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【全文無料】青緑ジャイアント論文 (随時更新)

初めまして。くらちゃん(kuramandora/クラマンドラ)と申します。

普段は擬人化イラストを描いたりなどの創作活動を行っています。

・pixiv

・skeb
https://skeb.jp/@kuramandora_444


今回はGP前から調整していた【青緑ジャイアント】が想像以上アベレージが高く、良い成績を残せたので記録も兼ねてデッキの解説をして行きたいと思います。

随時更新予定で殴り書きしているので誤字脱字や言葉遣いがおかしいところもあるかと思いますが良ければ読んでください!

以下目次から気になるところに飛んでください!


戦績 (随時更新)

ゲンムエンペラー:1枚
ステゴロカイザー:8枚

今後は月1毎に纏めていきます。

 
new 6/30 

リスト

豊潤採用型

5/26~の基盤リスト

6/9 【オリジナル】第154回DM新倉敷CS 優勝リスト


コンセプト

このデッキは複数種類のメタクリーチャーでテンポを取り、《チアスカーレットアカネ》《超重竜ゴルファンタジスタ》を中心とし盤面形成を行い、最終的には《同期の妖精》《アシステストシネラリア》による妨害カードを並べ殴り勝つデッキになります。

ジャイアントという種族の長所は各メタ性能、盤面制圧能力の高さから面の取り合いでは黒緑アビス以上に厄介なカードが多く、メインの効果に合わせ付属効果が多い事が特徴で次の動きが読まれにくいところです。


各種対面の立ち位置

 ・まず初めに


このデッキの認知度が低いのもあり、理解度の低いプレイヤーに対しては各対面ごとに1,2割またはそれ以上に勝率が上がります。
ここらかは対戦相手が【青緑ジャイアント】への立ち回りを理解している前提で進めて行きます

・《黒緑アビス》


 勝率:5割
黒緑アビスは常に面を作る力、ハンデスによるコントロールを得意としており、《運明!ベリアvs.キャディ》が絡むだけで相手はメクレイドでの展開や《ア:エヌ:マクア》からの面取り合戦が難しくなり、ジャイアント側が有利になります。
絡まなくともマナの質をよくする事で、上からの解決や盾からの解決を可能にしてくれます。

相手にしっかり《とこしえの超人》や《清浄のカルマ インカ / オキヨメ・水晶チャージャー》をプレイされた場合は天に祈りましょう。

・《赤青マジック》

 勝率:4割
元々のデッキパワーがあまりにも高く、《ボンキゴマイム》の採用が増えてきているので中々に倒すのが難しい対面です。
ですが、しっかりと《キャディ・ビートル》をプレイ出来たり、《運明!ベリアvsキャディ》をプレイする事で、盾次第で十分勝ちに持って行くことが可能であり、先手を取った場合はしっかりと成長チェンジをしていき相手の盾を割り切りながら面を作るプランを取る事で比較的勝ちにつながる対面です。
単騎は天に祈りながら盾チェックをしましょう。

・《青黒COMPLEX》

 勝率:5割弱
1ターンコンプでも勝てる対面であるカード2種類がキッカケでこの勝率になります。ですが採用していない場合は2割以下です。
他にも油断して《キャディ・ビートル》をプレイしていないと《飛翔龍 5000VT》による反撃を受け負けます。
本当にあっけなく負けてしまいます。
最近は《アクア忍者ライア》の採用で解放速度が速くなっており勝率下がり気味ですが引かれるターンが遅い場合は十分間に合います。

最速《DARK MATERIAL COMPLEX》+《アクア忍者ライア》は知りません。対戦相手の日という事でしょう。受け入れて盾がバカ強い事を祈ります。

・《ラッカゴスペル》

  勝率:4割弱
《キャディ・ビートル》を引くのが先がゴスペルが走るのが先かのゲームです。
《キャディ・ビートル》を引いても相手は《バッドドックマニアクス》でケアしてきたりするので複数投げる必要がありますが、このデッキには《銀河竜ゴルファンタジスタ》があるので、こちらを投げた場合相手が《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》《BBFモーメント》を採用していない場合は超えることは《オリオティス・ジャッジ》以外不可能になりますので完全に不利対面というイメージはありません。

・《巨大天門》

 勝率:6割
《キャディ・ビートル》《運明!ベリアvsキャディ》どちらかを序盤にプレイ出来るとゲンムをケアしながらのゲーム展開に持ち込めます。

終盤はしっかり2種類のゴルファンタジスタを投げながらの過剰打点を作る事で、ケアしながら詰めに行く事が可能な対面になっています。

成長プランを取るときは相手が鍵を落としていることを祈りましょう。開けられた場合を嫌って《運明!ベリアvsキャディ》を出せておくと気持ち持ち直すことができます。

・《アーテルチェイン》


 勝率:2割
基本的には勝てません。
地上戦をしてくれない上にメタカードが《とこしえの超人》ぐらいしか刺さる物が無く早期成長プランが取れない場合実質壁状態になってしまいあっけなく負けます。
2割どころか1割ぐらいでしょう。本当に勝てません。相手に心のこもった土下座して相手のループが失敗することを祈ります。


各対面の戦い方

このデッキは対面毎にマナの置き方、ハンドキープ、プレイ方針が大きく変わります。
その中で複数の展開ルートがありますが最終的には《同期の妖精》《アシステストシネラリア》を複数枚投げてのジャスキル以上の点数を作るのが目標になります。

環境デッキに対して『このデッキには凄く有利!』という対面は個人的に無く『このデッキに対しての回答はこう!』を一方的に知っているが故に勝っていると感じる事が大いにあります。

それを踏まえて読んでみて下さいください!


・VS【赤青マジック】

有効メタ
《キャディ・ビートル》>>>《運明!ベリアvsキャディ》
《銀河竜ゴルファンタジスタ》

有効マナ置き
《超重竜ゴルファンタジスタ》《ナイター・ファイアフライ》《チアスカレーットアカネ》《チアスペースアカネ》《哀樹神官グリッファ》など

序盤
有効メタを投げつつ+《同期の妖精》《アシステストシネラリア》を立てることで相手の《♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》《♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》のケアを行う。
相手のマナが8マナになるまでは《飛翔龍 5000VT》のケアの為にしっかりと《キャディ・ビートル》を探せない場合は盤面の数で調整する。

中盤
《チアスカーレットアカネ》+《超重竜ゴルファンタジスタ》を複数枚投げることで盤面展開。
この時《♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》のケアの為に各コスト帯を2枚ずつぐらいで散らしておく事で詰めの態勢を取れるので、『終極宣言』を宣言できなくても点数がしっかりそろえれる。

終盤
詰めに入る場合一番恐れるのが《氷柱と炎弧の決断》からの《歌舞音愛 ヒメカット》2体出しである。
しかし、これは《同期の妖精》《アシステストシネラリア》が1枚づつあるだけでケア可能である。

例 
相手盤面:無し
相手ハンド:《歌舞音愛 ヒメカット》2枚
相手の墓地:呪文2枚以上

自分盤面:《同期の妖精》《アシステストシネラリア》+クリーチャー複数体

ST化した《氷柱と炎弧の決断》の効果により《歌舞音愛 ヒメカット》2体着地。
《歌舞音愛 ヒメカットA》効果で《歌舞音愛 ヒメカットB》をタップし下面《♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》を唱える。

1体目は《同期の妖精》に吸われ2体目はアタッカーに振られることが多いがそこは《アシステストシネラリア》のウルトラセイバーで守る。
この時、自分がアクティブプレイヤーな為、相手の《歌舞音愛 ヒメカットB》の効果よりも早く《同期の妖精》の下面の《ド浮きの動悸》をメガラストバーストで唱える事が可能で、アンタップ状態の《歌舞音愛 ヒメカットB》を戻す事でフレンドバーストの対象が居なくなりケアが可能である。

しかし、これが出来るのは相手の盤面が0の場合で《氷柱と炎弧の決断》を引いた場合のみなので、相手の盤面を0の状態にしてからの詰めが一番安全に詰め切れます。

先行時
ハンドに《チアスペース アカネ》《アシステストシネラリア》があった場合優先するのは《チアスペースアカネ》を使用した成長チェンジです。

特に盤面に《同期の妖精》があった場合は
2ターン目:《同期の妖精》
3ターン目:《キャディ・ビートル》
《同期の妖精》→《チアスペースアカネ》(ハンド3マナ4)
の盤面が出来る。

