10月22日の #気になる新刊 1 久禮亮太/フラヌール書店店主 2021年11月8日 14:34 『自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界』は、「女の子」が直面する社会の見え方として広く読まれる文脈に組み込みたい。訳者の仕事つながりでも棚ができそう。 日本近代史におけるアナキズムと女性〜現代フェミニズムへ、書店の陳列を接続することもできそう。 『ケアリング・リーダーシップ』は版元アルクというのが、ビジネス棚に正しく置かれるかどうかのネックになりそう。気をつけたいところ。 『RE-END』は、《テクノロジー×ウェルビーイング》というテーマ性のつながりで、『働くことの人類学』黒鳥社やwired系の書籍と並べておきたいところ。 『知能低下の人類史』は、青土社/ニコラス・カー『ウェブに夢見るバカ』『ネット・バカ』がロングセラーだったことを考えると、要注意かも。 フィルムアート社の『〜の101のアイデア』シリーズはビジネス書コーナーでうまく売りたい。 新刊ではなくたまたま釣れた既刊だけど『日本語文章チェック事典』が実用的でいいかもしれない。ビジネスの棚前平台などにそっと。 #気になる新刊 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート