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写真サークル運営〜好きなことを10年続られた理由と結果

みなさんには、コツコツ続けていることや、これから続けていこうと思っていることはありますか?

私は恥ずかしながら、ほとんどのことを「続けられない」側の人間なのですが(例:ゴルフ、釣りなど手を出した趣味は山ほど)1つだけ続けていることがあります。それが、camell(旧カメラガールズ)という写真サークルです。

2013年に設立して、もう11年が経ちました。
最初は趣味から始まり、それが仕事になり、大きくなり。うまくいっているのか?儲かっているのか?というと、まあマイナスの年もあればプラスの年もそれ以上にある(笑)というくらいで、なんとか生きてる感じです。決して順風満帆ではないけれど。

でも、これってボランティアでもやる?たった一人でもやる?

そう聞かれれば、100%答えはYesです。
本心で言えば、これが事業でも、趣味でもどちらでもいいとすら思います。いや、もっというと趣味でやっていた方が楽しいかもしれないです。事業にすると大変さがマシマシ。ただ事業にした方ができることが大きくなるし、喜びを分かち合える仲間がいるという感じでいいこともある。

まあその辺りはまた書くとして・・・私はボランティアでもやると言い切れるほど "この写真サークルの運営に自分の人生を捧げたい"と思ったんです。 そう思った理由、エピソードがあるので、今回はそれについて書いてみます。

時は2015年、一人の女性との出会い

当時開催していた写るんですコラボイベント

カメラ女子サークル・カメラガールズを運営して2年目のこと。この時、参加してくれているメンバー数は800人。今も相変わらずやっている『フォトウォーク』を、当時も定期的に開催していました。

フォトウォークに参加してくれていたメンバーの中で、気になる人がひとり。そのかたはいつも帽子をかぶっていて、毎回私が作るイベントに熱心に参加してくれてました。何度も参加してくれているうちに私も名前や顔も覚えて、facebookでメッセージをやり取りする仲になりました。

懐かしのイベント風景

そして、ある日いつもの通りフォトウォークを開催した、夜のこと。
今日も楽しかったなとホッと一息ついていたら、その方からメッセージが。

そのメッセージには、
本人が末期癌であること。
その状態でもカメラは趣味として楽しめたこと。
そして、カメラガールズのイベントは楽しくて、生き甲斐になっているということ。
最後には「ありがとう」という内容の文章が長文で送られてきました。


その瞬間、私の何かがボン!!!と燃えました。この活動をやってよかった、と初めて強く思いました。
もしかしたら、その方が癌だったから? 偽善的? なんて思う方もいるかもしれませんが、でもそうじゃなくて、私の中で「ひとの人生に貢献できた」ということがすごく嬉しかったんだと思います。

私が好きで始めたことが少しでも、その方のためになっていて、人生にちょっとだけ影響を与えていた。そんな体験は、本当に身体の奥が痺れる感覚というか、脳が震える感じというか、、、
私が生み出したことで、誰かが幸せを感じてくれている。
それは本当に衝撃で、底辺だったクソみたいな私(本当に笑)が、人の役に立ててたのか!って、すごく嬉しくて。。

これは余談ですがその時に書いた記事があって、
https://www.camera-girls.net/magazine/interview/post-3998/
黒歴史的なひどい文章ですが、今と言っていることはほぼ変わらない。きっとその体験が私にとって明確で大きな『自分軸』となったんだと思っています。

好きなことを続けるには、喜んでくれる人が必要なのかもしれない

私が過去、自分の人生を振り返ってみるといつも自分のことでいっぱいいっぱいで、誰かを喜ばせるなんて考えてこともありませんでした。
ギャルサーもそう、カメラガールズもそうで、自分が楽しいと思って始めたこと。好きでやっていたこと。ただそれだけ。

それが、なんと「ありがとう」って言われた。これまで友達でもなかった人、これまで関係がなかった人に「ありがとう」なんて言われることって、、ほとんどないんですよね!!!

この体験が、私の『これをずっと、やりたい!』と思い続ける〜私の芯から活力が生まれ続ける〜理由なのだと思っています。

私に限らず、誰かのために?とかを考えずにやっていることが、結果的に誰かを幸せにするにつながること、これってどんなことでも絶対あるよなって思っていて。
しかもそれが自分の好きなことなら、最高だよね!

誰かが喜んでくれるから、頑張れる。
ありがとうと言われるから、頑張れる。あるいは、喜んでくれた人がいたから、続けられるのかもしれないけれど。


やっぱりリアル大事じゃね?

こんなブログを書いていて、ふと思ったこと。
仮にそのかたとリアルに合わず、フォロワーとかSNSだけの関係だったら同じこと思っててかなー?という疑問。

なんかそれって、違う気がして。
やっぱ顔を合わせて、生の会話をして、そこに存在をリアルに感じて、だからこそ「ありがとう」 って言葉が自分にとってすごく大きくて、嬉しかったんじゃないかなって思う。

やっぱ、どんだけオンラインが発達したって、リアルに勝る喜びはないと、私は思います。昭和かな?笑

そして・・・
好きなことを続けて、お礼を言われて、しびレル!
そんな体験をいろんな人にして欲しいいなーーーー。って思います。
そんな意味でサークルって人のリアルな集まりだし、同じ趣味だから集まって会話もしやすいし、自分も好きなら超楽しいし、、
めちゃくちゃ活動としておすすめ。
絵とか電車とかお茶とか釣りとか、(もうあるかもだけど)いろんな趣味があるから、趣味を軸にしたサークルって無限大で、いいと思うんだよね。

カメラサークルだって、もっと地域ベースとか、被写体ベースでやってみたら面白いと思う!

仕事にしなくても趣味でもいいし、仕事にしたかったらしてもいい。
とにかく、リアルを軸にしたサークル活動は、自分にとってすごく嬉しいこと、幸せを感じられる出来事が多くあると思う!!

フォロワーを追っかけるよりは、ずいぶん楽しいと私は思うんだよなあ。

ほんと私は、サークルってリアルな集合体を作ってマジでよかったなって、幸せだなって思っています。



って話でした。最後まで読んでくれてありがと!!!☺️

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