オバアペについて語りたいだけ

ディメンションルーラーの発売から早くも半年以上が経ちます。
このCROSS GEAR発売までの半年間の筆者の中での環境の移り変わりを記したいと思います。
（語りたいだけ）
思い出がある人は照らし合わせて、オバアペやったことない人は、
ふーんって感じで読んでくれると嬉しいです。

前座　ディメンションルーラー発売前環境

　４弾であるディメンションルーラーが発売される直前の環境では、３弾で登場したダークサイドリーリア（闇リーリア）が幅をきかせていました。このキャラは、プレイヤーへのバーン、キャラへのバーン&ドレイン、確定除去を１キャラの内蔵した非常に強力なキャラでした。一方、デッキを組む際に、闇リーリアと相性の良いキャラが限られることや、キャラやゲームの性質上、墓地を肥やす→除外カードを溜める、という２ステップを踏まなければ真価を発揮できないため、動き出しが遅いという欠点もありました。そのため、表リーリア等を使った速攻、リリィ等を使ったワンキル系は、闇リーリアに速度で勝っていたため使用される傾向にありました。また、当時は唯一の除外除去であった神楽も闇リーリア①や、リーリア②のメタとしてよく使われていました。

１.ディメンションルーラー発売

　ディメンションルーラーの発売によって、アイラ（大好き）とルシア（苦い思いでが多い）が追加されました。どちらも除外除去を持っていたため、神楽の独自の強みは少なくなり、出番はほとんどなくなってしまいました。当時は、ルシア③の使いにくさが目立ち、ルシアよりもアイラに注目していました。特に、山札回復のカードが追加されたことが大きく、アイラ③の除去&回復性能や、除外除去の②等も含めて、シャルロットやシャロンと組み合わせて山切れまでコントロールする戦術とかを考えていました。この当時の自分のガチデッキはアイラ・アリシア　アリシア①の墓地肥やしでアイラ③の補助ができる点や、アリシア②でムキムキの闇リーリア③を止められる点、デッキ回復によって使い回しや、相手のオーバーヒート負けまで耐える勝ち筋を取れる点、等を評価していました。

当時の注目デッキ
アイラ・アリシア、アイラ・シャルロット、アイラ・シャロン、等

２.発売後初めての交流会

　ここで僕たちは思い知らされました。自分達がやっているゲームは、他のカードゲームとは違う。オバアペなんだと。この交流会での優勝デッキには「ルシア・カノン」がありました。このデッキは自分の中では”オバアペらしさ”の象徴かもしれません。ひたすら1人回しで展開、展開、展開、、、最後に13点バーンからのブロック不可のワンパンorオーバードライブで追加攻撃。いま考えても間違いなく最強デッキの一角でしょう。このデッキが成立してしまったのは、カノン①とルシア②のシナジーによるものです。ルシア②は、ドライブ時に、自身のパワーが4以上であれば追加で一枚ドローすることができます。この「パワーが4以上であれば」がポイントで、本来は、一枚目のドライブでは効果が使えないところを、カノン①のパンプアップ効果によって一枚目のドライブからでも追加のドローを行うことができました。こうしてドローを重ねれば、自ずと次のドライブカードを引き込めるので、あとは、大量に手札から、打点を作ってレッツゴーです。この頃から、一気にルシアの注目度が高まり、「闇リーリア・ルシア」や、「リリィ・ルシア」、「シャルロット・ルシア」、「シャロン・ルシア」等が開拓されました。また、ルシアを意識した対策やデッキ構成等も模索されました。アリシア①の注目度が高まった他、表裏のリーリアは、対抗馬として注目されました。また、ここにきて神楽が若干注目されました。墓地が肥えている神楽相手にガン回しをすると、返しのターンでワンパンをくらうという危険性から、「神楽・アリシア」が注目されました。安定感に難があり結局使わなかったですが、ちょっと面白かったです。

当時の注目デッキ
ルシア・カノン、闇リーリア・ルシア、リリィ・ルシア、
シャルロット・ルシア、シャロン・ルシア、アリス・アリシア、
リーリア・アリス、闇リーリア・アリア、等

3.チャンピオンシップ

　結果的に、オバアペでは現状最後の公式大会となっているチャンピオンシップですが、自分はめちゃくちゃ気合いを入れて参加しました。というのも、このチャンピオンシップでは優勝者にトロフィーが授与されたのです。めっちゃ欲しかった。ですが、この大会でbest4に入れたことは、今の自分の自信にも繋がっていますし、今、CROSSGEARにのめり込んでいる要因の一つかもしれません。それはさておき、この大会で自分が使用したデッキは「アイラ・アリシア」と「闇リーリア・ルシア」。ルシアをかなり意識したデッキと自力のあるデッキの２つで挑みました。結果ですが、「ルシア・カノン」に一日で3回ボコボコにされました笑。当時の自分は「ルシア・カノン」を扱う自信がなかった（パターンに入るまでの展開がけっこう難しい）のと、事故を怖がって使用を見送りましたが、今考えれば、自分の実力なら使えたはずだし、BO3ルールだったので事故もそこまで怖く、なんで使わなかったのか、と思います。結果的に、2位、3位の方々が「ルシア・カノン」を使用しており、オバアペ4弾環境の解答デッキの一つだと思います。

当時の注目デッキ
変わらず

4.チャンピオンシップを終えた後

　当時の自分はチャンピオンシップが終わった後も、交流会があると思って、反省&模索を繰り返していました。ここで、開拓したデッキの一つを紹介します。「アイラ・カノン」です。アイラ③をコストとして除外、捨て札に戻そうとして回収、出してドライブ、撤退、再びコストとして除外、、、を繰り返して勝つデッキです。その他にも色々勝ち筋があり、ビートデッキですが、かなり考えるデッキで楽しかったです。次にオバアペをやる機会があれば使うと思います。

5.現在

　CROSSGEAR発売の告知がTwitterできたときは跳んで喜びました。めっちゃ嬉しかったです。アイラの実装待ってます。（正直なんでルシアが先なんだとは思った。）

後座　余談

　完全に余談ですが、CROSSGEARが発売されるまでの何もなかった半年間は、MTGをやってました。パウパー（コモン限定戦）とリミテッド（その場でパック剥いてやるやつ）だけですが。コンバットのセオリーや駆け引き、相手の手札読み等を本場でハイレベルなプレイヤー達から身を持って勉強できたのは、かなり糧になってます。

    ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
自分では、3月いっぱいで一旦カードゲームから離れると決めているので、残りの短い期間、CROSSGEARに全力で打ち込みます。
対戦よろしくお願いします。