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デュエプレ10弾環境整理(ALL)

こんばんははじめまして。海月です。

書いているのがたいてい夜なのでこんばんはとしておきます。

自己紹介はあまり意味を成さないと思うので省略します。

とりあえずデュエプレはサービス開始当初からプレイしていて、毎月マスター到達するくらいです。

以下にて10弾環境のデッキリストを記載していきます。

NEWの記事ではざっと解説も記しましたが、これはより簡素なものとさせていただきます。

環境にどういうデッキがあるかの理解と、自分が使うデッキを選択する際のヒント程度にしてもらえれば幸いです。

修正を加えていくかどうかは気分次第です。

また、本記事では一部デッキの参考とした方のツイートを引用させていただいております。

僭越ながらリスペクトの意味を込めて引用しておりますが、許可を得たわけではありませんので、不都合ございましたらお申し付けください。


ボルバルザーク・紫電カップ最終TOP100

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※一名で複数のデッキを使用と記載されていたものはすべてカウントしています

※そのため、72件=72名分のデータということではありません。

※「2,3回だけ使用した」等のデータとして不十分と判断したものは含めていません。


相変わらずの『黒緑速攻』と、この10弾で本格化した『5cミラクル』の二枚看板です。

10弾カードの採用基本なし。

厳しい。

続くは『白青メカオー』『武者ドラゴン』『ガントラ』『カチュア』『ツヴァイ』といった面々で、いずれもいつシェアのトップに躍り出てもおかしくないデッキパワーを持ちます。

ここまでのデッキに共通するのは互いに極端な不利対面が存在しないか、あるいは高い回転率を持つということです。

Tierという括りは若干語義にズレが生じますが、このあたりが上位デッキとひとまず言えるでしょう。

デッキのタイプが多く存在し、基本的にバランスの取れた環境だと言えます。

2番手デッキたちは、何かしらこれらの上位デッキに対して不利要素が強かったりといった側面を持ちますが、デッキの流行度合いを察知すれば十分勝ちを積めるだけのスペックを持ちます。

ALLは一部のデッキが回った時の強烈な動きのインパクトがあって避けがちな人もいるでしょうが、思いの外バランスの取れた環境が継続していることが多いです。

NEWともだいぶ差別化された環境が形成されるようになってきたので、面白さを見出せる人が増えるとよいなと個人的に感じます。

では以下、個々のデッキ紹介です。


黒緑速攻

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8弾環境で登場して以来、常にトップデッキの面子に顔を連ねているALLの象徴の一つです。

ALLでこの対面を無視したデッキを組むことは無謀と言えるほどでしょう。

当然対策も厚くされていますが、現実的な方法として

・低コストブロッカーを増やす

・トリガーを多く入れる

程度しかなく、前者は「ヴィネス」や「ベア子姫」で対処可能で、後者は詰まるところ運勝負です。

「レオパルド・ホーン」を複数展開できた場合の上振れ力も高く、明確な不利対面はないと言えます。

多少環境が『黒緑速攻』メタに傾いたとしても、一戦にかかる時間が短いことから試行回数を要するランクマッチのシステムにも合ったデッキです。

特に毎月末には追い込みをかけるために使う人も多いため、使用率が上昇する傾向にあります。


5cミラクル

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『ターボゴッド』などの呼び方も。

マナを伸ばして必要なカードをプレイしていくだけと言えば簡単ですが、構築の色配分から必要札のキープ、山札管理までプレイの幅と難度の高いデッキです。

その分対応範囲も広く、目立った有利不利もない上級者向けのデッキと言えるでしょう。

ALLならではの「無双竜機ボルバルザーク」を無理なく採用でき、「スペース・クロウラー」で山下に仕込んでおいたり、「チェンジ・ザ・ワールド」で盾落ちをケアしたりと、今までになかった小技も身に付けています。

「キング・アルカディアス」「ロスト・ソウル」「フェアリー・ギフト」「ブラッサム・シャワー」など確定枠とは言えないまでも戦況をひっくり返し得る可能性を持ったカードが多種採用可能な点も特徴です。




