DIALOGUE+PARTY2021 ぼくたちの現在地 感想

はじめに

こんばんは。

今回は2021年1月10日に開催された「DIALOGUE+PARTY2021 ぼくたちの現在地」の感想を書きます。

基本的にライブの感想とかはTwitterくらいでしか書かない人間ですが、今回はダイマをしまくったこともあり、「やるなら最後まで丁寧にやろう」と思ったので、僕目線で見た今回のライブのすごかったところ、良かったところを書いていきたいと思います。

僕は今回幸いにも追加公演、第1部共に現地参戦することができたので、基本的にそれらと、アーカイブ配信と第3部まで見た後の全部あわせての感想となります。

はじめてのかくめい!~ダイアローグ+インビテーション!

まずそもそも最初のナレーションの時点で既にずるい。今回のライブ全体を通して流れるこのナレーション、今まで追ってきた人が聞けば「そんなことあったなぁ...」ってエモくなってしまうし、今回初見の人が聞けば「そんなことをしてたのか!」とDIALOGUE+について深く知るきっかけになる、一石二鳥の一手。

自分もけやき広場に行って初めてDIALOGUE+を見て、生ではじかくとインビテーションを聞いた時のことを思い出したし、ナレーションの「かくめい、始まった!って思いました」という言葉を聞いて、その瞬間に立ち会えていたことを本当にうれしく思いました。

とかなんとか考えていると流れ始めるはじめてのかくめい。初めてはじかくを生で聞いた日のことを思い出していただけに、それはもうグッサグサ刺さりました。

正直、初めてけやき広場で見た時は「曲は確かに強いけどパフォーマンスはまぁ新人だしこんなもんか」と思ったことを今でも覚えています。

しかしながら、イベントやライブが以前のように開催できなくなってからのこの1年で、おそらく最も多く配信・現地を問わずライブで聞いたこの曲。見るたびにそのクオリティはどんどん上がり、今では文句なしの彼女たちの代表曲になっていると思います。なんならこの時点で既にちょっと泣きそうだった。


はじかくが終わると拍手が止む間もなく流れ始めるインビテーションのイントロ。声を出せないライブとはいえ、この曲を生で聞く日を楽しみにしていたオタクは多いはず。もちろん僕もその1人。

けやき広場以来、初めて現地で見ましたが、これまでの配信ライブでは気づけなかった細かい振りや表情を見ることができて本当に最高でした___まぁ、高まりすぎてて記憶はほとんど消し飛んだんですが。

とにもかくにも今回現地で聞いて、改めて「声出しができるライブが開催されるようになったら何よりも先にこの曲を聞きたい、叫びたい!」と思いました。

DREAMY-LOGUEパート

開幕の2曲を追えると、2度目のナレーション。個人的に今回のライブ全体のナレーションの中で最も好きだったのがここのナレーション。

この厳しい情勢の中、「私たちは2020年もたくさんの活動を行いました」と胸を張って言えるアーティストがどれだけいることでしょうか。それだけDIALOGUE+は本当にたくさんの活動をしてきたと思うし、その活動の全てが詰め込まれたのが今回のライブだと思いました。

「がんばった私たちに、はなまるあげたいです!」のナレーションから始まるのはもちろん大冒険をよろしく。このあたりで「なるほど、今回はこれまでの曲を時系列順に披露していくセットリストか!」ということに気づかされます。

「開幕から3曲飛ばしすぎじゃない?」とか「さっきから思ってたけど後ろでMV流すのずるくない?」とか、色々と言いたいことはありますが、個人的にはオンラインで見てた時から間奏のねーねのめちゃくちゃ楽しそうな踊りが大好きだったので、それを現地で生で見ることができたのがうれしかったです。あとこの辺で腕が限界を迎えました。振りすぎて。


大冒険が終わると拍手をする間もなく好きだよ、好き。

この曲がエモすぎてずるいという話はもう世界中でされてると思うので今回は割愛しますが、後ろでMV流した人だけは本当に犯罪者なので捕まればいいと思います(誉め言葉)。3部を見たら犯人が分かったので今後ちゃんと見張っとこうと思います。

個人的にこの曲で(というかこの曲までで)印象に残ったのは、3部でP達も言及していましたが、まゆゆんがいつ見ても完璧な表情をしていてすごいという点。もうほんとに1人だけクオリティ高過ぎて人生2周目なんじゃないかと思いました。


夕景のような照明が暗転し、次に明けると一気に楽しい雰囲気のトーク!トーク!トーク!

