒロシさんは、
宮下社長から直接、
誤解を説いてほしいと頼まれたこともあります。

誹謗中傷に耐えかねた宮下社長が、
ヒロシさんの発言力、拡散力で
事実を伝えて欲しいと
連絡してきたのです。

それほど、令和納豆事件において、
ヒロシさんは大きな影響力を持っていました。

そしてついに令和納豆に
納豆定食を食べに行った日。
宮下社長から「タチウチ釣りに行く」
と張り紙を貼られ、
逃げられたのはもはや伝説です。

宮下社長から動画で名指しで批判されたり、
気苦労も多かったと思いますが、
「令和納豆が一方的に不利になるから」と
発言を控え、
令和納豆を気遣う一面もありました。

宮下社長を笑い飛ばすような
ヒロシさんの姿勢は、
令和納豆動画をエンタメとして昇華させ、
たくさんの人を楽しませてくれたのです。

【楽しすぎたヒロシさんの生放送】

ヒロシさんは不定期ですが
生放送もされていました。

第一回目の放送は2020年2月29日。
初ライブとはいえ、視聴者は1000人を越え、
皆さんがヒロシさんとお話するのを
楽しみにしていたのが分かりました。

ライブはスタッフの岩さんと行います。
「いつもぼっちで人と話さないから緊張してる」
ヒロシさんの意外な発言が、
特に印象に残りました。

実際の生放送では、
とにかく美味しそうに呑む！
一緒に晩酌をしていた人も多いですよね。
いつもコメントが多いにも関わらず、
視聴者さんのことを一人一人よく覚えています。

ヒロシさんの生放送を見るたびに、
仲間内で集まって吞んでいるような
雰囲気があり、
元気なヒロシさんの姿が今でも思い浮かびます。

とても楽しく拝見し、
また、羨ましいとも思っていました。
実はクレアも一回だけ放送で
コメントをしたことがあります。

ヒロシさん「クレア、来てくれた！」

と言ってくれたのがとても嬉しかったです。

恥ずかしいのもあり、
毎回こっそり見ていたのですが、
こんなことになるのなら、
もっとコメントしたり、スパチャしたり
ヒロシさんとお話したかったです。

後になって、とても後悔しました。

【ヒロシさんが残してくれたもの】

やっぱりクレアにとっては、
視聴者さんとの縁です。

クレアの初投稿から4日後。
ヒロシさんが
Twitterで動画を紹介してくれました。
そしてこう声をかけてくれました。

「すぐに万人行くと思う！頑張れ！」

ヒロシさんのファンであるクレアには、
本当に信じられない出来事でした。

動画にコメントをくれたこともあります。
クレアが、
「サムネに悩んでいる」と相談したら、
「クレアをサムネに入れたらいんじゃないかな」
とアドバイスをくれました。
今のサムネは
ヒロシさんのアイディアから生まれたものです。

ヒロシさんが動画にコメントをくれると
みんなのコメントも一気に沸き立ちました。

そして、ヒロシさんが紹介してくれたからこそ、
クレアを知ってくれた人がたくさんいます。

今回の訃報を受けて
「ヒロシさんがクレアさんのことを話していて知りました。」
「ヒロシさんの関連動画から知りました。」
「ヒロシさんのTwitterから知りました。」
というコメントを皆さんから頂いて、
改めてヒロシさんが繋いでくれた
縁の大きさを知りました。

ヒロシさんに報いるためにも
“これからも頑張らなきゃいけない。”
改めてそう思いました。

一人だったら早々に投稿は
やめていたかもしれない。
続けさせてくれたのは、
ヒロシさんがくれたこの縁なので。

ヒロシさんがしていた、
視聴者さんを大切にして、
疲れた日に笑いを提供できるような配信者。
まだまだ、ヒロシさんのように
上手く話すことはできないのですが、
少しでも多くの人に笑顔届けられれば
幸いです。

【ヒロシさんが変えてくれた。】

最後に。
ヒロシさんの命を奪ったとされる
新型コロナウイルスについて。

実はクレアはワクチンを
受けるつもりがありませんでした。

動画内では、
マスパセさんやコロナを軽く見る人たちに
反対する立場を示しておきながらなんだ、
と思われるかたもいらっしゃると思います。

クレアは全身性エリテマトーデスという
難病を患っております。

健常者よりも、ワクチンが身体に与える影響が
より未知数
という状況にありました。

コロナに罹ってしまえば重篤化する可能性も高く、
しかし、クレアはそれ以上に
目先の副反応に耐えられるか？
が恐く、
非常に迷っていました。

ただの風邪や怪我も
健常者より治るのに時間かかるのに
「副反応何日つらいんだろう？」
「動画は？何日休むんだろう？」
「危なくなったら病院は入れるのかな？」
「一人で大丈夫かな？」

副反応への不安が、正直かなり大きかったです。

現在ほぼ外出しないで生活をしています。
感染リスクの少ない生活のため、
接種はいらないのではないか？と
自分の中では至っていました。
（主治医は、推奨だが私の生活状況ならばいらないかもしれないと）

しかし
今回、ヒロシさんの急死を受け、
改めてコロナの恐ろしさを思い知り
ワクチンを受けることを決意しました。

若い人や健常者の方
忙しい仕事をされている方
自分は外にほぼ出ないため
関係が無いと思っている方でも
コロナを侮らずに
不調を感じましたら、
念のためお仕事をお休みしたり、
病院を受診をしたりなどしてほしいです。

そして出来るだけ
感染リスクを抑えて頂けたら幸いです。

このノートをここまで読んでくださった方は、
クレアの大切な視聴者さんです。
元気で生き生きとした生活を
送って頂きたいです。

【最後に】

クレアも皆さんと同じく、
ヒロシさんのファンの一人です。
急に亡くなってしまった悲しみは、
本当に深いです。
「もっとコメントしたかった」
「コラボもしたかった」
「美味しいものを贈りたかった」
あの時ああすれば良かった。
こうすれば良かった。

もう過去には戻れないのです。
だからこそ、今・そして未来を
大切に生きて行きたい。
とさらに思うようになりました。

ヒロシさんはきっと天国で、
笑ってお酒を飲んでいるでしょう。
また、残された人には
くよくよしないで欲しいと思っているでしょう。

いつもヒロシさんがそうしてくれたように、
笑って毎日を過ごすこと。
前にすすめるよう、
今回ノートを納めさせて頂きました。

皆さんもクレアも、
後悔しない毎日が過ごせますように。

以上。
ヒロシさんのご冥福を
心よりお祈り申し上げます。