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三人展より「松崎修さんの仕事」。

2015.06.11

こんばんは。

今日から三人展は二週目にはいりました。
昨日のブログにも書きましたが、陳列も色々と変えてみましたので
ぜひ、会場にお越しくださいね。

さて、今日は松崎修さんの仕事をご紹介!!
と思いSDカードを差し込んでも、なぜかerror・・・
すいません。
画像が一枚しかありません。

画像は二段重です。
松崎さんの仕事は「刳りもの」といって、木の塊を刳り貫きながら
成形していく根気のいる仕事です。
木の保護剤として最終的に漆を塗るので「木漆」とも言われます。

刳りものという仕事は一気に進めることが出来ず、少し木を掘り
大気に触れさせて狂いを出させてから、また掘り進めるといった
感じで、幾つもの形が同時進行で進んでいます。

形が整ったら漆を塗りますが、これも漆器のように磨きを強くせず
漆も厚めに塗ってあります。
厚めの漆を何度も塗ることで、塗膜に強度が増し、長くお使いいただけます。
水につけっぱなしはダメですが、水気のあるものでも、油物でも
冷たいものも、温かいものも、なんでも盛り付けてご愛用いただけます。

会場には、お皿や鉢、豆皿などいろいろな形の木漆が揃っています。
ぜひ、会場で実際にお手にとっていてください。

明日も皆様のお越しをお待ちしております。