元々のアルバムの時からこのあたりの雰囲気に落差のある曲順が好きだったので、それを実際に生で体験できたことにとても高まっていました。

あとこの曲は、以前のぼくたちのかくめいオンラインの時にメンバーが「難しい」と話していた、サビの円形になって移動しながら踊るフォーメーションがとてもきれいで感動すると同時に、ある種の迫力のようなものを感じました。この辺はやっぱり生と映像の違いかもしれません。


トーク!トーク!トーク!の後、「まぁ3曲やったしここらで一旦ナレーションかな?」と思っていると、聞き覚えのあるドラム音。ドメフォだ...マジかよ......

3部などでP達が話していた、「前半のピークはドメスティックフォース」という言葉の通り、ものすごくかっこよくて最高にキマったパフォーマンスでした。P達の思惑通り、僕の周りの初めてDIALOGUE+のパフォーマンスを見た人たちもこの曲でやられた人が多かったように思います。

個人的には最初の「かかってこい」のところで赤い光の中メンバーのシルエットだけが見える光の使い方が最高にかっこよくて好きでした。

あとは最後の「おいでよ孤独」のところのきょんちゃんが最高にいい声&表情をしていて好きでした。かっこいいきょんちゃん、ほんとに好き。大好き。マジで。好き。


最高にキマっていたドメフォから暗転して明かりがつくと、途端に最高にかわいい表情のメンバーと、流れ始めるパジャマdeパーティー。現地で見た時、ここの落差が凄すぎて気がどうにかなりそうでした。

ぼくたちのかくめいオンラインの時から緒方佑奈さんの「スタート!」なしでは満足できない身体にされてしまった僕は、生「スタート!」を聞けて本当にうれしかったです。2021年始まった!って思いました。

あとAメロで歌ってない人たちがやってるアルプス一万尺みたいな手の動きが最高になめらかでめちゃくちゃかわいかったです。


曲が終わり「ところでナレーションまだですか?」と思っていると流れ始める僕らは素敵だ。最初の半円形のフォーメーションでぼくかくオンラインを思い出しました。

1部では2階席だったのですが、1番のAメロ前にやかんが1人だけ2階に向かって大きく手を振ってくれたのがとても印象に残りました。オタクちょろい。

また、追加公演では左前方の席だったので、横に広がった時にねーねが目の前にいたのですが、歌ってるときの手振りとか、間奏のリズムの取り方とかが割と大きくて、本当に楽しんでるんだなぁというのが伝わってきました。

あたりまえだから

「ぶっ続けで6曲やり切ったよ...マジか...」と軽く引きながら感動していると、ここでやっと3度目のナレーション。1度目の緊急事態宣言からの半年を振り返る内容で、本当に胸にぐっときました。

そこからのあたりまえだから。そりゃ涙も流れる。

これもいろんなところでされている話だと思いますが、MVでは別々のカットだった8人が横1列に並んで歌っているのを見ただけでもうだめ。しかもそれを現地で見れるなんて。エモすぎてエモ死しました。

あとは最後の「1つ、2つ、...8つ」のところで順々にメンバーカラーのスポットライトがそれぞれを照らしていく演出がとても好きでした。

新曲発表公演パート

止まらない涙をぬぐっていると4度目のナレーション。未発表の4曲を含む新曲発表公演のパート。この曲たちを聞ける日をずっと待っていた。

開幕は謎解きはキスの後で。新曲発表公演の時から歌詞がめちゃくちゃ好きだったので再び聞けて素直にうれしかったです。

追加公演の時は席が前の方だったので、2人の表情がとてもよく見えて、もうほんとにドキドキしっぱなしでした。先ほどのエモ死に続いて心臓止まって2度目の死を迎えるところでした。オタクは2度死ぬ。

あとこれはここだけの話、座席が結構端だったので、傘の中で何が行われているのかをすべてこの目に焼き付けることができて終始「あらぁ^~」という感じでした。気になるその内容は大事に墓まで持っていこうと思います。丁度2度目の死を迎えたのでベストタイミングでした。


