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小さな赤いバラ……☆☆

今日は3満を避けるために、妹とヘルパーさんに猫のクララを爪切りに連れて行ってもらいました。

私はひとりでお昼の買い出しにケンタッキーに行きました。

時間が早かったので、野の花の写真を撮りながら歩いていたら、駐車場のわきの植え込みに小さな赤いバラが咲いていました。

妹は知らないところに行くのが苦手なので、前回一度ヘルパーさんと三人で動物病院に爪切りに行きました。

その前までは私がひとりで肩から背負っていきました。

クララは4キロくらいあるので、首が痛くて手のしびれのある私には徒歩20分の動物病院は遠くてつらかった。

障害者のサービスは日常生活の中で社会参加に必要な外出の支援に利用してよいことになっている。

介護保険では外出はほとんどできないから、まだ高齢者ではない妹を外出させるために、障害者のサービスで使えるものは利用しようと調べた。

妹には精神的な不安があって、外出先でパニックを起こすことがあるので、外出には見守りが必要なので、外周の機会が病院以外にほとんどない。

デイサービスは食物アレルギーが多すぎて利用できないから、なにか利用できるサービスはないものかと調べたら、介護保険と障害者のサービスは併用できる、と書いてあった。

ケアマネ協議会にも確認してから障害福祉課に相談に行ったから、きちんと説明してサービスを利用できることになった。

このときほど、自分がケアマネでよかったと思ったことはない。

自分が障害者だったから障害者のサービスの知識もあったのだと思うと、障害者に生まれたことも神さまが私に与えて下さった賜物だと思った。

ほんとうに神さまは乗り越えられない試練は与えないのかもしれない、と感じた。

妹が歩けなくなって5年、介護保険と傷害者のサービスを併用しながら在宅で生活できているのは、ケアマネさんをはじめとして、妹と私の生活を支えて下さっているみなさんのおかげだ。

だから、私は野の花を眺める気持ちになれるのだと思う。

小さな赤いバラは素敵だった。 

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