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『松本民芸家具と暮らしの器展』スリップウェア。

2015.10.13

おはようございます。

昨日もたくさんのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。
先日、NHKのBSプレミアムの「美の壺」でも取り上げられたスリップウェア。今回は5組の作り手のスリップウェアが会場に並んでいます。

まずは、静岡県伊東市在住の齊藤十郎さん。
齊藤十郎さんは熊本県の小代焼ふもと窯 井上泰秋氏と鳥取県の岩井窯 山本教行氏に師事しました。
十郎さんの作るスリップウェア。
カレー皿(2枚目の画像)は定評高く、とても使いやすいです。
カレー以外にも、パスタや揚げ物とサラダのワンプレートでも使いやすいです。丸小皿や楕円の取皿、ギザギザ模様のイッチン皿や湯呑みなど並んでいます。

神戸市在住のつくも窯 十場天伸さん。
高校で陶芸の基礎を学び、その時に初めてみたスリップウェアに魅了され、ほぼ独学で取り組まれた
十場さんのスリップウェア。角皿や楕円皿、大きさも色々と揃っています。
耐熱のスリップウェアは直火にかけれます。

熊本県の小代焼ふもと窯 井上尚之さんのスリップウェア。
角皿、楕円鉢など色々と揃っています。
尚之さんのスリップウェアはオーブンでもお使いいただけます。
ロクロ成形のうつわもとても使い勝手のよいものが多いです。

エッグベーカーでおなじみの、島根県玉造温泉の近くにある湯町窯。
黄釉や海鼠釉がとてもきれいです。
昨今のスリップウェアの人気が高まる以前から作り続けられている
湯町窯のスリップウェア。
マグや小皿、角皿などもあります。

先日、在店してくださいました三重県在住のやまぽたこと山口和声さんの
スリップウェア。
鳥取県の岩井窯 山本教行氏に師事。齊藤十郎さんの弟弟子になります。
タタラ板に使う粘土でつくる化粧土で描かれたスリップウェアは
まるでロウ抜きしているようにも見えます。
象嵌やイッチンのうつわもたくさん並んでいます。

ざっとご紹介させていただきましたが、どの作り手も本当にたくさんのうつわをご用意してくださっています。
柄も色々、形も色々。きっとお気に入りのうつわが見つかるはず。
ゆっくりと、一枚一枚お手にとってご覧くださいませ。

今日も皆様のお越しをお待ちしております。