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現在のMarvelSnap環境についての解説

前回はSnapzoneのTierリストについての記事を書きましたが、今回は(順番が逆になってしまいましたが)現在の環境がいかにして出来上がったかについて書きたいと思います。
現在の環境について非常によくできたまとめ動画がありましてhttps://www.youtube.com/watch?v=27o9xuDvRxU

こちらの和訳を中心に、自分の意見も混ぜつつ解説していきたいと思います。

ここまでの環境の変遷

まず、バエロが圧倒的なTier1として君臨していました。5ターン目にウェーブをだし、相手の行動を制限した上で、デス+エアロを最終ターンに出す動きは、当時存在していたほぼすべてのデッキを駆逐していました。で、そのアンチとしてアーマーやコスモの採用率が上がっていきました。

初期型のバエロデッキ

ただ、ここで「あれ?このデッキ5ターン目までにリードしてれば、最後にリーダーかエアロ出すだけで勝てんじゃね?」というスーパーシンプルな解放が見つかり、このような5ターン目までリードを奪って最後にリーダー・エアロを出すようなデッキが流行りだします。

前回紹介したグッドスタッフデビルダイナソーはその一番いい例

そんな中、シーズンが切り替わりシルバーサーファーとともにPool5までカードが追加されます。シルバーサーファーデッキは、天敵であるバエロ(ウェーブに非常に弱い上、リーダー・エアロを採用していない)が減ったので結構生き生きした新デッキとして登場します。
ここで、「なんかいろんなデッキが6ターン目に力を入れてるな~。じゃあ、5ターン目にリーチを出せばそこら辺のデッキ全部つぶせるんじゃない?」という考えのもと、リーチが流行った時期があります。実際5ターン目リーチ、6ターン目リーダーで詰むデッキが多かったです。

相手の手札のカード能力をなくしてしまうリーチ

ただ、現状はレッドスカルを使ったデッキがあることや、5ターン目までに一気にパワーを積んで、5ターン目にリーチを出されても6ターン目にまくらせないぐらい差をつけるように組んでいるデッキもあったりで、リーチはそれほど見かけなくなりました。

最新の環境

今週発表されたSnapzoneのTierリストでは、Pool5のカードを使ったデッキが数多く上位に入っています。コレクションレベル2000以下の人と3000を超えている人では当たるデッキが違うと思うので、何をTier1とするのか、どういうデッキを仮想敵にするのかというのを書くのが非常に難しいですが、共通で言えるのではないかと思うことを2つ書いていきます。

6ターン目の行動として、リーダー(シルバーサーファ)は必ず考える

依然としてリーダーの採用率は非常に高く感じます。6ターン目のリーダーは必ずケアする必要がありますし、3コストが多く並ぶデッキならシルバーサーファは出てくる前提で動く必要があります。
逆に自分としてはリーダーはほぼ全部のデッキから外しました。最終ターンにリーダーを使って勝てる状況は概ね相手が撤退してしまうからです。もちろんリーダーを出して勝った試合もあるのですが、リーダーをケアされて負ける試合も多く、最終ターンにリーダーを出すことがあまり点数につながらない印象があります。それぐらいリーダーがメタの中心にいるということだと思います。

コスモの採用率の高さ

現在コスモの採用率が25%を超えているそうです。相手のデッキにコスモが入っている可能性があると感じ、自分のデッキに公開時効果が多いならば、先手を取れるように動くことが重要になります。バエロは性質上先手がとりにくく、バッキーバーンズを出したラインにコスモを出されてしまうなど、かなり苦戦しているとみられます。

今週のデッキ紹介:パトリオットサーファー

こちらが標準的な形(ワスプをローグに変えるのもあり)
キルモンガーが刺さる環境にいるならこちら

火力:4 カウンター/SNAP:4 最終ターン:4
前回Tier1と紹介した「3コスパトリオット」を極限まで火力を上げる構成にしてみました。コスモ・グースなど相手の盤面に干渉するカードがない代わりに、ナイカを採用することで思わぬ火力が叩き出されることがあります。
強化されたブルードを最終ターンまで隠し持っておくことによって、何もないラインにブルード+シルバーサーファーで20点以上を叩き出すことができます。高コストがブルーマーベルしかなく、ワスプなども採用しているので、ナイカを狙ったカードに当てるのが比較的やりやすくなっています。
最終ターンのリーダー・エアロもさほど気にならないので、5ターン目までデッキがうまく回れば迷わずSNAPできるのも強いです。



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