この時盤面0の場合の解決札は《瞬閃と疾駆と双撃の決断》を使用し《ボンキゴマイム》+《歌舞音愛 ヒメカット》が最適解と考えるが、《AQvibrato》を使用できなかった場合は6枚の中にそのセットを持つ必要があり、多色12程採用の赤青マジックには毎回できるキープではない為比較的通りやすい。

3マナ域での返しが《ボンキゴマイム》のみだった場合、墓地に呪文が無い為《氷柱と炎弧の決断》がSTとして機能していない為、《歌舞音愛 ヒメカット》2体出される事はないので、《キャディ・ビートル》を守るための《同期の妖精》《アシステストシネラリア》を出しながらの盾割り切りプレイがとても有効である。

後攻時
有効マナを積極的に置いていきながらの有効メタを立てる事を意識する。

先行時と違い2ターン目に《キャディ・ビートル》を立てれた場合でも
《♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》が回答になってしまう為、有効マナをしっかり置き《軌跡の大地》や《ナイター・ファイアフライ》を踏んだ場合しっかり返せる受けの体制を構える事が大事です。

この時《キャディ・ビートル》が無い場合、最低でも《運明!ベリアvsキャディ》を立てる事で相手の革命チェンジ&《瞬閃と疾駆と双撃の決断》の展開に合わせマナブーストをする事が可能であり、返しやすさが段違いに上がる為最低でもどちらかを建てておきたい。

有効プレイ
VS赤青マジックだけではないが《ボンキゴマイム》はどのデッキに出されてもつらいカードになります。

ではどの様に対処するのが良いでしょうか?

このデッキで特に有効に働くのは《軌跡の大地》です。


採用カード説明にも書いてありますがここにも記載を


相手の盤面:《ボンキゴマイム》+他のクリーチャー1体
自分のマナゾーン:《超重竜ゴルファンタジスタ》、《チアスカーレット アカネ》

があった場合《軌跡の大地》を使用し《超重竜ゴルファンタジスタ》をプレイし《ボンキゴマイム》とバトル

この後に《超重竜ゴルファンタジスタ》の効果でマナゾーンから《チアスカーレット アカネ》をプレイ

結果的に1ドローは許すもののメクレイドの種を準備しつつ《チアスカーレットアカネ》をプレイ出来ているのでハンドが無くともしっかりとした盤面を形成する事が可能になります。

採用カードの解説・《軌跡!シャイニングロードマンティス/軌跡の大地》から

このプレイはしっかり頭に入れてハンドキープが出来るとしっかり盤面を取り返すことが可能です。


・VS【黒緑アビス】

有効メタ:《運明ベリアvsキャディ》>《とこしえの超人》>《キャディ・ビートル》上記と合わせた《同期の妖精》
《銀河竜ゴルファンタジスタ》

有効マナ置き:
《チアスカーレットアカネ》《チアスペースアカネ》《哀樹神官グリッファ》《超重竜ゴルファンタジスタ》《軌跡!シャイニングロード・マンティス》←1枚のみ

序盤:
有効メタの優先順位は《運明!ベリアvsキャディ》>《とこしえの超人》>《キャディ・ビートル》です。

《ベリアvsキャディ》:メクレイドの回数分マナブース血が可能な為途中で《ヤバーダンロウ》が出た場合でも最低限の仕事が出来る
《エヌマクア》+《覇ロード》のチェンジ戦法をパワー12000のガードマンでシャットアウト出来る。

《キャディ・ビートル》:4マナ域での《力が欲しいか》
をケア出来るがブースト扱いで撃たれる可能性がある
5マナ域になると《エヌマクア》→《覇ロード》を一時凌ぎ出来るが、《ジャガイスト》のメクレイドには何も対応出来ない為

《とこしえの超人》:《力が欲しいか》《ジャガイスト》のメクレイド、《ヤバーダンロウ》《覇ロード》の踏み倒しをケア出来る
しかし守れるカードが無いと《エヌマクア》の格好の的になってしまう為出すなら《ベリアvsキャディ》や《アシステストシネラリア》と一緒に出したい。

上記のメタを投げつつ同じメタか《同期の妖精》《アシステストシネラリア》を出してメタを守り切る体制をとっていく。

中盤:
相手はメタの返しに《マーダンロウ》、《テレスコテレス》によるハンデスルートでリソースを稼ぐゲームになりがちである為此方はそれに対抗する形で行うのはマナゾーンを強くして上から引いたカードで戦うです。

《豊潤フォージュン》《「大親分ここにあり!」》を採用していた中速型であればハンドキープは安易に出来るのだが、(2024/6)現在の構築だと5コスの採用よりも赤青マジックを多く見た2コスメタの多さ故に上が弱くなりがちである為、代わりにマナに積極的に有効マナ置きに書かれたカードを置いて行き上から勝負をしていく。

マナ置きの判断は4マナ域で《マーダンロウ》をプレイされた場合から考えても良いだろう。

序盤に《超重竜ゴルファンタジスタ》を置き、相手に4マナ域《マーダンロウ》をプレイされた場合、自ターンから《テレスコテレス》によるハンデス対策で5マナ域カードを埋める場合が多い。
そして展開が厳しい場合は大人しく自分のハンドを0にして相手の《テレスコテレス》を機能させない様にプレイしよう。

勿論ハンドに大量の5コスを構えれた場合でも1枚は《チアスカーレットアカネ》を避難させておきたい。

終盤:
このデッキは《覇ロード》の1度の攻撃誘導+《ジャガイスト》の効果で《ジャガイスト》《テレスコテレス》のブロッカーを大量展開して守っていくデッキでありトリガーも(2024/6)現在では9割以上のリストがGストライクしかない。

稀に入ってる《秩序の意思》は詰めていく前に採用されているかはしっかり確認する

なので
・《覇ロード》へのアタックはマッハファイターで
・大量のブロッカーは《超重竜ゴルファンタジスタ》のブロック不可能力で
・《同期の妖精》を1枚だけ建てておくor過剰2打点分を準備する
でケアが可能である。

メタの準備も《覇ロード》への攻撃誘導時に《チアスカーレットアカネ》を使用したメクレイド展開でも準備可能範囲な為しっかりと意識した面づくりが大事

先行時
此方が先行だった場合相手の
2マナブースト→《マーダンロウ》→《ジャガイスト》
が可能な上しっかりとハンドを抱えられた状態で《マーダンロウ》《テレスコテレス》が出来るのでリソースゲームに負ける可能性が大いにある為、マナ置きは躊躇なく有効マナ置きのカードは置いて良いだろう。

対して此方は
2マナ有効メタ→《アシステストシネラリア》or《同期の妖精》をプレイ

又は

2マナ不要メタ→有効メタ+不要メタ→革命チェンジ《チアスペースアカネ》

どちらかを狙って行きたいが狙いたいのは成長チェンジの方である。
やはり早期で複数メタ+各種ゴルファンタジスタを投げれるだけで黒緑アビス側は処理が難しく赤青マジック以上に早くゲームが決まるので。

後攻時
相手が先手の場合手札が-1な為
2マナブースト→《マーダンロウ》→《ジャガイスト》
のプレイが出来ない上此方はハンドを+1抱えれる為、若干後攻の方が嬉しい時がある。

しかし、その分相手に2マナブーストをされると猶予がなくなってしまう為、初手に《ベリアvsキャディ》《キャディ・ビートル》が無かった場合には難しい試合になってしまう。

その為、早期に《マーダンロウ》《テレスコテレス》をされる可能性を受け入れたマナ置きを意識し、上から勝負に持ち込んだ方が勝率が上がると感じています。

後攻時は《アシステストシネラリア》>《チアスペースアカネ》を優先してメタを守る方がハンドも抱えられて強いです。

先行、後攻関係なく相手がマナブースト欠損を起こした場合はベリアキャディを中心に小粒ビートを行い、相手に「メクレイドで上振れないと勝てないぞ」を強要しベリアキャディのブースト誘導をするのも大事です。

