マルシェでのお話会の準備として

知り合いのご縁で、毎回、とあるマルシェに参加してきました。小生は、科学教室を、ボランティアベースで、しており、このマルシェでの出し物も、科学教室の体験デモ。とあるマルシェは、コモンビレッジを標榜としていて、その趣旨というか、想いを共有するようなお話し会にも参加して、ああ、こういう考えなんだなというのは、理解できました。
そこで、今回、小生が、お話をすることになりました、というか、お話しすると、参加費が無料になること、それから、自己紹介のつもりで、皆が参加すると思い、エントリーしたのですが、ちょっと、重い話になりそうです。小生は、科学教室をしていて、市井のひとと、大学のノッレッジとの間の大きなギャップを、実感していて、その橋渡しの必要性、すなわち、サイエンスリテラシーを身につけよう!みたいなお話をしようと思っていました。それで、ウイルソンの霧箱(最近、ペルチェ素子の調子が悪くて、動かないことが多いのですが)で、放射線を目でみて、放射能のお話をしようとしていました。また、電磁波や、発電、化学物質過敏症のお話など。
しかし、お話会のプログラムを眺めて、これでは、駄目かもしれないと、コモンビレッジが、目指しているのは、こんなものじゃないかなぁという原理的なお話をしようと思いました。
柄谷行人さんの例の交換様式の話です。
コモンビレッジは、資本主義社会に批判的で、物々交換で、生産者と消費者を結ぼうとしているように見受けられたので、それは、交換様式A(互酬「贈与と返礼」)に近く、おそらく交換様式Xなんだろうなぁという話です。主催者は、地域通貨を発行するプロジェクトもしていますし・・・。
小生は、そういう社会の動きも理解しているという立ち位置で、知り合いとの縁で、とあるマルシェに参加しています。
まぁ、身の丈経営のパトランとは、親和性があるかなぁとは、感じていますが・・。

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