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派遣切り、の話 (暴論ご容赦m(__)m)

長い事、病気をしています(現在進行形)。
久しぶりにログインさせていただきました。
まぁ、ほとんど誰も見ていない記事を書いている人間としては気楽でした。
というわけで、初めまして。
今後とも、定期的に来られるわけではありません(笑)。
スキもコメントもお気遣いなく。
お返事できるかどうかもわかりません。
どうぞ読み捨てで。お気軽に。

本人もそれがありがたいです(^^)。

具合の悪い時には、ベッドに横になったまま、YouTubeなどを聞いております(目をあまり使えないのです)。
動画を作って配信してくださっている方、感謝です。

さて、今朝見た動画は、たぶんTBSのニュース動画だったかと思います。見逃したニュースを見返すことが出来るシステムなのですかね、ありがたいですね(^^)。

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(ここから本題ですm(__)m)

長文書いちゃいけないというのに(笑)。

派遣切りをされ、職も家も失った青年(20代前半くらい?)を支えている組織、その代表者さん?のお話でした。{反貧困ネットワーク、瀬戸大作さん}

↑ メモをさせていただきました。昨年は少しだけ自分の収入もありましたので、ささやかですがカンパを検討したいと思っております。外出して振り込めばいいのかな?この後調べます。

ニュースでは、先ほどの表現を当たり前のように伝え、私も当たり前のように聞いておりました。

”派遣切りをされ、職も家も失った青年”

なんとなく意味は知っております。ただ、自分で上手に説明できないので、用語を調べて参りました。

####
一般的に「派遣切り」とは、派遣労働者として契約して働いているものの、契約の途中で打ち切られたり、契約期間満了を迎えるが更新されると思っていたところ、更新されずに雇止めとなったりした場合に使われます。
####

なぜ、自分は一生懸命に「派遣切り」を調べているのかな?と考えてみたところ、妙に興奮?して文章を書きたかったのだと思います。
ある意味、建設的でもない暴論を書いて貼り付けて帰ります。また、冷静になって、論理的な文章を書けそうだったら修正にきます(笑)。


なぜ、派遣切りになったら、仕事も家も失うのか?

いや、すみません、この答えもなんとなく知っています。
たぶん、派遣社員とか契約社員とか、期間工とかになると、雇ってくれた側が、仕事や寮なんかを用意してくれたりしますよね。住む場所まで用意しない派遣もありますが。
仕事を失えば、住む場所の家賃も払えないのだから・・・仕事も家も失うのが当たり前。

朝のぼ~~っとした頭で考えていました。

なぜ当たり前? いや、困るでしょう?コロナでいきなり派遣切りとか、予測もできないこともあるだろうし、と。
で、なんで、こんな”派遣労働”が憎い、って思いましたが。
これ、便利な制度でもあります。
労働者、使用者双方にとってもね。

実は、自分も派遣労働をしたことがあります。

身分保障がないので、20年前に時給2300円くらいで短期に仕事を頼まれていたのです。仕事が終わったら、長期休んで遊びに行こうと思っていたので、身分保障が無くてもOKと、ウハウハ仕事をしていました。もともと、働く意欲が少ない人間にとってはとてもありがたかった制度です。

使用者にとっても、”雇用の調整弁”と言われています。
忙しい時だけ、もうかる時だけ労働者を増やす、逆の場合は生え抜きの正社員だけ守れればいい、という選択も出来ます。便利ですね。

しかし、コロナ禍においては、予測不能の時に派遣切りにあって、寒風の中、公園にいる、あるいは公共のどこかの居場所で滞在する、ほぼホームレスの人がさらに増えているというのは、”当たり前”とか、ひとごとのように考えていていいのだろうか、と思います。

もちろん、そうなる前に備えておけば良かったのかもしれないケースもありますが。
いずれは契約がなくなることを考えて、備えようとした矢先だったのかもというケースもあるかもしれないじゃないですか。

実際、そのニュースの中でその若者がちょうど家を失った後に10万円の給付金があったのだが、住所のない場合、受け取れなかった。その後フォローしてもらったことが伝えられていました。


が、待てよ?フォローしてもらっていない人は、10万円も受け取れず、ワクチンも接種していないんじゃないですか?(自分の想像ですが、当たっている気がして怖いです)。

派遣労働、これからの日本の雇用形態の一場合として便利でいいよね、って思って制度を作ったお偉い方々、どうか、その制度のかげで辛い思いを余儀なくされる人間に救済の手を差し伸べていただきたいです。
救済制度、救済措置を作ってください。


たまたま、ニュースでは、支援組織の方が寄り添ってくださっていたのですが。一人で泣いている人も多いし、そんな支援組織があるなんて今朝まで私は知らなかったですし(必要としている人で知らない人も多いはずです)、そして、どうやらそれは民間組織で、国の救済措置とかではなかったです。


小規模経営のお店が補助金申請をして、書類不備ループをしたあげく
”残念でした、出ませんでした”
という紙きれだけバックしてくれる国の制度に期待してはならないのかもしれませんが。