有効プレイ
このデッキに対しての《ベリアvsキャディ》はとても頼もしく他のカードをしっかり守ってくれるのでメクレイドを行えなくても横に《チアスカーレットアカネ》をただ置いておくだけでも強いです。

マッハファイターだからそれを有効に使おう!ではなくシステムクリーチャーとしてのポン置きは強いので
同じ様に《哀樹神官グリッファ》《チアスペースアカネ》のポン置きも十分有効です。

《銀河竜ゴルファンタジスタ》はとても有効的なカードになります。

黒緑アビスには13000をパワーで超えるカードは採用されておらず、《ヤバーダンロウ》で処理するか最近は採用が落ちている《邪闘シス》《秩序の意思》で処理する以外の方法が無いです(2024/6)

しかも《覇ロード》のマッハファイター付与効果も《ボンキゴマイム》の様な停止付与効果のおかげで許しません。

なので上記に+して《同期の妖精》《アシステストシネラリア》をプレイできるととても楽にゲームができます。

対面有効プレイ
アビス側にプレイされて嫌なのがダントツで《マーダンロウ》と答えるぐらいあのカードが嫌いです

特に《軌跡!シャイニングロードマンティス》を撃たれると折角作った盤面をぶっ飛ばされる可能性があり、《グリッファ》《レイクポーチャー》《チアスペースアカネ》などの効果を使われようものなら余計に手が進まなくなってしまいます。

なので、自爆特攻をしてでも《マーダンロウ》は取るべきと考えるぐらいに嫌っています。

他にもピン採用に《とこしえの超人》《清浄のカルマインカ》は特に危険視しています。

デッキの性質上、マナの動きを防がれるこの2種類は盾落ちしない限りしつこく出てきます。

ジャイアント側はしっかりケアするために《同期の妖精》をうまく使い除去しながら除去をしたターンに大量展開で詰めに向かうのが良いです。

詰めで出されて盾を割られる場合は天に祈り盾からバウンス+《軌跡の大地》を踏んでもらいましょう。


・VS【青黒COMPLEX】

有効メタ: 《キャディ・ビートル》>《運明!ベリアvsキャディ》
有効メタ:
《キャディ・ビートル》=《運明!ベリアvsキャディ》

有効マナ:  
《ナイターファイアフライ》《哀樹神官グリッファ》
《超重竜ゴルファンタジスタ》+《チアスカーレットアカネ》

序盤:
相手の盤面に《DARK MATERIAL COMPLEX》が建っている場合は《アシステストシネラリア》
建っていない場合は《チアスペースアカネ》による成長チェンジプランを取ります。

成長チェンジプランでない場合でも積極的に1、2点は盾を踏みに行きたいです。

《ベリアvsキャディ》を立てながら行くことで相手のクリーチャートリガーによるカウンターを受ける前にブーストをする事が出来る。

序盤であれば相手の墓地の質も悪い状態でいけるので積極的に踏みに行きたい。

《5000VT》《ブルーインパルス》のケアを忘れずに!

中盤:
相手の《コンプレックス》が下に4枚程最低でも溜まっていると仮定出来る上、《アーテルゴルギーニ》による盤面形成を警戒しないといけません。

《コンプレックス》の下のカードが4枚位になったら猶予はありません。

何故ならこのデッキは革命チェンジと《チアスカーレットアカネ》の盤面をマナに置きメクレイドを行う事で展開をしていきます。

例:
相手盤面:《コンプレックス》(下4)+クリーチャー1体
自分盤面:《チアスカーレットアカネ》+クリーチャー1体
ハンド:《超重竜ゴルファンタジスタ》

1:《チアスカーレットアカネ》革命チェンジ→《超重竜ゴルファンタジスタ》(1カウント)
2:《チアスカーレットアカネ》効果、メクレイド(1カウント) 
3:《超重竜ゴルファンタジスタ》効果解決
4:相手クリーチャーvs《超重竜ゴルファンタジスタ》(1カウント)
5:相手ターン初め(1カウント)

この様にジャイアントの得意ムーブをしてしまうと、
一気に8枚溜まってしまい《COMPLEX》が即時起動してしまいます。

手札が整っていない場合、この点に中止しながらの盤面展開を心がけていきます。

しかし、この動きの中で唯一《COMPLEX》を無視しながら自分の展開を手助けしてくれるカードがあります。

《ナイター・ファイアフライ》《哀樹神官グリッファ》です。

このカード2体とも共通しているのは「相手のクリーチャーをアタックブロック不可」付与を持っている6以下ジャイアントという点です。

【青黒COMPLEX】というデッキはどうしても打点を《COMPLEX》に任せている点がとても多く、このカードに繋がらなかった試合はゲームがとても長引き、攻め手が欠ける事が多いです。
この点を利用し、【赤青マジック】では《コールドフレイム》や《やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》
【青黒COMPLEX】ミラーでは《シャッフ》や《やせ蛙》などで止めるかと思います。

その役割をこの2枚が補ってくれます。

先程上げた革命チェンジ+メクレイドの動きの中にこのカード達を組み込む事で複数回に渡る《COMPLEX》停止状態を作る事が可能になっています。

例:
相手盤面:《COMPLEX》+クリーチャー1体
自分盤面:《チアスカーレットアカネ》
マナゾーン:《ナイター・ファイアフライ》
手札:《超重竜ゴルファンタジスタ》

1:《チアスカーレット アカネ》マッハファイターで相手のクリーチャーをアタックする時革命チェンジ《超重竜ゴルファンタジスタ》
2:《超重竜ゴルファンタジスタ》の効果でマナゾーンから《ナイター・ファイアフライ》を出す
3:《チアスカーレット アカネ》のメクレイド効果で《ナイター・ファイアフライ》をマナゾーンに送りメクレイド

たったこれだけです。

結果、相手の《COMPLEX》の素材は多く溜まってしまうもの、《ナイター・ファイアフライ》によって攻撃不可状態になり、此方は盤面展開を行う事ができます。

この動きの応用を複数回行う事で相手の《COMPLEX》をゲーム中1度も動かす事なく勝ちに繋がる事も多いです。

終盤:
ここまで《COMPLEX》を止める方法は語って来ましたが、正直トリガーはどのカードを何枚踏むかの勝負になってきます。
平均的に18〜20枚はトリガー(約2.5枚はトリガー)になっているので、詰めに入る前に公開情報内からどのトリガーを踏む確率が高いかで《同期の妖精》、《アシステストシネラリア》、《とこしえの超人》、《銀河竜ゴルファンタジスタ》を各枚数投げてケアを行います

同期の妖精》:1体除去に対して
《不埒な再侵入》《闇参謀グランギニョール》《ド浮きの動悸》

アシステストシネラリア》:1体除去や複数除去に対して
《不埒な再侵入》《闇参謀グランギニョール》《ド浮きの動悸》《「真実を見極めよ、ジョニー!」》

とこしえの超人》:墓地からの蘇生に対して
《忍蛇の聖沌 c0br4》

銀河竜ゴルファンタジスタ》:殴り返しに対して
《終止の時計ザミュート》《忍蛇の聖沌 c0br4》《闇参謀グランギニョール》

がケア出来る内容になります。

特に警戒するべきカードは《「真実を見極めよ、ジョニー!」》です。
このカードは複数枚のカード除去になるのですが、このデッキの明確な対策カードは《アシステストシネラリア》しかおらず、《同期の妖精》を複数枚立てておけば其方に誘導されるとはいえ、即時打点を作る事が難しいこのデッキでは致命傷レベルの被害を受けてしまいます。
なのでメタ優先順位としましては
《アシステストシネラリア》《同期の妖精》《銀河竜ゴルファンタジスタ》《とこしえの超人》になります。

有効プレイ:
《COMPLEX》が相手の盤面にいない場合は積極的に《チアスペースアカネ》を使った成長プランを取ったり《チアスカーレットアカネ》によるメクレイド展開を行いましょう。

《運明!ベリアVSキャディ》を建てながらのビートプランも有効で、相手の各種クリーチャートリガーに対して1ブーストを行えるので、攻め徳な状況を作る事が可能です。

《COMPLEX》が盤面に居ないからと言って油断をしていると《5000VT》による大量バウンス+小型召喚ロックを受けてしまう為8マナ域に達するまでは《キャディ・ビートル》はしっかり立てましょう。

