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久遠のコラム『ポーカーの入り口』

皆さんは、初めてポーカーをした日のことを、覚えていますでしょうか?
どこで、誰とやりましたか?勝ちましたか?負けましたか?
そして、楽しかったですか?

同卓したあの人にも、あのお店のあのディーラーさんにも、名の知れたポーカー系Youtuberのあの方にも、そしてWSOPメイン優勝した世界的知名度を誇るあのプレイヤーにも、必ず初心者だった時代、もっと言えば、初めてポーカーをプレイした瞬間があるはずです。

初プレイから何年も何十年もプレイを続けている人のほとんどは、初めてのポーカーを終えた後、概ね好印象を持って終えたのではないかと思います。面白くないと感じたゲームは、もう一回行こうとは思いにくいと思うので。

ポーカーの『入り口』になるものは大きく2つ存在すると思います。
1つは『ポーカーというものを知るきっかけ』
もう1つは『初めてポーカーを遊ぶ店舗や友人など』です。

昨今、ポーカー人口が増加傾向にある要因としては、1つ目の入り口である、ポーカーを知るきっかけが増えたことがあると考えられます。ポーカーを題材にするYouTuberも増えてきましたし、最近では著名人がポーカーをする様子もSNSで見られるようになりました。おそらくこれからもこの1つ目の入り口は拡がりを見せていくのではないかと考えます。

それに伴って、大事になるのが2つ目の入り口だと思います。SNSや動画、友人からの勧めでポーカーを知った方は、おそらくアミューズメントカジノに遊びに行くことが想像できます。そこで初心者講習のようなものがあれば、それを受けることでしょう。
もし、そこで受けた講習がポーカーをあまり知らない新人ディーラーによるもので、十分な説明が出来ないものだったとしたら?
もし、初めて行ったポーカースポットで、店員が無愛想だったり、酔っ払って暴れている常連さんをそのままほっといていたら?
冒頭の文章にあるとおり、もしかするとその初回の来店でその方が今後ポーカーを続けていくかに大きく影響を与える可能性があるのではないかと考えます。

店舗にとって、通うプレイヤー(ポーカー人口)をさらに増やしたいと考えるならば、初心者講習を始め、初めての方に向けたプログラムはとても重要ではないかと考えます。例えば、店長クラスのポーカーの理解が深い方、説明が上手な方が講習を担当するとか、あるいは初心者講習の方法をマニュアルなり講習をして、誰がやっても一定のクオリティを保てるようにしておくなど、色々方法があると思います。ここ最近新しいアミューズメントカジノがたくさん出来ていることですし、新規獲得のための1つの作戦にはなるかなと思います。

また、もう1つ挙げた店舗の治安維持も大切な要素になってくると思います。もちろん常連の方が楽しんでいるのを必要以上に制限することはしなくてもいいと思いますが、それでも度が過ぎていたり、初めて来た方が見ていい印象を持たない行動はしっかり注意する必要があるかなと考えています。同様に、(お店のコンセプトに関わるので基準は変わると思いますが)常連の方に必要以上に偏った対応をしていたりするのも、初心者を取り込むという観点ではいかがなものかなと考えます。この辺りのバランスだったり、基準づくりがちょうどいい具合になるかどうかは、店舗側の腕の見せどろこかもしれませんね。

これを読んでくださっている店舗の方もディーラーの方もプレイヤーの方も、この記事が考えるキッカケに少しでもなったらいいなと思ってます。

本日のコラムは以上になります。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!
それでは、良きポーカーライフを!
著:久遠光
@kuon_poker
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