経済って、経世済民でしょう?救済するんでしょう?そういう学問だって教わったんですが。
経済学の教授とか経済系の政治家さんって普通に毎日ご飯を食べて、お家の布団で寝ているんですよね?その若者は公園で寝てて、ファミレスで久々にご飯を食べて、お布団のあるところを紹介されたものだから。
「ああ、(ここに自分を寝かせてくれる予定の)お布団がある」
って言ったんですよ。それで、自分は大泣きしました。(そんなことはどうでもいい、)

で、ふとスイッチが入り、思い出しました。

昔ワクチン接種禍の訴訟で、憲法29条3項を引用して、救済措置的な判決が出たことを。
うろ覚えですが、ワクチンをみんなで受けようってなると、副作用で苦しむ人が一定数出てくるのです。これは、どんなに気をつけていても一定数出てくるらしいのですから、仕方のないことかもです。それをただ、
『当たっちゃったね、気の毒に』
と見捨てるんではなくて、制度として用いた以上、その副作用で苦しむ人が出た場合、その一定の人達の財産権を侵害しつつ、その制度を導入したみたいに考えて救済した感じの判例でした。

★ 予防接種ワクチン禍事件(昭和59年5月18日東京地裁)

大学で憲法入門みたいな講座を受講した人、テストに出ますよ(#^^#)。

その要旨はこんな感じです。

★★
憲法29条3項は
「私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用いることができる。」
と規定しており、公共のためにする財産権の制限が、
社会生活上一般に受忍すべきものとされる限度を超え、
特定の個人に対し、
特別の財産上の犠牲を強いるものである場合には、
これについて損失補償を認めた規定がなくても、
直接
憲法29条3項を根拠として補償請求をすることができる。
★★

この訴訟では、生命・身体が侵害されていたので、それは経済的な財産権とは言えないのですが、財産権と同様にみなしたのです。類進適用です。
その部分の表現が下記になります。

★★
そして憲法13条後段、25条1項の規定の趣旨に照らせば、
財産上特別の犠牲が課せられた場合と生命、
身体に対し特別の犠牲が課せられた場合とで、
後者の方を不利に扱うことが許されるとする合理的理由は全くない。
従って、生命、身体に対して
特別の犠牲が課せられた場合においても、
右憲法29条3項を類進適用し、
かかる犠牲を強いられた者は、
直接
憲法29条3項に基づき、被告国に対し
正当な補償を請求することができると
解するのが相当である。
★★

さて、派遣労働制度で派遣切りにあって、仕事も家も失い、生活の基盤が揺らいだ、のは明らかに財産上の権利侵害を受けているということが言えます。
もちろん、生活保護申請という受け皿もすでにあります。が、それだけの手当では間に合っていない現実が今、ここにあります。

そして、本当に所持金がなくてさまよっている、働く意欲がなかったわけではない、だから一定程度のプライドを持って生活保護を渋っている人間もいるでしょうし、なんとなれば誰にも相談できず、一人で悩んでいるのです。追い詰められた人間が何を考えるか、心配にならないのですか?
つい最近まで労働意欲を持って派遣労働をしてきた人間を失うのは、日本の損失じゃないですか!
所持金がなくて、直接国を訴えることなんて出来ません、そんな暇もないんですよ。

18歳以下の子供、保護者を救うのも大切、
旅行会社にも弾みをつけてあげたい、それも大切。
ですが、民間のボランティア組織だけが動いている、それはあんまりだと自分は思います。

暴論かもしれません。派遣切り、バイト切りは当たり前かもしれないけれど、当たり前とか、たまたまの気の毒で済まされないことが起きているんです!

{反貧困ネットワーク、瀬戸大作さん}のやり方を真似させてもらい、ぱくらせてもらい、相談窓口を拡充して、とりあえずの仕事(アベノマスクの仕分け、発送、廃棄←もったいない、のお手伝いでもいいじゃないですか)とか生活立て直しの相談、道筋をつけてくれる制度を早急に立ち上げて欲しいです。

そして、その制度からもこぼれる、もしくはその制度のないせいで生活に困窮した人たちに、一定程度の損失賠償をして欲しいです。


関連条文
☆ 憲法13条

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

☆ 憲法25条

すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
(2) 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

☆ 憲法29条

財産権は、これを侵してはならない。
(2) 財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。
(3) 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。

岸田内閣に陳情すればいいのかもしれませんが、話がうまくまとめられないのです。(コロナの終わった後、もしくはウィズコロナの時代に、多くの人と笑って乗り切っていきたいのですが)

とりあえず、自分では何も出来ないので、カンパを頑張りたいと思います。

ここまでお読みいただいて感謝します。

ここにいらしてくれて、ありがとうございます。 『誰かの心に届くような言葉や記事が書けますように』 それが願いです。 まだまだ模索中です。 色々とやりたいのですが、時間もお金も足りません。 仕事に追われていますが、たまに書きにきます。 正直だけが取り柄です。頑張ります!