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アレルギー。

小学生の頃、自分の内から湧いてくる感情に対処できず、むしゃくしゃしてた。母親に怒りを全力でぶつけては叱られて疲れていたことを思い出す。

よく足や腰に蕁麻疹が出る体質だった。何が原因かわからなかったので、大学生になり、自炊をするようになった頃は、特に気にせず欲に任せて食べたいものだけを食べていた。眠っている間に痒くなることが多く、掻き崩した太ももや脛はいつも血が出て傷だらけだった。

社会人になり、自分を運営する上で"食"に興味を持つようになった。精製されたものがよくないと勉強したら、白砂糖、白米、小麦粉を食べることを控えた。ほかにも野菜を多くとったり、調味料の油や塩をこだわったり、とにかくいろいろ試してみた。人体実験みたいに。

するとみるみる痒みはおさまった。どうやら、わたしの身体はピザ、パスタ、ドーナッツ、パンなどを食べると蕁麻疹が出ることが分かってきた。

共通点は、小麦。でもうどんやラーメンは大丈夫なこともある。おそらく、腸内環境も影響しているのだろう。

そして、不思議なことに小麦や白砂糖を控えていたら、昔のように感情に振り回されることが減った。もちろん,歳を重ねたせいもあるけれど、日々穏やかな時間が多くなったと思う。

食べ物って大切だな!と身を持って体験した。
これからも、快適な自分を過ごすために、人体実験して自分の体質を知っていきたい。

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