続いて走れ。この曲だけは最近YouTubeに視聴版が解禁されていたので、他の3曲に比べると禁断症状はまだマシでしたが、それでも聞ける日をずっと待ってた。

この曲でまず思ったのはホントに今回やかんがイケメン過ぎる。特に各所で話題になっている落ちサビのところなんかはもうほんとにヤバすぎて現地で思わず2度見したのを覚えています。

あとこの曲で思ったのは、踊りに集中した時の緒方佑奈さんが凄いということ。歌が足枷になっているとか、そういうことはまったく思いませんが、踊りだけにリソースを割けるようになった時の迫力は尋常ではありませんでした。

ねーねの歌が凄いのはもはや語る必要はあるまい。


走れが終わると直ちに次のI my me mind。実際どうだったかはわかりませんが、本公演中ここが一番曲間が短かったように感じました。オタクに拍手する隙すら与えない。

この曲はこの曲でセンター2人のパフォーマンスのレベルが高すぎる。メンバーの中でも特に踊りのキレが凄い2人がそろっているので、そのパフォーマンスを生で見れたことに強く感動しました。

あとまゆゆんの表情というか、歌い方が曲中に2転3転していて本当にすごいなと思いました。特に落ちサビなんかはフレーズごとにコロコロ変わっていてホントにどうなってんだマジでと半ばキレながら聞いていました。

あと新曲発表公演の時はアップで映っていた「かかとつま先の右左」のところの足元の動きが、アーカイブで見ると映っていなかったので、現地でしっかり拝むことができてよかったです。


曲が終わるとこれまた曲間ゼロで20xx MUEの光。もうほんとに再び聞ける日を待ちに待ってた。さっきから全曲待ってる気がしなくもないけどこの曲はそのどれよりも待ってた。

というかこの曲の場合は「現地で」聞ける日を待っていたという方が正しいかもしれません。その日がこんなにすぐ訪れるとは正直思っていなかったし、待ちに待って現地で浴びるMUEの光は最高に楽しかったです。一刻も早くまた浴びに行きたい。

特に1部では座席が2階の最後尾だったので、これ幸いとばかりに全力で暴れられて最高でした。もうほんとに曲も踊りも楽しすぎる。

ちなみに暴れ散らしていたせいでライブ中のこの曲の記憶はほぼありません。この場を借りて謹んでお詫び申し上げます。


そろそろ曲間が無い事が当たり前になりつつある中で次に来たのはやはり夏の花火と君と青。

3部で田淵さんがここの曲間について「拍手なんかさせる場合じゃない」と言っていたのを聞いて、本当に度肝を抜かれました。ただでさえご時世柄声出しができず、拍手くらいしか応援の気持ちを表現する手段を持たないオタクに対して、その唯一の手段を「拍手なんか」と一蹴してライブの完成度を求めるストイックさに、改めて「これがDIALOGUE+か...」と感動しました。

曲の話に戻ります。特にこの曲はダンスが大好きで、世界一かっこいい盆踊りだと思っている。MVが公開されてからというもの毎日のように見てたので半分くらい踊れそうになっている自分がいる。JAM2の時にも見たそのパフォーマンスを、再び現地で、しかも前回よりも近い席で見ることができて、本当にうれしかった。

特に追加公演では座席が左前方だったので、一番好きなきょんちゃんの「慣れない足元カラリコロリ」のパートを目の前で見ることができて成仏しかけました。


あとこれはライブ本編とは直接関係ないですが、このパートについてもうひとつ。新曲発表公演以降にDIALOGUE+沼に叩き落したオタクたちが「あの強い曲は何!?」「なぜあれが発売されていないのか!?」「次いつになったら聞けるの!?」と口々に言っていて、苦しみを分かち合える仲間ができて僕はうれしかったです。仲間って素晴らしいですね☆

あやふわアスタリスク~人生イージー?