白青メカオー

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定番の安定デッキです。

『5cミラクル』同様目立った有利不利もなく、時期を誤らずに適切に使用すれば結果を出しやすいと言えます。

正直言うともう今更書くことが思いつきません。

何回書かせるんだと思いながら、今回ようやく手を抜かせてもらいます。


ツヴァイ

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すみませんが『白青メカオー』と同じです。

『白青メカオー』よりは幾分相性がはっきりとしていて上振れ力が大きいので、より慎重に使うか、自分の運に賭けたい時に使うと良いでしょう。

「パラディン」と「ビジョン」が使えるALLが主戦場なデッキなだけあって、未だに主要メタの一角と言えます。

ビートダウンデッキが多いと感じたら、まずは使用を検討すべきデッキです。


武者ドラゴン

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NEWで環境トップのデッキですが、ALLでも十分トップクラスの強さを持ちます。

こちらも目立った不利対面がないデッキですが、『黒緑速攻』の存在から「ジャック・アルカディアス」を抜き難く、NEWに比べると僅かながらパフォーマンスを発揮しづらい側面があります。

NEWも含めて白黒赤の『デイガ武者』が圧倒的なシェアですが、単色カードで速攻対策もハンデス対策もしやすい青を入れた『ラッカ武者』も選択肢としやすいです。


カチュア

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主に白抜き4c型と5c型が存在します。

4c型は「ビューティシャン」や「サイバゴン」などで「カチュア」の着地が安定する一方で守りが薄く、5c型は大量ドローの「デリンダー」で継戦力が高く、「ジャック」を採用できるほか、「アガピトス」などのタップを「カチュア」と組み合わせることができます。

基本的に5cが主流と言えますが、4cや旧式の黒赤緑で構成された『デアリ』まで意識しておく必要があります。

デッキパワーがかなり上がった上に「アルバトロス」の採用も恒常化しており、過去の『カチュア』のように序盤を凌げば落ち着けるということはなくなってきた点で、非常に強力なデッキです。


ガントラビート

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「烈流神」の弱体化によってほぼ青抜きの形です。

9弾EX環境ではトップデッキの地位にあったことから目の敵とされがちでしたが、最近はメタ対象が推移して周囲のガードが下がっています。

元々の青が入っていた形から黒に変わったことで多色獣が増え、「キング・アルカディアスにも対抗しやすくなりました。

黒型の弱点の一つがブロッカーが並ぶ『天門』でしたが、上記のボルバルザーク・紫電カップの上位入賞から見ても『天門』の存在感は薄くなっています。

これもまた、総じて無理な対面のない優秀なビートデッキです。


他、存在を意識しておくべきデッキ


・白緑ブリザード

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ALLで長く活躍するデッキで、リソースを確保しながら速攻デッキに近い速度で攻め、白のカードによるカウンター要素まで持つ点は唯一無二と言えます。

近頃は「レオパルド・ホーン」入りのものも見る機会が増えており、『天門』系のデッキが減る中でいつシェアを伸ばしてもおかしくない立ち位置にあります。


・ゼロ・フェニックス

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基本4ターン目の着地を目指し、「ショック・ハリケーン」や「のろいとテラーの贈り物」で効果を使い回す形が主です。

ボルバルザーク・紫電カップにてNEW、ALLで共に環境に激震を起こしたデッキですが、ガードが下がればいつでも暴れ得る可能性を持ちます。

一度安定して着地させれば無対策なデッキを完封することやリタイアを誘うこともたやすいため、回転率がいいデッキとも言えます。


・ドリームメイト

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『ガントラビート』に総合力で負けることから立ち位置が緩やかに怪しくなるということを9弾から続けてきましたが、未だに安定性は健在で、環境が後退した際に活躍の可能性が見込めます。

アレンジも利かせやすく、ボルバルザーク・紫電カップでは黒入りの構築を使用した方の入賞が見られました。


・緑抜き4cコントロール

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特別有利対面も不利対面もないデッキで、応用力の高さはコントロールデッキとして『5cミラクル』に並ぶものがあります。

ただし、高速化する環境の中で引きやトリガー運に振り回されることも少なくありません。

立ち位置に対して回転率が悪いために使用率も伸びませんが、相手にすると苦戦するといったことは起こり得、使用すれば運よく連勝を積めるということもあるデッキです。


・青抜き4cコントロール

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前寄せのデッキが多い環境で戦いやすく、コントロール系のデッキが多くなると活躍が難しくなるデッキで、ALLでの相性は割かしはっきりとしてきています。

