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デザイン・アート◁-◁-イベントレポート集

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デザインやアート関連のトークイベント中心の記録です。
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クリスチャン・ボルタンスキー の逝去に寄せて。

2021年7月14日、現在美術家のクリスチャン・ボルタンスキーが逝去されたというニュースが駆け巡った。76歳だったそうだ。 2019年には、日本での過去最大規模となる回顧展として、大阪の国立国際美術館から、東京は国立新美術館へと巡回。その同時期に、エスパス ルイ・ヴィトン東京でも映像作品が展示された。 その時の感想をSNSから抜粋する形にはなるが、ここに記録したい。 追悼の形として、ご冥福をお祈りいたします。 ------------------ クリスチャン・ボル

“占い”の未来や新時代の役割とは。 -鏡リュウジも出演「占いギャザリング」レポート-

一年で一番日の入りが長く、太陽のエネルギーが強いとされる「夏至」の日。占いや占星術界隈では、春分に続き、節目として大きく取り扱ってきた。 そんな2021年の夏至。6月21日(月)に、占星術研究家の鏡リュウジやSUGARをはじめ、28人の出演者がリレー形式で“占い”に関するトークを繰り広げる『URANAI gathering #1  ー占いの現在・過去・未来ー』が開催。 朝の10時から夜の19時過ぎまで、9時間(!)の生配信を行い、平日にも関わらず、常時200人以上が閲覧す

【コラムを書きました!】映画『美少女戦士セーラームーンR』が傑作たる理由 過去への救済とリベンジ、月野うさぎの存在意義 https://kai-you.net/article/79245 人気投票で第1位。幾原邦彦さんが監督したシリーズ初の劇場版。

昨年末のお仕事になりますが、イラストレーターの中村佑介さんに取材しました。https://realsound.jp/book/2020/11/post-652892.html 漫画家を諦められなかった/アジカンジャケに戦略はない/存在をダサくしたい/竹久夢二・林静一美人画系譜/"可愛い女の子"という記号/情緒や共感がない

『大塚幸代さんがもういないのを知った日』(16/3/31初出)(文:こたにな々)

この文章はフリーライターの大塚幸代さんが亡くなった1年後に私が別の場所で書いたものです。大塚さんが亡くなってから2018年3月30日で3年が経ちます。私はまだ彼女を想っていたいので、文章をここに再掲載致します。本当に個人的な文章ですが、良ければ皆様のそれぞれの思い出と共にお読み下さい。 元リンク:http://poetorium.hatenadiary.jp/entry/2016/03/31/210000 ---------------------------------

夏でもジャケットを脱がない中村佑介と、どこでもクロックスでやって来る武田砂鉄(文:こたにな々)

「わたしのかたち 中村佑介対談集(青土社)」を刊行した イラストレーター中村佑介 と「コンプレックス文化論(文藝春秋)」を刊行した ライター武田砂鉄 による、トークイベントに行ってきました。-------------------------2017.08.11 青山ブックセンター (久しぶりに中村さんに顔を見せに行こう!)みたいな軽い気持ちで、武田砂鉄さんの事は何も分からないまま会場に赴いたのですが... ◆中村さんがおなじみの女の子のような高い声で「こん