7月の本

○きいろいゾウ 西加奈子

ぐんぐん読み進められてやっぱり気持ちいい西加奈子。旅行の時に持っていって、乗り物の待ち時間に読んでも支障なし。


○伴走者 浅生鴨

マラソンとスキーの伴走者をテーマにした本。

6月の後半から読み出したのだけど、私にとって読みにくい文体というかなんというかで中々読み進められず。テーマは凄く惹かれるのに文体が好みでないというだけ。

でも確実に障害者スポーツやパラリンピックの見方は変わる。読んだら絶対映像でみたくなるはず。


○もうすぐ絶滅するという煙草について

作家とか著名人の煙草に関する格好いい話が書かれていると思って買ったのだけど、肩身の狭くなってきた喫煙者の愚痴と煙草をやめられない言い訳と非喫煙者への悪口だった笑

私は非喫煙者だけど、周りには喫煙者が圧倒的に多く、煙草はいつまでも格好いい存在である。はじめて禁煙を唱えたのがヒトラーだから、禁煙の運動はナチだとかファシズムだとか、そんなんどーでもいいから、吸いたいから吸っている、依存症だからやめられないと潔く言い切ってほしい。

と思いつつも、おじさん作家先生達が煙草をやめろという人たちに対し、ぐちぐちと文句を垂らし、煙草を正当なものにしようとしている様は可愛らしく愛おしくもある。

さて、8月の本ストックはまだ1冊だけ。何を買うかな。

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