対面有効プレイ:
当たり前ですが1ターン目《COMPLEX》は成長速度が早く太刀打ち出来ない場合が多いです。

《アクア忍者ライア》の採用もとても辛く、成長速度が上がる上、《ナイター・ファイアフライ》による攻撃不可で止まった《COMPLEX》をわざと成長させる事で、8枚の構成した物を《ライア》の効果により戻す事で実質9ドローを行われると《5000VT》、《ボンキゴ》《アーテルゴルギーニ》の反撃にあってしまい負けにつながります。


・VS《ラッカゴスペル》


・VS《巨大天門》


・VS【アーテルチェイン】


有効メタ:《とこしえの超人》

序盤:
まずは祈りを捧げて先行を取りましょう。
本当に気合いと根性と祈りで先行を取ってください。

初手に《とこしえの超人》成長用の2コスと《チアスペースアカネ》+《超重竜ゴルファンタジスタ》《銀河竜ゴルファンタジスタ》どちらかがあれば祈りが通じたのでしょう。

無かったら相手に土下座をしてブーストされない事を祈ってください。

この対面に中盤や終盤はありません

祈りながらの成長チェンジ又は小粒ビートです。
ありったけの打点を作って殴り続けて下さい。

《運明!ベリアvsキャディ》が出ていたらとても良く、相手の《忍蛇の聖沌 c0br4》が出てもワンブーストです。
でも《アーテルゴルギーニ》や《イザナギテラス》が出たらおしまいです。祈りましょう。

《パーフェクトフリースタイル》は死にます。諦めましょう。

日頃の行いが良かったり、その日が良い日であればきっと勝てるでしょう。

自分は当たったら「今日一日悪い日なんだろうな」と諦めの心で挑みます。
「相手プレミしてループミスってくれないかな」と微かな希望を抱きながら。

有効プレイ:
日頃の行いを良いものにしてそもそも対面しない

祈りを捧げて先行
祈りを捧げて良い初手を貰う
祈りを捧げて相手は事故ハンド
祈りを捧げて相手のシールドはノートリ
祈りを捧げてループミス

以上!本当に無理!


・《5c蒼龍》


・VS《白黒メカ》

採用カードの解説

『このカードは作る上でほぼ採用確定』と感じている物を殴り書きしています書きたいことが多いので多々荒い部分や説明不足に感じるところがあるがまぁ見逃すか気になったらリプしてね。

・《キャディビートル》

今の環境を占めている《赤青マジック》《黒緑アビス》に続き、《巨大天門》《青黒コンプレックス》《ラッカゴスペル》に対してキルターンを遅く出来る上に、他の環境外のデッキに対しても強く出れるカードになります。

他にも水文明が採用されているデッキですと、《飛翔龍 5000VT》を出されてしまうと展開やキルターンが遅くなってしまう為、出させない為にもこのカードは抜くことはありません。

除去を打たれてしまってもマナに移動するので、《チアスカーレット アカネ》や《超重竜 ゴルファンタジスタ》での使いまわしが可能になるのが大きく、他のデッキの物よりもしぶとく活躍できます。

・《運明!ベリアvs.キャディ》

世間では《デスマッチ・ビートル》の評価が高いようですが自分はこのカードが今の環境とても強く、刺さっている良いカードに思えます。

このカードは相手の踏み倒しによるゲームプランをマナブーストでその差を縮め、キープハンドやトップデックで面を取り返すことができます。

特に黒緑アビス対面にはとても強いです。
メクレイドによる盤面展開はマナブーストで、《ア:エヌ:マクア》や
《アビスベル=覇=ロード》のマッハファイターはコイツのガードマン能力と相手のターン中パワーが12000になる事で受けきることが可能になります。
なのでお得意の《ア:エヌ:マクア》→革命チェンジ→《アビスベル=覇=ロード》の動きをしようものなら1ブーストしつつガードマンで返り討ちに出来ます。

他対面でも、3ターン目の革命チェンジ戦法時に置いておくとシールドからトリガーエレメントが出た場合でも1ブースト(タマシードやD2フィールドにも反応)する事が可能であり、逆にトリガーを踏むメリットが生まれるカードにもなります。
生き残った場合はガードマンとしてチェンジしたアカネやサブプランの小粒ビートをした場合の壁役として強く機能します。

・《同期の妖精 / ド浮きの動悸》

フィニッシュ時やメタクリを守るメタクリとして使える強いカードです。

今は環境的に減り気味ですがGストライクや今環境で多く採用されている《氷柱と炎弧の決断》のフリーズ効果を一人で受けきってくれます。

そして今の環境の除去カードは多くが対象に取るタイプの効果で、スパーク系のタップ効果や全体バウンスが少ないのでこのカードを立てるだけで実質的な呪文ロックの役割にもなるとても強いカードです。

マジック対面などでも《キャディ・ビートル》と一緒に立てておくと
《♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》《♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》の除去効果を当てた場合に、面のマジックを戻すことが出来ますので実質的な1ターンを確保することが可能であったり、相手の打点計算を狂わす事が出来ます。

他にも2ターン目にこのカードを、3ターン目に2コスメタクリや《アシステスト・シネラリア》を立てたのち革命チェンジ→《チアスペース アカネ》のプレイ時に1除去に当てたり単純にハンド入れ替えとして使うことでデッキの回転率を上げつつ、対面の面を処理出来るという優れものになります。

下面として使うタイミングも多く《ボン・キゴマイム / ♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》などのマッハファイターの動きを阻害するものや、メタクリを退かすことが出来ます。

・《とこしえの超人》


このカードは各種アビスのアビスラッシュやメクレイド、青黒コンプレックス、5C蒼龍、ブレスラチェインや不利対面のアーテルチェインなど刺さるデッキには刺さるが、今の環境では母数も減少しているので1~2の採用になりがち

後は《キャディ・ビートル》《運明!ベリアvs.キャディ》などの方が刺さる事が多いのも採用枚数が少ない理由でもあります。

殴り返しが出来るので出すことで相手の小粒ビートを牽制出来たり稀に《チアスペース アカネ》にもなれるのをお忘れなく。
後はGストライクがあったかい

・《アシステスト・シネラリア》

このカードは出た時他のジャイアントが居たら1ドローに加えて常時ジャイアントの軽減を持っていますが一番強い効果は一番下の<ウルトラ・セイバー:ジャイアント>の部分です。
序盤にプレイ出来ると2コスのメタを守り後続のハンドを蓄えられる上に、ターンを迎えると5マナ域のカードに辿り着けます。

『セイバー』と違い離れる場合に誘発する能力で現環境の赤青マジックの≪歌舞音愛 ヒメカット / ♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて≫などのバウンス系にも反応してくれる事でメタクリを長く盤面に添えることが出来ます。

vs赤青マジックでも自分先手でキャディシネラリアの盤面をビブラートヒメカットで返された場合、アタッククリーチャーも居ないので戻してあげる事で返しの4マナ域時に3シネラリア1軽減キャディと動けるので相手に再び除去を要求出来たりと硬い盤面を作り続けれます。

そして詰めの盤面になった場合同期の妖精+このカードを可能な限り盤面に置く事でトリガーでの除去を無視しながらダイレクトアタックまで押し込んでいけます

・《チアスカーレット アカネ》

このデッキの潤滑油
黒緑アビスのフットレス、ジャガイスト
赤青マジックのカラクリバーシ
青黒コンプレックスのコンプレックス
ラッカゴスペルのゴスペル

と言って良いほどです

このカードはアタック時にアタック中のアカネ以外の場のジャイアントを1つマナに送る事で『メクレイド8』を行う事が出来るためコスト8以下のジャイアントで固める事で全てのカードにアクセス可能なカードになっています。