『5cミラクル』が上位にいる状況では使いづらいですが、理論上無理な対面がない構築のデッキなため、機を見て選択するに悪くありません。


・ドロマー天門

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NEWと違って「天使と悪魔の審判」が使用できるため、本来苦手とするデッキにも戦うことが可能です。

『黒緑速攻』に対してトリガーがなくとも勝ちうる点や、コントロール対面に「パーフェクト・ギャラクシー」を立てて戦えるようになった点で強みがあります。

筆者はボルバルザーク・紫電カップで最大18連勝・レート1675まで行ったものの、その後は泣く泣く溶けていきました。


・ロマノフ

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NEW記事の解説にも書きましたが、『青抜き4c』同様に構造上は無理な対面がないデッキです。

初動3ターンのデッキの定めとして、ALLでは対策なしだと『黒緑速攻』や『ツヴァイ』『メカオー』に戦いづらさがあるのが弱点ですが、そこを見なければ十分な強さを持ちます。

上位に多い『武者』や『5cミラクル』に戦いやすいという特性もあるため、月が替わったことや効果処理が高速化したことからも使用者が増えていく可能性があるでしょう。


・サバイバー

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『武者』が不利対面なことからすっかり見る機会が減ってしまいましたが、9弾EX環境の最強デッキの一角でもあっただけにポテンシャルは高いです。

対応範囲が広く、『5cミラクル』に対しても戦いやすいことからまたいつでも活躍の可能性は見えるでしょう。

今後のプール追加が怪しい点のみが難です。


・リーフメビウス

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この10弾環境ではほとんど見ないデッキとなりましたが、うまく回った時の理不尽さは他デッキの追随を許さないものがあります。

対面することに慣れていないと不意の動きに戸惑うことがあるので、基本のリストと動きは必ず把握しておきましょう。


・ドルバロム

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『緑抜き4c』『黒緑』『デアリ』などが主な形として存在します。

いずれもメタ的な立ち位置でNEWと共通しますが、ALLは「マルドゥクス」が使えることから『デアリ』が若干NEWよりも多いです。

『黒緑速攻』が課題となってきますが、『5cミラクル』に対しては有利な点で環境を変える可能性を持ちます。


・5cフュージョン

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『5cミラクル』に同じ5cとしてはお株を奪われていますが、環境が後ろ寄りになれば必ず思い出したい、タイムリミット系のデッキです。

耐久にはどうしても難があるものの、コントロール全般に対して優位に戦うことができます。

「クリスタル・フュージョン」の追加や、単純に強力なゴッドを投げつけるだけで戦える環境になってきたことで、いつでも活躍の目は見えるでしょう。


・自壊コントロール

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除去コントロール系の派生として存在するデッキですが、やはり「のろいとテラーの贈り物」のアドバンテージが強烈で侮れません。

「ツヴァイ」や「メカオー」など盤面準備をするデッキが多い時に使用すると思わず勝てるということがあります。

ALL環境の中ではかなりピーキーなデッキです。


・アポロ

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「アポロ」の殿堂入りは痛手ですが、なんだかんだと「ヘリオライズ」によるサーチで事足りる点から一定の使用者がいます。

ALLでは「炎槍と水剣の裁き」が使用可能なのでそこには警戒が必要ですが、逆を言えば採用率が落ちているこのカード以外でパワー3000超えのドラゴン集団を対処するのはなかなかに難しいことです。

単純に「バルケリオス」や「ボルパンサー」などの高打点を並べていくだけでも強い動きのため、油断ならないデッキだと言えます。


おわりに

必然なのか、DCGではカードプールが増えるにつれて直近カードのみが使用できるルールと、すべてのカードが使えるルールに分けられがちです。

これはゲーム構造的な理由もあってのことでしょうが、やはりカードが追加されていく毎にまったく違う景色が作られていきます。

デュエプレも強力なカードが特に多かった3弾がNEW使えなくなった時より、ALL環境とで大きな違いが発生してくるようになりました。

冒頭にも書きましたが、これに戸惑うよりも、理解して面白さを発見する人が増えたらと考えています。

もっとそれを伝えられるようにちゃんとした記事を書けたらいいのですが、キャパオーバーなのでこの程度で…

ここに記した内容が、少しでも読んで下さったあなたの役に立てば幸いです。

それではまた。

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