完璧な人などいないのだけれど　2005年10月28日08:52の日記より

おもえば、ノーバディパーフェクト講座をやりたい素地は、ここにあった。自分の辛かったところは、他人もつらかろう
それがNPOこども未来に関わってる由来だね。

ーーーー以下、過去の日記よりーーーーー 

完璧な人などいないのだけれど
2005年10月28日08:52

他人に理解しやすい言葉で 
理解できるように話せばいいのだ 

と.....それができない。 
かなり閉じ気味の精神しかもちあわせていないのだけれど 
世間はそうは思ってくれなくて 
15年間かなり無理して作り上げたほうの人格 
それが私だと.... 

「あぁ、理解してもらえなかったな」 
と思ったら閉ざす 
その繰り返しでフラグメンツだらけ。 
そろそろメンテナンスしないと心が悲鳴をあげている。 

だから酒量が増えてるのねw 

この15年、自分なりに相当な無理をして頑張ってきた 
こどもを育てるとともに 
それは、一番苦手な「人と繋がる」事をしなくてはならなかった 
自分の住む地域の子育て環境があまりにお粗末だった 
そして、自分を作り上げて行く事 
母親として、知るべき事 
やるべき事。勉強しておくべき事 
あの子のためになるならば 

6年前 
某公営放送の番組に出た事がある 
そう　文京区 音羽の「春菜ちゃん殺害事件」の直後 
知り合いからTELがあった 
「子育てがつらいと思った事のある母親いませんか?」 
紹介してくれ、という電話だった。 
インタビューしたいと。 
んな、いまつらい最中の人なんて紹介したくないし、無理 
.........ん....まてよ 
「あぁ、それあたしだ」 
「はぁ???　そんな」 
「見えないって?w あたし、あたしが出てやろうw」 

顔だしなし、音声は変えなくていい 
その条件で出た。 
音羽の事件での中心 
母親同士の人間関係 
公園、幼稚園 
そんな語りですすめる番組 
公園で　人のおもちゃに興味をもつ 
とりあげる、まずはつきとばしてみる 
そんなこどもに、言い聞かせ、話し 
相手の母親への配慮 
つかれ果てて 
隣町の動物園へ通った。年間パスを買って通った。 
こどもを遊ばせないわけにはいかない、 
だから 
週に3,4日も。人の集まる公園へは週に1度くらい 
出る感じだった。 
そんな話をした。 
殺意は産まれる 
確実に、降り積もるように 
それを回避するために物理的に距離をおくしかなかった。 
トラブルをおこした人とは。。。 

ぽつぽつと。 
放映されるまで、旦那は 
そんな私の心の中とか 
まったくわかんなかったと思う 
放映されても、わかんなかったとおもう。 

ひたすら完璧を目指していた 

だって 

子育ては「ちゃんと出来て当たり前」らしいから 
母親がひとりで、全部こなすのが世間ではあたりまえらしいから 

ある日、心がちゃぶ台をひっくりかえした 
「やってられるか、ばかやろー」 

やめやめやめやめやめ 
やーーーめたっ! 
逃避させていただきますっ! 
ベビーシッター活用 
妹活用　 
週に1度程度、月3,4回、数時間ずつ 
逃げました。 
やってられねぇ、このままだと壊れるもん。 
子育てとまったく関係ない事にあてた時間 

それで、やっと息をついた。 
やっと自分に戻った。 
「KAZUまま」じゃない自分 

その時間があったから 
かなり公的な顔の 
「KAZUまま」を維持できている。 

まだあと5年はこのまま 
突っ走らないといけなそうだから 
エンジン止まらないように 
頑張らないとね。 

さて 
子育ての孤独の理解できない独身男性諸氏 
理解できないなら、それでいいし 
理解してもらうことはあきらめるし 
ただ、心のどこかにおいておいて欲しい 
「育てないと親になれねーぞ」