しかも自身の効果でマナからジャイアントを召喚することが出来る為、序盤で破壊されてマナに行ってしまった《キャディ・ビートル》や単純に抱えることが出来なかった2コスメタクリを添える事が出来る他不要であればそのカードをコストに『メクレイド8』をマナの総数を変える事なく出来ます。
しかもこのカードはコスト5のジャイアントなので《超重竜ゴルファンタジスタ》や《銀河竜ゴルファンタジスタ》にチェンジする事も可能です。
なのでアカネ→革命チェンジ→《超重竜ゴルファンタジスタ》になりながらメクレイドを行う事でメクレイド先のカードを見ながら《超重竜ゴルファンタジスタ》で他のメタクリやさらなるアカネを投げる事で盤面を制圧する事が可能です。

他にもこのカードのメクレイド効果はアタック中の《チアスカーレットアカネ》がコストに出来ないだけなので→革命チェンジ→《チアスペース アカネ》や《超重竜ゴルファンタジスタ》になった後この革命チェンジで出したカードをマナに置く事で盤面が0の状態でもアカネ+革命チェンジクリーチャーだけでアタックキャンセルを行いながらのメクレイドが可能になります。
つまり相手の盤面にクリーチャーが1体いるだけでハンドの革命チェンジクリーチャー+バトルゾーンとマナゾーンの《チアスカーレット アカネ》の枚数だけ複数回のメクレイドが可能になりハンド、マナゾーン、バトルゾーンがどんどん増えていきます。

このカードが本当に過労するレベルで使い回していくのでマナと手札にしっかり置いておきたい1枚です

・《チアスペース アカネ》

このデッキの2種類目のマッハファイターを持ちつつガードストライクを持っている優れもの。
2ターン目に不必要なメタを出し3ターン目に有効メタを出しながら成長チェンジの動きがとても強いです。

このデッキはSAを作れないので序盤に成長チェンジしながらの1点を刻めるだけで2種類のゴルファンタジスタを絡め盾を割り切るのが安易になるので成長プランは積極的にプレイしていきます。

しかもこのカードは出た時に《フェアリーシャワー》と同様の効果を使えるのでマナと手札を整えつつプレイ出来るので《チアスペース アカネ》を交互に革命チェンジするだけででもリソースが伸びるのが魅力です。

・《哀樹神官グリッファ》

5枚目以降の《チアスカーレット アカネ》の様な立ち位置のカード
ジャストダイバーを持っているので処理されづらく2体の停止効果を使い次ターンのマッハファイターの元を残すことが可能です。

このカードは王道編での目玉能力『ハイパーモード』を持っておりパワーラインが倍になりTブレイカーになる他《母なる大地》の様な踏み倒し効果が使用可能になっており、この効果で各種ゴルファンタジスタや《チアスカーレット アカネ》を出すことが出来るのでしっかりと盤面形成に貢献してくれるカードになっています。
このカードのアタック時に各種革命チェンジをすることでより強固な盤面を作ったり最低限のブレイク数で展開も可能です。

因みにこのクリーチャーはハイパーモードになるとWブレイカーとTブレイカーと2つのブレイク効果を有しているのでその場に合わせたブレイク数で盾調整が出来ることは覚えておきましょう。

《範丸の超人》との相性がとてよい。

・《ナイター・ファイアフライ》

めちゃくちゃ器用なカード
世の中では《蒼神龍トライクラブ・トライショット》とどちらがいいのかを争う可愛い蛍です。

このカードの強い点は
1:いつ踏んでも場に残る5コスト以上ジャイアント
2:相手のプレイ関係なく盤面に残せる停止効果持ち
3:バウンス→停止効果の順番
にあります。

1:いつ踏んでも場に残る5コスト以上ジャイアント
『1点で踏まなかったら良いしあっても稀にでしょ』と思うかもしれませんがその『稀』がいつ来るかわかりません。
あまりにもハンドが弱くでも1点で盤面に残る《軌跡の大地》かトリガークリーチャーを踏めばまだ返せる!
このような盤面を引いた時に1点《蒼神龍トライクラブ・トライショット》を引いて負けたくないからです。

2:相手のプレイ関係なく盤面に残せる停止効果持ち
《蒼神龍トライクラブ・トライショット》は2面バウンスに加え自身がブロッカーを持っています。
しかし相手の盤面にアンタップ状態でアタックできる《ボンキゴマイム》《歌舞音愛 ヒメカット》がいた場合どうでしょう。
自分は《ボンキゴマイム》は戻したいが《歌舞音愛 ヒメカット》は相手の解決札になりえるので戻したくはないです。
では戻さなかった場合どうなるか?相手が《芸魔隠狐 カラクリバーシ》を持っていた場合戻しながら更なる手を打ってくる可能性が出てきます。

他にもアンタップ予定の《芸魔隠狐 カラクリバーシ》+《灼熱の演奏 テスタ・ロッサ》などの盤面で引いた場合どちらも戻したくないですよね。
相手の返し札を与えるだけなので。

でも《ナイター・ファイアフライ》だと戻しても大丈夫な方は戻しつつ相手に与えたくないカードを盤面に残し返しのマッハファイターの的にすることが出来ます。

3:バウンス→停止効果の順番
やはりこの処理の順番がとても魅力的な点です。
相手の盤面に《同期の妖精》がいた場合でもバウンスしながら相手の盤面を離れづらいカードを停止することが出来ます。
この順番のお陰で不利対面の《青黒コンプ》への勝率に貢献してくれる1枚になっています。
《超重竜ゴルファンタジスタ》がいるとはいえやはり嫌なカードを戻しつつブロッカーをしっかり咎めれる器用な効果が様々な対面で役立つ良いカードです。

ここまでに差別化の説明の為に例に出した《蒼神龍トライクラブ・トライショット》ですがしっかりと強いカードですので後ほど説明します。

・《銀河竜ゴルファンタジスタ》

世間では『クソデカボンキゴマイム』と言われているカードです。
このカードはボンキゴマイムの様に、出たクリーチャーのアタックを止める他ブロックまでも止めてしまいます。
更にこの停止範囲は『次の自分のターンの初めまで』と広範囲に止めることが出来る点がとても強力で、シールドトリガーで出た《終末の時計クロック》や《ヘブンズゲート》から展開されたブロッカーやターン終了時に出てくる《流星のガイアッシュカイザー》の様なカードの攻撃、ブロックを防げます。
なので相手のトリガークリーチャーの殴り返しを無視しながら盤面やシールドを詰めることが出来ます。

他にもこのクリーチャーはジャイアントのバトル肩代わり効果を持っているので全てのジャイアントのパワーラインが13000になります。

現環境でよく見かけるカードのパワーラインは高くても12000以下の事が多く巨大天門の《∞龍ゲンムエンペラー》や《冥界を統べる新月のハーデス》、5c蒼龍の《聖魔連結王ドルファディロム》や《砕慄接続 グレイトフル・ベン》など一部のデッキに採用されているぐらいですのでこのカードをプレイ出来ると8割方一方的にバトルに勝てます。

採用枚数は基本的に2から動くことはないと感じています。単純に強いけど展開は出来ないカードなので。

・《超重竜ゴルファンタジスタ》


このデッキのスーパーインチキカードでジャイアント版《蒼き団長ドギラゴン剣》です
ドラゴン剣はファイナル革命により自ターンに一度しか踏み倒しが出来なかったのですが今は令和です。
このカードは出た時にマナゾーンから6以下のジャイアントを踏み倒せます。
1ターンに何度も使える上に《軌跡!シャイニングロード・マンティス/軌跡の大地》で出した場合でも発動します。
この効果で相手の状況に応じて6以下のジャイアントを展開します。

そしてこのカードは種族ごとに1体づつ配られたアビスレボリューション4弾の目玉能力である『終極宣言』を持っています。
このカードの終極宣言は自分のマナゾーンと手札を倍にする(どちらも任意)です。
《ホースターズ5》と《恵の大地ババン・バン・バン》の能力を足して2で割り忘れた効果になります。
しかもこの効果でブーストしたマナゾーンは何故かアンタップインするので本当に使用マナを倍にする効果ですので多色は限界枚数まで減らすと最大値を狙えるのであまり多色は採用したくないですね。

このカードはどの終極宣言よりも達成しやすい効果になっていてそれはこのデッキのメタクリに《同期の妖精》と《アシステストシネラリア》の採用が大きく、ゴルファンタジスタを守れるカードがとても多く更に《チアスカーレットアカネ》を絡める事で複数枚の《超重竜ゴルファンタジスタ》を展開出来るので結果的に自分のターン初めまで守りやすいという事です。
なのでこのカードの「終極宣言」を宣言したターンもしくは次ターンには決着を着けたいですね。

