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コスタリカ旅行記 1997年


1, 成田出発

初めまして、くにみっちゃんといいます。
1997年にコスタリカに旅行に行きました。2週間の旅行でしたが、大変楽しく、今でもときどき思い出します。
26年前のことなので、記憶違いなどもあると思いますが、その頃のことを思い出しながら、この旅行記を書いています。

コスタリカに行きたいと思ったきっかけは、世界遺産のTV番組で、アリバダのことを知ったからです。アリバダとはコスタリカの太平洋に面した海岸プラヤ・オスシオナルに何万というウミガメが産卵にやってくる現象です。

その番組を見た時に、ウミガメの大群に圧倒され、ぜひ行ってみたいと思いました。「地球の歩き方」を買ってみてみると、コスタリカにはいろいろなNature tourがあることがわかり、ますます行ってみたくなり、大学時代に夏休みを利用してコスタリカへ旅行に行くことにしました。

アメリカン航空に勤務する友人からスタンバイチケットをもらえたので、成田空港からシアトル→マイアミと経由してコスタリカの首都サンホセにむかうことにしました。福岡からの旅費を節約するために、18きっぷで南福岡駅を出発し、乗継ながら、大垣から東京行きの夜行列車に乗り、途中三鷹に住んでいる弟夫婦の家に寄り、成田空港につきました。

成田空港で、出国手続きをした後、搭乗口でチケットを係員の方に見せました。チケットはクーポンのようになっていて、搭乗地、目的地、便名などを自分で書き込むようになっていました。満席だと乗せてくれないので、出発できるかどうか不安でしたが、無事シアトル便に搭乗することができました。

離陸して、フライトアテンダントさんに友人からのお手紙とお菓子を渡したら、ビジネスクラスに案内してくれました。ビジネスクラスに乗るのは初めてでした。シートが広く、機内食が普通のお皿に載ってくるし、フライトアテンダントさんが、グラスにワインをついでくれたりして、エコノミーとは全然違うのにびっくりしました。

このとき渡したお菓子は三鷹のレヴェというお店で、弟の奥さんが買ってきてくれたものです。友人から、フライトアテンダントにクッキーなどのお菓子を渡したほうが良い、と言われていたので、弟の奥さんにどこかいい店がないかたずねたら、そのお店で買ってきてくれました。このお店は、三鷹では有名だったそうですが、残念なことに昨年閉店してしまったようです。
https://patisserie-rever-cake.jimdofree.com/

福岡から成田まで、鈍行列車を乗り継いできた学生にはビジネスクラスは場違いでしたが、友人とクッキーを買ってきてくれた弟夫婦に大変感謝しつつ、成田を出発しました。1997年8月27日のことです。


この時のフライトで頂いたアメニティの靴下です。まだ実家に置いてありました。


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