ぶっ飛ばしてきた新曲発表公演パートが終わり最後のナレーション。TIFの話が出てきて、もはや半分伝説となりつつある「20分、5曲ぶっ続け、MC10秒」のステージを思い出しました。知らない人のためにその時のセトリを貼っておきます。

1. 20xxMUEの光
2. はじめてのかくめい!
3. Domestic Force!!
4. 夏の花火と君と青
5. 大冒険をよろしく

多分今見てもあれは結構意味が分かんないと思います。なぜこんなステージが作れるのか。

しかし、今回のこのぶっ通し全曲ライブ(しかも2回し)を成し遂げた要因の1つにあの時の経験があるのは間違いないと思います。本当にすごい。

ナレーション最後の「これからも全力でみなさんと一緒に走り続けます」という一言に、今回の「全力」というテーマを感じてエモくなると同時に、「これからも全力で追い続けたい」という気持ちに強くさせられました。


そのナレーションから照明がつくと円形のフォーメーション。「お、これが人生イージーか!」などと思っていると「ここが、ぼくたちの現在地です」からの唐突なあやふわ。

いや確かに「ぼくたちの現在地」って名前は明らかにあやふわの歌詞から取ったことはわかってはいたけど。でも事前の感じイージーはやってあやふわはやらない感じだったじゃないですか。なんならあやふわはまだ曲もMVも公開されてないじゃないですか。

それらの感情が押し寄せて変な声が出そうになったのを全力でこらえた結果ものすごい勢いで息を吸い込んだのを覚えています。

正直あまりの驚きに追加公演のライブ中意識が飛んでいたかもしれません。あやふわに関する記憶がほんとにない。

そんな中唯一覚えているのが、後ろで明らかに来週公開予定の未公開MVが流れていたこと。ただでさえメンバー8人見ないといけなくて目が足りてないのに、さらに見るべきものが増えてしまって僕の目は限界を突破して破裂寸前でした。本当に破裂しなくてよかった。

1部ではようやく正気を保ってステージを見ることができ、その結果サビ前の斜めに並んで1人ずつずれてやるダンスがとても印象に残っています。

あと落ちサビのまなてぃの「ちょっとずつ ちょっとずつ」のところにものすごく心を打たれました。ドメフォとかもそうですが、やっぱりまなてぃのこういうセリフチックな歌い方にはとても惹かれるものがあります。


そして衝撃のあやふわも終わり、ついに待ちに待った最後の1曲。人生イージー。

事前にMVは公開されていましたが、MVだとダンスが映っていない場所も多かったので、どうなっているのかとても楽しみにしていました。

特に最初のAメロ前の2ずつプレイヤーとキャラクターになってゲームをするフリ、これはホント今回1番天才だと思いました。ゲームをプレイしているときの様子も、よく見るとそれぞれの個性が出ていて、ほんとにすごい。

あと1つ思ったのは、あやふわ→イージーの曲順。これまでの流れ的に公開順でいくならイージーの方が先なのかな?と思わないこともないですが、その中でイージーを最後に持ってきたのは、やっぱり明るく「頑張って!」という応援の言葉でライブを締めくくりたかったのかなという気が少しだけしました。僕個人としても最後は明るくはじけて終わるライブが大好きなので最高の締めくくりとなりました。

まとめ

まず初めに、今回は多くのオタクにダイマをし続け、結果としてとても多くのオタクに現地・配信問わず見てもらいました。見てくれたオタクは本当にありがとうございました。

そしてライブ本編も、それだけ多くの人に勧めた甲斐があったなと感じられる、最高のものでした。おかげで多くの初めてDIALOGUE+を見たオタクに「よかった」「現地にも行ってみたい」などの感想をいただくことができました。そのことが何よりもうれしかったです。

そして、今回厳しい情勢の中で現地開催が危ぶまれる状況でもありましたが、運営の皆さんの努力により、現地開催が叶ったこと、そしてそこに現地参加できたことも本当にうれしかったです。

世界が変わり、ライブを現地開催することが難しくなったこの世界で、それでも負けずに戦ってきたDIALOGUE+のこれまでが全て詰まったこのライブを、現地で感じることができたことを僕は一生誇りに思います。

そして同時に、これからのDIALOGUE+がどんな景色を見せてくれるのかがこれまで以上に楽しみになりました。

これからもあの日宣言した「大好きです」の言葉を胸を張って言い続けられるように、DIALOGUE+を全力で応援していきたいと思います。


以上。

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