このカードこれだけでは終わりません。
なんとこのカードがいると「自分のジャイアントはブロックされない」という余計な効果が盛られています。

マジックのなけなしの《イシカワハンドシーカー》
黒緑アビスの《テレスコ・テレス》《邪幽ジャガイスト》
巨大天門の複数展開によるブロッカー軍団

全部無視します。無視してシールドを全て叩き割に行きます。

このカードは強い終極宣言を持ちながらドギラゴン剣の様な展開力、ブロッカーの無力化の能力を持っている化け物カードです。

《銀河竜ゴルファンタジスタ》との差別化がとてもわかりやすいカードになっていてこのカードはゲームにとても関わってくる大きな1枚になっているからです。
このカードがプレイ出来るか出来ないかで戦況が180°かわりますので確定4枠とさせていただきます。

・《軌跡!シャイニングロードマンティス/軌跡の大地》


ジャイアント版《蒼龍の大地》でありこのデッキのジャイアント全ての5枚目以降のカードと言っても過言ではありません

攻め守り共に上下優秀で上面は相手に選択権はあるもののアビスや巨大天門などの大量展開を2体まで減らせます。
下面はマナゾーンの枚数関係なくコスト8以下のジャイアントが出せそれがクリーチャーなら相手とバトルできます。(タマシードにも対応してる親切設計)

この下面は特にゲーム中に関わってくる効果でジャイアント・スキルを種族に持っている為《チアスカーレット アカネ》のメクレイドで使用出来る他盾から踏めば《超重竜ゴルファンタジスタ》を絡めながらの《ナイターファイアフライ》《哀樹神官グリッファ》などのカードをプレイしつつ自ターンを迎えれるカードになります。

本来メクレイドとはデッキの上3枚の中からその数値にあったカードをプレイ出来ますが《軌跡!シャイニングロード・マンティス/軌跡の大地》をプレイ出来ると上のカード3枚に加えてマナゾーンが全てメクレイドの対象になるのです。
それに加え《蒼龍の大地》と同様にバトル効果があるのですが此方は同じく任意効果になっていて、その場に応じてマッハファイターの的を残すか盤面をしっかり掃除するかを選べるのも使い勝手が良いです。

なのでメクレイドで出た場合はしっかりと選択肢を見極めプレイせずデッキに埋め直すことも大事です。
安易に打ってしまうと後半のメクレイドの質がガクッと下がってしまいますが1枚でも残っていると質を落とす事なく出来る為です。

そしてこのカードはマジックやコンプ対面での《ボンキゴマイム》に対しての最適解になっています。


相手の盤面:《ボンキゴマイム》+他のクリーチャー1体
自分のマナゾーン:《超重竜ゴルファンタジスタ》、《チアスカーレット アカネ》

があった場合《軌跡の大地》を使用し《超重竜ゴルファンタジスタ》をプレイし《ボンキゴマイム》とバトル
この後に《超重竜ゴルファンタジスタ》の効果でマナゾーンから《チアスカーレット アカネ》をプレイ

結果的に1ドローは許すもののメクレイドの種を準備しつつ《チアスカーレットアカネ》をプレイ出来ているのでハンドが無くともしっかりとした盤面を形成する事が可能になります。

・《範丸の超人》

ストレージに30円で置いてあったカード。
強さは30円どころではないすごい子です。

このカードは出た時にバトルゾーンのクリーチャーの数だけ相手とバトルできます。
自信も含みますので裁定回はバトルできるのですがジャイアントデッキは序盤はメタを、中盤には《チアスカーレット アカネ》《超重竜ゴルファンタジスタ》で盤面形成を行うので平均的に3~5体以上は並ぶ事が多いのでそれに+1の回数バトルできるカードになります。

パワーラインも21000と高く現環境のカードですと《∞龍 ゲンムエンペラー》《DARK MATERIAL COMPLEX》しかこのカードのパワーを超えるカードはいませんので《銀河竜ゴルファンタジスタ》よりも範囲が広いのがとても強い部分です。
しかも、このカードは相手のクリーチャーの能力によってはなれないのでスレイヤー能力も貫通して一層出来るので、黒緑アビス対面に投げた場合は相手が一生懸命作った盤面を一方的に破壊できます。

他にもこのクリーチャーはバトルに勝った数だけブレイクできます。
順番的には
1:相手のクリーチャーと複数回バトル
2:その後勝った回数だけ相手のシールドブレイク
なのですがこのシールドブレイクはこのデッキの実質SAの様な即時打点の立ち位置になりますので、わざと相手の盤面に触らずに返しにこのカードで破壊しきってから詰めに行く事が多くあります。

特にこのカードは《哀樹神官グリッファ》との相性がとても良く
1:《哀樹神官グリッファ》の効果でクリーチャーを停止
2:返しにハイパーモードに入りながらアタック時に《範丸の超人》をプレイ。場の数だけ破壊し効果でブレイク

どこかで似たような動きをするデッキが前環境でありましたね。

そうです。この動きはみんな大好き?赤緑アポロの様な動きが可能になっており上手く相手の盤面をさばき切ると5点ダイレクトが通ります。

しかも赤緑アポロの単騎で行くのではなく《同期の妖精》《アシステストシネラリア》《銀河竜ゴルファンタジスタ》《超重竜ゴルファンタジスタ》など様々なメタを並べながらの動きになるため突破が難しく簡単に通る場合が多いです。

なので個人的には《哀樹神官グリッファ》+《範丸の超人》はセットで入るべきカードだと思っていて片方を抜くならもう片方も抜いた方が良いと感じます。


非採用カードの解説

此方で解説するのは『環境によって』『個人のプレイスタイル、考え方によって』採用を考えるまたは『自分の考えには合わない』など、一部の理由で一時採用を見送られてきたカード達の解説です。
非採用=弱いではなく現環境や個人の考えに合わないだけなのでそこ間違えちゃダメだよ!。

ジャイアント

ジャイアント種族を持つカード軍
ジャイアントとついているだけで《チアスカーレット アカネ》《超重竜ゴルファンタジスタ》《軌跡の大地》など様々な恩恵を受けれる為比較的採用候補に上がりやすい。
しかしどれも中途半端で当たったり優位性に欠けるものや環境によって変えるべき物も多い為、個人のプレイスタイルに左右される。

・《アシスター・サイネリア》

種族らに配られたアシスターサイクルの1枚
各ターンに1度だけジャイアントの軽減が出来るこのカードですがアタックに参加できないのが難点です。
しかし、ガードマンを持ちつつ6000ラインと最低ラインは保てている為捨てがたい。
小型を並べる必要がある《終の怒流牙ドルゲユキムラ》や《十八番龍 エターナルグリーン ParLife》を採用する場合、4コスト帯のジャイアントを採用する場合は検討するべきカード。

・《楽球の妖精》

ジャイアント版の《大冒犬ヤッタルワン》の様なカード
であり、追加で離れた時にマナ回収効果(任意)が付いています。
序盤に事故に繋がる多色カードを置いた後に革命チェンジや《チアスカーレット アカネ》のメクレイド効果の種にしながら追撃のカードを回収出来るカードになります。
やっている事は大分強いのですが、どうしてもハンド1欠損の行動がとても重い癖のあるカードになります。
そして即時にマナ回収をする手段がジャイアントには無く、どうしてもアタック中や相手の除去によって離れた場合など、召喚できるタイミングの後に発生しやすいのも難しい所。
しかし《アシスター・サイネリア》同様《終の怒流牙ドルゲユキムラ》や《十八番龍 エターナルグリーン ParLife》との相性は良いので上記のカードと合わせて使ってみるのはオススメ。
《宙番龍 オービーメイカー Par001 / 奇跡の一打》を複数採用した成長チェンジ型だと多色事故を無理やりなくせるので其方を試す時はぜひ!

