会社の先輩から言われ続けた、「面白い話して！」が、私の人生を楽しくさせた

フリーターの高橋です。

私が高校卒業して、
正社員として働いていた時の14、15歳年上の先輩は、
たまにこんなことを言ってきました。

「面白い話して！」

いやいや、え！無茶な！

まだ18歳だった私は戸惑い、
「え、面白い話ですか？」と、
クソつまらない返しを半年くらいしてました。

だって、18歳相手に意地悪なこと言うなーってちょっと思ってたから。

で、

何がすごいってその先輩、
私が「先輩は最近何かありました？」と、
逆に困らせてやろうと質問で返すと、、

いや、おもろいやないかい。

仕事中に爆笑してしまうくらい面白い話ぶちかましてくるから敵わん。

で、私がいまいち話すことすら出てこないと、
「まだ18歳でしょ！遊びたい放題じゃん！最近の子は何して遊んでるの？どこまで遊びに行くの？遠出とかしない？俺それくらいの歳の時さー…」って、
話始めるんですよ、自然に。

で、考えた。

こんな根気強く聞いてくるって事は、
これ、私が話す話を聞きたいとかじゃなくて、
大事なんだろうな、この場面。
何回も出会うはずのない質問に何回も出会って、
面白い話を後輩が話し始めない分、この人は人を笑わせてるんだもんな、
仕事中だけど、って思うようになって、
先輩が話す内容聞いてても、
その人がどんな人かわかる話するからこれまた面白くて素敵で。

あ、この人、私より生きてる感じするなーって、
強いな、人間的に、で、優しいな、
ってよく分からないこと思ったりして、

(もしかしたら先輩はただ暇で人と話したかっただけかもしれないんだけどね。)

そして「面白い話して！」から学んだ事は、

もっと周りを見て生きよう！

自分の周りには、
よく見れば面白い出来事がたくさん広がってた

まだ10代だったのに、
やりたいこともなく、
夢もなく、
趣味もなく、
自分に自信もない、
自分のこと大して好きじゃない、
これはどういうことかというと、

“人生楽しくなかった”

それからは、
「面白い話して！」の対策ですよ、

1日ひとつ、話題にくらいなることを見つけよう！

ってやっていったら、どうなったかと言うと、
あれ、私の人生、周りにいる同世代の誰より面白いんじゃないか？
人生捨てたもんじゃないな！
てかハッピーだ！結構な感じで！
みたいなね、

そりゃそーよね、
楽しいって思えば楽しいけど、
楽しくないって思ってたら楽しくないわな！
そういうのって引き寄せられてくるもんだし！

そして今では、
見つけようとしなくても、
私の周りには

楽しくて面白いことが溢れてる。

私の社会人としてはじめての先輩は、
今に文句を言わず、
自分の「楽しい」を素直に行動して、
楽しくなかったら、どうしたら楽しくなるか、
考えて生きてる、自分にも人にも優しい、
素敵な人でしたって話でした！

おわり。