単身赴任最期の地
定年前の2017年、翌年3月で定年退職を控えていたとき
富山県高岡市が最後の赴任地でした、彼方此方で単身赴任行ったけれど
これで最後かと思うとホッとすると同時に少し寂しい感じではあります
これで毎日通勤したのも良い思い出です
高岡大仏これは結構新しいらしい
この下に入れますがそれほど広くはありません。
高岡市の町並みは、まるで時間の進行を忘れさせるような、心安らぐ風景が広がっています。その足元を歩けば、江戸時代の趣き漂う建造物や、伝統的な町屋が並ぶ古き良き街並みが迎えてくれます。その狭い路地には、昔の面影が色濃く残り、歴史の息吹を感じさせてくれます。金屋町や東町などの地域では、古き良き日本の文化と技術が息づき、木組みや瓦の上にそびえる古い蔵や商家が、まるで時を超えた物語を語っているかのようです。
この美しい町並みの一角に目をやれば、立山連峰がその背をそびえ立ち、四季折々の自然の美しさが訪れる人々を魅了します。市内の公園や庭園は、静寂の中で心を癒し、穏やかな時間を過ごす場所となっています。ここで緑の中を散策すれば、都会の喧騒を忘れ、心身ともにリフレッシュされることでしょう。
高岡市はまた、伝統工芸品の宝庫でもあります。町中には伝統技術を受け継ぐ職人が多く暮らし、金属加工や漆器、刺し子などの素晴らしい作品が生み出されています。その美しさと技術の高さは、訪れる人々を魅了し、感動させます。伝統工芸品には、職人たちの想いや努力、そして彼らが愛するこの地への深い愛情が込められており、それが作品の美しさと共に心に響いてきます。
高岡市の町並みは、古き良き日本の風情と現代の活気が見事に融合した、まるで絵画のような風景です。この素晴らしい場所は、歴史と文化、そして自然の美しさを求める人々に、心温まる体験と感動を提供してくれることでしょう。
高岡市の魅力的な町並みを彩るもう一つの特徴が、その路面電車です。路面電車は、市内を縦横に走り、古き良き日本の風情と現代の便利さを結ぶ重要な交通手段として機能しています。
この路面電車は、市内の主要な観光スポットや商業地域を結び、地域住民や観光客にとって便利な移動手段となっています。その窓から眺める景色は、町並みの美しさを余すところなく味わうことができます。古い町屋や商家、美しい自然が路線沿いに広がり、まるで時間を遡るような懐かしい雰囲気を醸し出しています。
また、路面電車は地域の文化や歴史にも深く根ざしており、多くの市民にとっては愛着のある存在です。その音や揺れが、高岡市の日常生活に欠かせない一部となっています。路面電車の走る姿は、街全体に活気とアクティビティをもたらし、訪れる人々に地域の魅力を伝えています。
さらに、路面電車は環境にも優しい交通手段として位置付けられています。電気を動力源とするこの交通機関は、地球環境への負荷を軽減し、持続可能な都市開発に貢献しています。この点においても、路面電車は高岡市の持続可能な未来を支える一翼を担っています。
高岡市の路面電車は、町並みや地域の文化に深く根ざした、特別な存在です。その姿は、古き良き日本の風情と現代の利便性が見事に調和した、この街ならではの魅力を象徴しています。
2017年12月17日 赴任地最後の日です(寒かった・・・)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?