・《竹刀の超人/サイバー免許皆伝》

多色だが上面がマッハファイターを持ちながら下面で相手の動きを止めつつ1ドロー出来る無駄のないカード。
2コスなので先手後手どちらでも相手の2コス軽減サイクルやメタに間に合い、《チアスペース アカネ》を同時にプレイ出来ると一方的な盤面を作る事が出来る。
下面も手打ちしやすく《DARK MATERIAL COMPLEX》などを止めれる。
このカードは環境に小型獣が多く並ぶ環境なら採用を考えるべきカードです。
《異端流しオニカマス》や《アシスター・コッピ》などの軽減系、《ヴェネラック-F5》などの小型メタなどが頻繁に並ぶ様な環境だとすごく輝くカードです。
ですので、このカードは2ブロックのジャイアントデッキを考える場合は採用を検討。
メカには上下ともに強く出れる上にマジックは面をしっかり取り続ける事で《Napo獅子-Vi無粋》の着地を遅く出来るなど良い点があるので。

現オリジナル環境(2024/6月)ではその様な盤面を作ってくれるのは赤青マジックのみで、他のデッキに関してもルーターやブーストなどに2ターン目を使用する事が多く、輝ける盤面が少ないことから現在は不採用気味のカードになっています。
小型環境が来た場合はコイツで盤面しばきまくりたいですね。

・《氷打の妖精/巨打設計図》

ツインパクトになった結果対象範囲が狭まってしまった《デスマッチ・ビートル》
マジックなどには強く出れるものの《デスマッチ・ビートル》同様にアタックに参加できない。
しかも踏み倒し範囲が「召喚以外の方法」になってしまった為、各種メクレイドには反応出来ない結果、下面はアビスに強いのに上面がアビスに対して強くないというよく分からないカード。
しかし、3コストで3ドローの可能性を秘めつつメタクリーチャーには唯一性があり、黒緑アビスが消えた通常環境やメクレイドよりも革命チェンジが多発している2ブロック 環境では活躍が見込めるカードである。

このカードにしか出来ない仕事がある為メタクリーチャーの新規採用を考える場合はまず第一候補に上がってもいいだろう。

・《電脳鎧冑アカシック・オリジナル》

このカードは実質1ドロー持ちのジャイアント
使う場合は基本的に《チアスペース アカネ》《宙番龍 オービーメイカー Par001》などの革命チェンジと合わせて使用する。
ガッツリ前に寄せてメタクリよりも成長をメインにした場合とても強い。
問題点は多色が多くなり過ぎる問題であり、このカードの強みである「引いたカードをそのままプレイ」が中々難しくなる。
《楽球の妖精》と一緒に使用してなんとかマナカーブを保てるであろうジャジャ虫
しかし成功した場合はハンドも盤面も溢れるすごい盤面を作れる事は間違いなしなので構築力に自信がある方は試して俺に送って下さい。再度検討します。

・《爆転の妖精》

凄く小さい《ドンジャングル s7》
攻撃に参加できる上トリガーで出ても強い!と思ったのですが余りにもパワーが低く、《芸魔隠狐カラクリバーシ》の複数革命チェンジの安全的になるので結果微妙なカードでした。
この子を使用するのであればやはり成長チェンジによる早期の《銀河竜ゴルファンタジスタ》の着地でしょう。
同時に着地できれば中々の性能のカードにはなりますので要相談な一枚。
本気で採用を悩んだだけに悲しい評価ですがいつか輝きそうと期待を込めれる。

・《バンカー・アントリオン》

コストがデカくなった《とこしえの超人》

お前コスト2だったらどれだけ強かったことか…
コストが3のおかげでひっつきが悪く離れた時効果は相手限定と何もかもが惜しいカード。
試してみたが3マナ帯では2コスのメタクリや《アシステストシネラリア》を投げた方が強く後半になると《チアスカーレット アカネ》のマナ召喚ともコストが合わず結局は《とこしえの超人》の凄さを感じて終わっただけであった。
どんな場合に採用するんだろうってレベルで採用候補には今後上がることもないだろう。
エラッタでコストが2にならない限り。

・《マーチングドラム ミドリ/ハーメルン・ハーモニー》

《「根性」の頂メチャデ塊ゾウ/「大親分、ここにあり!」》のクリーチャー版のイメージ。
凄い《青銅の鎧》である。
このカードはなんと言ってもクリーチャーとして盤面に残り、上のカードを操作できるのでハンデス対策もバッチリこなしてくれる。
2→3《マーチングドラムミドリ》→5
の繋ぎが綺麗に出来る上《チアスカーレットアカネ》のメクレイド前に出すことでカンニング行為が可能であり、メクレイドの質を操作できるカードです。
下面の《ハーメルン・ハーモニー》はお互いであるが緑版《アポカリプスデイ》なので相手にリソースはマナに、こちらは実質マナ=ハンドなので中々一方的な除去が可能。
ヤケクソメクレイドをした場合にやり直しを要求できるのは中々魅力的である。
赤青マジックが居なくなり平均キルターンが遅くなった場合や面取り合戦が多発する環境がくれば真っ先に採用するだろう。
でもガードストライクを持っている《「根性」の頂メチャデ塊ゾウ/「大親分、ここにあり!」》と争う枠になるのでそこは個人のプレイスタイルに左右しよう!

・《森翠月モスキート》

3コスのジャイアントマッハファイターの中で1番強い(と思う)
このカードは面を取りながらマナやハンドの質を良くしてくれる上に《チアスペースアカネ》にチェンジしながら使うと2ブースト1ドロー(任意1回収)とかいう凄い動きが出来る。

が、3ターン目にそれが出来れば良いのだが4、5と後ろになるにつれ周りのカードとのひっつきの悪さ、結局は各種ゴルファンタジスタにはなれない3コスマッハファイターという点が重くのしかかりコイツを採用するぐらいなら《竹刀の超人》に方がまだ仕事をしそうである

しかし、これはあくまでもミッドレンジタイプの時のお話である。
成長よりであれば《楽球の妖精》以上にマナに触りやすくハイパーモードになれば2点はとても強く、構築段階で採用が大きく分かれるであろうカード。
自分が完全な成長軸を組むなら問答無用で4入れて試す。だって好きだもの

・《「根性」の頂メチャデ塊ゾウ/「大親分、ここにあり!」》

ゼニスになったせいでコストが10になり、メクレイド非対応になってしまった悲しきカード。
しかし上下ともにジャイアントデッキでは中々強い。
序盤はブーストとしては質がとても良くマナと山をしっかり整えてくれる。
上面は何気に《チアスカーレットアカネ》との相性が良い。
《メチャデ塊ゾウA》の効果で《メチャデ塊ゾウB》を出す。
横になった《メチャデ塊ゾウA》をメクレイドの種にする
結果マナに《メチャデ塊ゾウA》がある事で《メチャデ塊ゾウB》の効果も使いつつ盤面を荒らす事が出来る。
2枚採用だと実現性が低いが(自分も1、2回しかした事がない)がこれが出来る事を知っていれば勝率が1%でも上がるなら覚えておくべきだろう。ラッキナンバーの選択をズラせるし。
噛み合いって大事だね。

・《雲の超人》

初めてゴルファンタジスタが発表された時から擦ってたカード。
2コスブースト+《雲の超人》=《メンデルスゾーン》+《栄光ルピア》みたいなマナの伸ばし方が出来る。
しかしこのカード2マナブーストがからまらなかった場合がとても弱い点、マナを伸ばしたからと言ってたトップからこのカードの為に採用したであろう2コスブースト、2枚目以降のこのカードを引いた場合何も解決しないのである。
では採用枚数を4→3にしよう!
引かないので使わないのである。
今の自分にはちょっとコイツもじゃじゃ馬すぎて使いこなせませんがいつか友達になりたいですね。

・《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》

唯一ジャイアントに許された墓地リセットカードで強い子。
このカードは赤青マジックの詰めの盤面、アビス系統の展開妨害の為の墓地リセット、ブレスラチェインなどの墓地蘇生を利用するデッキへの妨害、ラッカゴスペルへの遅延や《GOGOGO超絶ラッシュ》の返しに自分の持ち直しなど、意外と墓地リセットをする意味が多い環境にはなるのでピン投で入れると痒いところに手が届くカードになると考えています。
マナ召喚権も意外と大きく《チアスカーレットアカネ》と違い山を減らさないので、後半の『終極宣言』後の貴重な一枚になっています。
そして《チアスカーレットアカネ》と組み合わせると複数回の使用も可能になっているので1枚見えるだけでゲーム中何度も絡んでくるのも強く貴重な3打点でもあります。
4コスなのが使いづらく難しいカードにはなるのですが現環境(2024/6)では強いのではないかと最近採用してます。
マジック対面にこのカードと《同期の妖精》を同時に出すとジャスキルが普通に通って相手が爆発するのが好きです

