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#39 ミュージカル「SUNNY」 2023.7.4

最近、プライベートで大きな失敗をした。
かなりダメージ受けてピヨっている。

こんにちわ。クニラです。

大成功からの大失敗は破壊力があるわ。
このメンタルを今後どう立て直すのか、我ながら見物だ(笑)
立ち直れない場合はサヨナラです。

まぁ、良い。


日向坂を卒業して早1年。
渡邉美穂は順調に活動している。
バラエティーやインタビュアーなど。
もちろん本業の女優業もだ。

バラエティーなどには、あまり出演しない方が良いと個人的は思っているが、女優の仕事に繋がっているのなら、それもまた良しなのだろう。

今年だけでも舞台を2本やっているし、大活躍で何より。

さて、その渡邉美穂が出演するミュージカル「SUNNY」
これは元々韓国の映画なのね?
また、日本でも映画化されている。
キャストも良いので、これから観ます(観てから書けや)

そして今回はミュージカルとして舞台化したのである。

東京で14回、大阪で7回。
貸切も含めてなのだが、貸切って、どこの団体なのだろう。
東京都とかかな?
それとも企業かな?
それとも学校?
舞台の内容からして、親子で観る的な感じなのかな?

ただ、クニラが観に行く理由は1つ。
渡邉美穂が出演するからの一択です。
ただ、美穂に限らず、誰の舞台に行っても必ず満足させてくれるのが商業演劇の良いところだ。
楽しみである。


2023年7月4日(火)18:30開演。
場所は池袋の東京建物Brillia HALL。
席はS席なのだが後方だった。
とはいえ、そこまで広い会場ではないので、十分楽しめた。

当日券も販売していたので、満席ではなかった。
ってか、もしかしたら上の席は解放してなかったのかも。
S席も9割程度だったし。

客層はおばさんが多かった気がする。
おばさんと書いてしまったが、たぶんクニラと同世代だろう(笑)
舞台の内容から言って、ドンピシャの世代なのだから。
美穂推しと思われる人も居るには居たが、そこまでではなかったような。

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舞台コンセプト

80年代のヒット曲に乗せて、誰もが経験したであろう淡い青春時代と、大人になりそれぞれ事情を抱えている彼女たちの今が交錯する。笑いあり涙ありの人生ストーリー。

公式HP

そして大見出しとして、
「ふたたび動き出す私たちの大切な時間。
あの頃の「想い」が聞こえてくる。」

なるほど。
80年代ヒット曲のミュージカルだから、おばさんが多いのかと思ったが、主演2人は宝塚出身ってのもあるのかも。
ヅカヲタもドルヲタに負けず劣らず根深いからね(笑)

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舞台の内容はネタバレなので書かないが、あらすじと相関図だけ貼っておく。

公式HP
公式HP

舞台展開として現在と過去(回想)を行き来しながら進んでいく。
映像の世界とは違い、その場面転換を全てノーカットでやらなければならず、そこが監督の腕の見せ所でもあるのだが、まったく違和感なく「SUNNY」の世界に没頭出来た。

ここからはクニラの感想を箇条書きで。

①渡邉美穂の演技力。
アイドルまたはアイドル出身者の舞台を観に行くことが多いクニラだが(ってかそれ以外で観に行ったことはない)そんな舞台でたまに感じてしまうことがある。
それは、そのアイドルが少し浮いてしまっているということ。
もちろん、相当な練習量なので「あらら」ってレベルには遭遇したことはないが、共演者に比べて、特に舞台に出ている役者は強者(芸がしっかりしている)が多いので、例えば声量などで浮くことがある。

今回の「SUNNY」など、ミュージカルってこともあり、現在側のメインは2人とも宝塚出身者だし、小林綾子は子役からの叩き上げ、佐藤仁美はドラマや映画での名バイプレイヤー。
2人とも舞台経験が豊富。
馬場園は元漫才師であり、舞台経験も豊富だ。

かなりの強者キャストであり、直接の絡みはないが、過去側の主演である美穂の演技がダメだと、過去のエピソードに感情移入が出来なくなり、現在側の芝居が熱演であればある程、空回りしたものとなるのは言うまでもない。

元々、演技には定評がある美穂(日向坂三大女優)なので、なんら心配などしていなかったが、堂々たる演技であった。

ここからは超個人的意見だが、美穂=方言は相性が良い。
後、美穂のしょんぼりしている演技は世界一だと思う(笑)

②渡邉美穂のダンス。
フィナーレでのダンスは圧巻のキレ。
さすが日向坂出身だと誇らしくなった。
歌もそうだが、なにより、美穂の本気のダンスが久々に観れただけでも、この舞台に行った価値があったというものだ。

③片桐仁の存在感と笑い。
片桐仁大活躍(笑)
この舞台、男性は2名しか出演していなが、井坂郁巳は奈美の憧れの男性役だけだったが、片桐仁はそれ以外の男性全てを演じていた。
時に、下手にハケて、直ぐの転換で上手から別の役で出てくる等の早変わりを見せ、それも含めて笑いを起こしていたりで、もう大立ち回りだ。

クニラは笑いのツボが深い(悪い意味で)で、舞台の脚本上のくすぐりで笑った試しがない。
どちらかといえばシラケるタイプだが、片桐仁では笑った。
さすがラーメンズ。
舞台コント師として一世を風靡した実力は見事だ。
それは馬場園にも言えた。
やはり劇場で笑いを提供し続けてきたキャリアは並みじゃない。
きっと、役者とは間が違うんだろうなぁ。


まぁ、他にも見所は沢山あったが、作品としての完成度が高く、80年代J-POPミュージカルという世代のツボはあるとしても、例えばこれが90年代や、いや現在のJ-POPで構成されていたとしても、エンターテイメントとして十分楽しめる舞台であった。
ましてや美穂が出演しているのだから、美穂推しなら必見だろう。

おわり。

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