見出し画像

NBA 前半戦順位予想 WEST編

開幕前予想では、1,2位グループをジャズ、クリッパーズにして、3,4位グループをナゲッツ、ウォーリアーズにしてたと思う。で、サンズは基本的に高評価だけど、ファイナルのダメージで主力は怪我するだろうからそれ次第という予想をしていたはず。レイカーズはまぁ5位か6位と思ってました。以下、前半終了時点の順位表。

・1位 フェニックス・サンズ

シーズン序盤にデビン・ブッカーが負傷離脱したときは、予想通りじゃないかと思ったが、序盤もたついたもののチーム記録の18連勝を飾るなど絶好調の前半戦。もしかして怪我は関係なかったんですか?正直に言って選手層は薄いのではないかと思っていたが、試合を重ねるごとにシャメットもマギーも仕事するようになって大きな不安はなくなった。何より、昨季のファイナルを経験した影響なのか、選手たちに自信を感じる。ブリッジスとかキャム・ジョンソンは素晴らしいね。さらに驚きなのは、クリス・ポールのゲームコントロール。バスケットボールの何もかもを知っていて、成長の余地なんかないはずのポイントゴッドがさらに深みのあるゲームメイクをしている。どれだけ成長したとしても学ぶことがないということはないんですね。バスケットボールの奥深さを堪能させてもらってます。しかし、オールスター直前に2ヶ月ほど離脱する怪我を負ったとのこと。後半戦及びプレイオフに一抹の不安を感じさせるが、2位ウォーリアーズとのゲーム差は6.5ゲーム開いているので、よほどのことがない限り第一シードを獲得すると思う。怪我で4位にも入らない可能性があるとか先見の明がない奴もいたもんだぜ。盤石ですよ、モンティさん率いるサンズは。プレイオフに期待です。

・2位 ゴールデンステート・ウォーリアーズ

去年の成績から考えて、チーム力はそこまで高くないと予想していた。オッド・ポーター、ビエリッツァ、イグダラ、ルーキー二人が補強の主なところ。ウェスタンの勢力図を塗り替えるほどではないかなと。クレイ・トンプソンが復帰するまでは買ったり負けたりを繰り返すだろう、そう思っていた。しかし、ウィギンズの成長を筆頭に、ジョーダン・プール、ゲイリー・ペイトン2世、デイミアン・リーも予想外に成長していた。ペイトン2世はカリーに試合中怒られてるけど。また、ルーキーのクミンガは信じがたい身体能力を有していて、もう少しバスケットボールそのものがうまくなれば今後大化けするような予感を感じさせてくれている。ただ、チーム状況としてはドレイモンドの負傷離脱以降は不安定。私見ではセンターの補強が必要なのではないかなと思うものの、このチームのセンターは難しい役割が与えられているため、なかなかふさわしい人材がいない。今季に間に合うならワイズマンがキープレーヤーとなる気はする。帰ってこなくてもそれなりだとは思う。でも、一番大事なことで忘れていたことだけど、スプラッシュブラザーズって強烈ですよね。

・3位 メンフィス・グリズリーズ

予想できた人いた?昨季のプレーオフでジャ・モラントの凄さは分かったけど、NBAだから2年目のジンクスに苦しむと思ってました。まぁ試合中の声の出し方とか見ても、こいつは既に大物ですよ。他のチームの誰だかのユニフォーム着てサインもらいにきた子供を追い返すところもフランチャイズプレーヤーとしての自覚を感じる。名前を忘れたけど、3Pシューターもしっかり育てていて、プレイオフでも台風の目になりそう。私が大好きなアダムスもいるしね。

・4位 ユタ・ジャズ

意外と強くなかったなぁ。メンバーを見る限りは実力者揃いだけど。見た試合の中ではジョーダン・クラークソンがいい感じに活躍してて、ミッチェルとかゴベアの負担を減らしてるように見えた。悪そうな要素がないのに3位というのはチームのポテンシャルの限界なのかもしれない。ゴベアとミッチェルの不仲説も出てきてることを考えると後半戦はちょっと心配。

・5位以下で気になるチーム

マブスはドンチッチとポルジンギスの組み合わせが明らかに悪かったけど、ポルにスタッツを残させてトレードするというファインプレーをしたんで、後半戦は良くなるかもしれない。フロントのヤバさが噂になってたけど、これはマブスフロントのファインプレイだと思う。
ナゲッツはマイケル・ポーターJrの負傷で苦しむかなと思ったけど、ジャマール・マレー不在でも奮闘して6位。背が高いメンバーが揃ってて、対戦相手は苦労すると思う。ウォーリアーズには相性良さそう。
クリッパーズが7位というのは意外中の意外だったけど、ポール・ジョージまで怪我したらちょっともうどうしようもないです。今季をどう使うかの方が問題になってきてしまった。1位か2位になると思ったんだけどなぁ。昨季のプレーオフでポール・ジョージ凄かったじゃないですか?とうとう断固たる決意をしたんだと思ったんですよ。

・番外 ロサンゼルス・レイカーズ

率直に、ラスとカーメロとディアンドレを獲った段階で危ういなとは思ってた。フランク・ボーゲルはディフェンスの指導に定評のある監督。ディアンドレはまだしも、ラスとカーメロというのはディフェンスに難のある選手。ただ、今季の印象ではラスもカーメロも一生懸命ディフェンスしてる。1on1の場面では。ただし、チームディフェンスとなるとそれはやり方をよく分からない二人。しっかり弱点を突かれてる。ラスもカーメロも派手な得点を決めてアナウンサーも絶叫するわけだが、その5秒後には「同じ2点だピョン」失点をして気づけば負けている。アンソニー・デービスが怪我をして離脱しとも影響しているが、これだけのメンバーを揃えて前半戦31敗は流石に負け過ぎ。このあとミラクルレイカーズになるかもしれないが、今のままだとプレイイントーナメント経由のプレイオフで、ベテラン揃いのチームには厳しい。

・後半戦の注目

上位はもうほとんど動かないと思う。注目はプレイイントーナメントにどこが参加することになるか。LAの2チームとウルブスが有力候補。LAの2チームがこんなに低迷するとは流石に予想してなかった。それでもチームの歯車が噛み合えばという2チームなんで後半のドラマに期待しましょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?