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綺麗になりたい

いつまでも綺麗でいたいと思う気持ちは誰にでもあると思います。
しかし綺麗でいるとは大変な事で、髪に気を配り、お化粧をし、オシャレをし…それがかつては本当に楽しくて、四六時中美容とオシャレの事を考えていたのに三十路を過ぎてからはどうやっても二十歳そこそこの頃のツヤツヤな綺麗さは失われていくのを自覚しました。

美魔女を目指したい!と息巻いた事もありましたが、仕事と家事と育児に追われ家計を預かる身では自分に中々時間とお金はかけられず…でも今どきの女性はママだってみんな身綺麗で保育園の送り迎えをするだけで私も頑張ろうと奮い立っていました。

しかしたまに張り切ってオシャレをしてその時は大満足しても、しばらくすると疲れ果ててしまう自分に気付きました。

デパコスも好きなブランドもかつてほど私をときめかせてくれません。

なんでだろう?

疲れてるだけかなと思ったのですが、段々私の中で美の基準が変わっていっていた結果でした。

私が女性が本当に美しくて綺麗だなと思う瞬間は、その人が他者に愛を注いでいる瞬間です。
化粧っ気がなくても、部屋着でも髪がボサボサでも、自分以外の人を愛してる人は本当に綺麗。見た目の造形というより中身からキラキラ発光している感じがします。

つまり見た目重視だった美しさから、内面から醸し出される美しさに価値を感じるようになったのです。

ナチュラルな暮らしを心がけてからは薄化粧かつ着飾らない事に心地良さを感じています。
清潔感があってこざっぱりした自分でいるとどこにだって行けるし、なんだってできるという気楽な気分になれます。

もちろん、今もオシャレする事も好きです。でもやっぱり張り切ってしまうとどこか自分を作っているようで疲れるので、内面含めて私らしい綺麗さをゆっくり探してみるつもりです。
そのためにもまずは夫にもう少し優しくしたいと思います(笑)

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