11月16日の #気になる新刊

画像1 新刊ではないけれど、訳者つながりで『30年目の待ち合わせ』を再発見できたのはなかなかよかったのではないでしょうか。実は長く何度も積み直せる良い小説なのではないかと思います。
画像2 『味の台湾』は良いですね。焦桐は現代詩の人で、詩集『完全強壮レシピ』は権力や性欲などある種グロテスクな人間性を料理本仕立てで「食べ尽くす」というものでした。単なる台湾食文化紀行では終わらなさそうです。
画像3 10代の子たちのための書棚、いわゆるYA小説だけでなく、書店ジャンルを丸ごと内包した棚があるといいと思うんです。
画像4 『かぼちゃの馬車事件』は、不動産投資の棚にちょっと挿してあるといいかもしれませんね。
画像5 加速主義的な世界に対する「遅れ」の思想……というテーマは面白そうです。
画像6 『世界天才紀行』『世界しあわせ紀行』は「自由で場所に縛られないワーク/ライフ・スタイル」といった文脈で積み直せそう。
画像7 人間を様々な動物たちと同じ生物進化の中で捉える視点と、人間の進化によって自然のレジリエンスの閾値を超えてしまった「人新世」の視点。セットで考えていく。
画像8 「時間をめぐる思索」「論理学を知る」「さまざまなルーツを持つ日本語話者たち」など、棚文脈として生かしたいテーマがいろいろ出てきます。
画像9 ブルーバックスは隠れ名著たくさん掘り出せます。
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