思い思われ…


私は日本のメーカーのお化粧品を昔から愛用しています。中でも資生堂とカネボウがお気に入りです。スキンケアがとても好きで、画像はベネフィークの化粧水と乳液で毎朝使っているものです。けれど今日はお化粧品の話ではありません。

クレ・ド・ポー、トワニー、ベネフィークなどの基礎化粧品やカラフルなメイク道具を私は愛用していますが、これらは私の給料ではとても揃えられるものではありません。

ではどうやって手に入れているのか。

私には素敵な叔母さんがいます。若い頃にフランスやニューヨークでメイクの勉強をしてきた方で、プロフェッショナルな方です。その方が私のことを好いてくださって、いつもこのような高級なお化粧品を送ってくださるのです。

[スノービューティーホワイトニングスキンケアパウダー 右側が今年のもので左側が昨年のものです 私は寝る前につけて美白を促しています]


その方の回りにはたくさんの人がいるのですが、その中でどうして私を可愛がってくれるのかはわかりません。

私がその方にできるお返しといえば、時間のない彼女に時短のレシピを教えたり、落ち込んでいるときに励ましたり、ネットで買い物をしてあげることくらいです。

私たちはよく電話をして、お互いの向上のための話をします。どうすれば自分を向上させられるのか、とか、健康的な料理のレシピの話とか、時間の使い方など。

私は学生の頃から自分の考えをはっきり持っている人だったので好意を持たれたのかもしれません。気づくととても仲良しになっていました。

仲良しといっても目上の方なので、マナーには気を付けています。
着信が残っていたときにはかけ直し、メールが届いたらきちんと返信をして、手紙が届いたら手紙を返して、と。当たり前のことですがとても大切なことです。

高級なお化粧品が届くたびに、どうして私に…と考えますが、もしかすると単純に私が叔母さんを好きだという気持ちが伝わっているからかもしれません。

そもそも資生堂、カネボウが好きな理由は叔母さんがそれにまつわる仕事をしているからなのです。

好き、という気持ちがお互い通じあって、欲しいもの、必要なものを交換し合う。それだけのことがこんなに素敵な日常をくれる。

好きな人からもらったものだから商品以上の価値がある。毎朝、毎晩、送ってくださった方のことを思い浮かべながらお化粧をする裕福な気持ち。

人を好きになること、好きになってもらうことは、実質メリットがありますし、何よりも気持ちがとても裕福になります。

後で詳しく書きますが、信じられないことに、私はこれまでの職場も今住んでいる家も、人からの好意だけで得たものです。

周りの人の好意がなければ私は氷河期の荒波に巻き込まれて、どんな生活を送っていたのか知れないほどです。

自分にできることをしてあげること、そして人を好きになることが、こんなにも自分を助けたことにいつも驚いています。まことに情けは人の為ならず、ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?