・《巨摩天アオフェシー》

色フェシーシリーズの1つ
クソデカ《全能ゼンノー》ですがやはり今の環境だと常在効果は安易に突破されてしまうので《ボンキゴマイム》の様な付与効果の方が欲しかったりします。
このカードは成長型で活躍出来るカードで《森翠月モスキート》は優秀な革命チェンジ元ですし少し遅めに《チアスペースアカネ》とチェンジして出しても強いカードだと思います。
なので成長軸を考えるときに《銀河竜ゴルファンタジスタ》と共に投げて相手にストレスを与えていきたいですね。

・《海底の超人》

トリガープラスでホーガンブラスターが撃てるジャイアント。出たとき効果も強くブロッカーも着いていて魔覇革命の環境では4投入していたカードです。
このカードは《チアスカーレットアカネ》+《超重竜ゴルファンタジスタ》と一緒に使う事でマナのこのカード+《超重竜ゴルファンタジスタ》の枚数分だけ展開出来るコンボがあったりします。

相手盤面:クリーチャー1体
自分盤面:《チアスカーレット アカネ》
マナゾーン:《海底の超人》複数枚
ハンド:《超重竜ゴルファンタジスタ》複数枚

1:《チアスカーレットアカネ》アタック時チェンジ《超重竜ゴルファンタジスタ》
2:《超重竜ゴルファンタジスタ》の効果で《海底の超人》
3:《海底の超人》効果で3ドロー2枚上固定を先程戻した《チアスカーレットアカネ》
4:《チアスカーレットアカネ》のメクレイド効果で先程戻した自身をメクレイドで出す

これで盤面に《海底の超人》が追加されつつハンドの《超重竜ゴルファンタジスタ》が別のカードなりつつ手札を整えれる動きです
途中でマナに送るのを《海底の超人》に変える事で
自分盤面:《超重竜ゴルファンタジスタ》《海底の超人》+αをアカネ1枚のみで回す事が出来ます

だからなんだと言われそうな必要枚数が多いコンボですが何処かで役に立たないかなとひっそり温めてたものなので置いておきます。

・《四番鯨リビングハザードParSum.》

ちっちゃくなった《斬龍電融 オロチリュウセイ》
ブロッカージャストダイバーと場持ちの良さで確実に効果が使える一枚だがこのカードを使う場合は《十八番龍 エターナルグリーン ParLife》と組むと無駄なく使えるだろう。
だが結局上のカードはランダムであり、デッキの上から革命チェンジ出来るとはいえ不確定要素も多いので自分は上手く使いこなせなかった
ガードストライクも着いてるしもっと他に軽減ジャイアントがくれば採用が考えれるのだろうかと思っている

・《自撮の超人》

ジャイアント版メメント守神宮
なんか強い様な弱い様なよくわからないカード。
4コス帯はジャイアントでは出しづらく置換効果も破壊された時限定なのも評価低め。
後はジャイアントはブロッカーがなくてもなんとかなる盤面が多くその為必要性を感じないのだろうと思っているだたまにコッソリ入れて試してはすぐ抜いてるカード。

・《運命の親衛隊シウバ/「その運命、我らもそれに従おう」》

肉がついた代わりに多色になった上コストが増えた
《零分後の世界》。書いてあることは上下ともに決して弱くない。
だがドロー効果は寄せなければ外しやすく出したとて《チアスペースアカネ》の劣化版の様な効果なのが残念。
逆に上面がコストが5であればゴルファンタジスタになれる除去カードだった為採用していた可能性が高かった1枚
4コストのハッマファイターほど可哀想な存在はない

・《十響!Drache &オービー》

貴重なコマンド持ち除去ジャイアント。
黒単アビスや青黒魔導具がいた時は《秩序の意思》による封印が重かったのだが現在は採用が少なく、他にも《禁断の轟速ブラックゾーン》を採用した赤黒バイクもオリジナル環境ではいないので一旦採用を控えている。封印ギミックを取り入れた環境デッキが増えた場合は1、2枚指しておくとケア出来るので覚えておくと良いでしょう。
普通に1ドロー1バウンスは除去として強いので

・《だべべ村の大昆虫ギガマンティス/「虫虫大行進!!」》

上が進化クリーチャーで実質SAで下面が《大地門ライフゲート》のジャイアントインセクト版。

《軌跡!シャイニングロードマンティス/軌跡の大地》
の5枚目を探した結果見つけたカードだがあのカードに勝てるわけもなく。上面も別に強いSAというわけでも無いので定期的にトリガー枠で採用し爆速で抜けるカード。
ジャイアントインセクトの強化も特に無いので…

・《五番龍レイクポーチャーParZero》

なんか効果を詰め込みまくったすごいジャイアントドラゴン。
このカードは定期的に「なぜ採用候補から外れているのか」と言われる。
このカードの個人的評価は「4ターン目に出せないなら《チアスペースアカネ》よりも優先度が低くなる」カードだからである。
もっと簡単にいうと「コイツを出しても次のターンに7コス帯でプレイできないから」

まずジャイアントの強いマナコスト帯は5、7、12です。
5コス帯になると5マナのマッハファイターをプレイでき相手の盤面次第でさらなる展開が出来る
7コス帯になると《チアスカーレットアカネ》+2コスがプレイ出来る他、ゴルファンタジスタを革命チェンジせずともプレイ出来、《軌跡の大地》であらゆるジャイアントに変換できる
12コスト帯になると5、7帯の動きが同時に行えるので展開の質が段違いに上がります

話を戻します
仮に《レイクポーチャー》を4ターン目にプレイ出来ると自ターンの動きは整ったカードで盤面を作れるので6ターン目には7コス域のプレイが出来ます。

しかし《レイクポーチャー》が4ターン目にプレイ出来ないとどうでしょうか。
5ターン目にプレイした場合7コス帯に触れれるのは7ターン目になってしまうのが現状のジャイアントです。

仮に《チアスペースアカネ》をキープできており《レイクポーチャー》をプレイしながら複数並んだメタクリを1体捨ててマナブースト出来成功すれば良いです、がこのプレイを取るとメタクリが無くなったことによる反撃を受けやすく相当な要求値を必要とされます。

赤青マジック対面でそれがどれ程可能でしょうか
2:《ビブラート》3:《コールドフレイム》4:《パーフェクトファイア》→《ボンキゴマイム》《ヒメカット》
5:《カラクリバーシ》or《ナポレオン》チェンジカクメイジン

この動きも今の赤青マジックだと再現性はかなり高く《レイクポーチャー》1体残ったからと行って防ぎきれなければ次ターンは6マナしかなくて結局何も出来ない。などは普通におこります

《チアスカーレットアカネ》をプレイ出来ない場合はこの様な展開は起こりやすく相手からするとエクストラターンを取ったも同然の様な状態になります。

この様な結果が多くあり3ターン目までにブーストが難しい準成長構築だと《レイクポーチャー》をプレイするよりも、メタクリーチャーを絶やすことなく投げながらの小粒ビート、ハンド補充も《チアスペースアカネ》や《アシステストシネラリア》をプレイする事で十分可能であり、結果的にマナを7コスト帯~12コスト帯まで伸ばす事の方が相手にストレスを与えつつしっかりと勝ちへの道筋が作れます。

《レイクポーチャー》を採用するのであれば準成長構築であれば入っても2枚でそれ以上採用するのであればしっかりと4ターン目に確実にプレイできるように3コスブースト枠を10本は採用したい。

非ジャイアント

・最後に


最後まで読んでくれてありがとうございます!

【青緑ジャイアント】に対する愛情で長文になってしまいました。
この記事を読んで【青緑ジャイアント】に興味を持って頂けただけで書いた甲斐があります!

この種族に出会わせてくれたデュエルマスターズ に感謝

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