10月15日の #気になる新刊

画像1 『空鉄』と吉田初三郎的な鳥瞰図によるコーナー展開すると面白そう。
画像2 『嫌われる勇気』で広く知られるようになったアドラー心理学、ビジネス書と生活実用書のクロスオーバーに役立てたい。『知識は身体からできている』は、身体論(脳中心の人間観、知能研究に対して、身体の全体的協働や身体と環境の相互作用として現れる知性について考える棚文脈)の大注目ニューカマー。
画像3 アクティヴ・メジャーズとは、日本語で「積極工作」。諜報員・協力者が相手組織に潜入、あるいは働きかけて、こちらが望む方向へ誘導していく秘密工作。情報の歴史という視点だけでなく、米ソ諜報戦争の裏側のノンフィクションとして面白そう。
画像4 ミステリー作家古野まほろは元警察官(かなりキャリア組)だったとか。小説とは別軸で警察ルポルタージュ面白い。
画像5 中公新書の新刊、力がこもっている
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画像7 ウェッジの近代文学、短歌俳句は要チェック(とくに文庫既刊)
画像8 『フットボーラー独学術』はビジネス書としてもいけるのでは。「…語学などサッカースキル以外の『学ぶ技法を学ぶ術』を持っていたからだ。 本書ではサッカー業界の様々な仕組み、流れを紹介しながら、サッカー選手として、そして引退後、社会で生きていくための技法を公開」
画像9 畑中章宏さんの本は、津波、コロナと、日本人が直面した現代の大きな出来事と過去への射程の長い民俗学の掛け算が面白いですね。
画像10 『結婚の深層』が面白そう。「結婚は〈幸福〉への道ではなく、伴侶が対決しつつ歩む〈自己実現〉への厳しい道の一つであると説く、大胆でラディカルな書。」「結婚というものはそもそも快適でも調和的でもなく、むしろそれは、個人が自分自身およびその伴侶と近づきになり、愛と拒絶をもって相手にぶつかり、こうして、自分自身と、世界、善、悪、高み、そして深さを知ることを学ぶ個性化の場なのである。」
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画像12 アルケミスト双書はたくさんならべてミステリアスな世界観を作り出すのが面白いですよね。書店の一角だけでもブッククラブ回のような《奇想の小部屋》をつくると楽しそう。
画像13 雑誌『コトノネ』掲載記事からの『障害をしゃべろう!』は、雑誌『ヨレヨレ』からの書籍化を思い出します。ちくま文庫『へろへろ』鹿子裕文を並べてみるといいかも。
画像14 森崎和江〜樹村みのりの岩波文庫復刊は、現代的なフェミニズムの棚に入れてしまうのがいいかも。

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