教育学部が理学部に目覚めてしまった話
初めまして.この4月から大学院に通うことになるドーナツ🍩と言います.なぜ,ドーナツなのか,と言われると特に意味はありません(笑)一応ドーナツが好きだからですかね.
私は,大学で教育学部に在籍していましたが,大学院で理学部の方へ行くことにしました.なぜ,教育学部だったのに理学部へ行くことになったのか,そうなるきっかけになった大学生活について,ざっくりと書いていきます.
・入学
私は,昔から数学が好きだったのと,自分が通っていた学校や塾の先生の授業が楽しく,自分も同じように,ほかの人に数学を教えたいという気持ちがありました.そこで,大学では教育学部に入学しました.理学部でも教職を取ることは出来るのですが,必修の授業とは別に授業を取らなければならないという点が大変そうだな,と感じたのと,教職についてじっくりと学びたいと考えていたので,その頃は理学部に行こうとは全く思っていませんでした.
・転機
しかし,その考えは割とすぐに覆ります.教育学部というと,教職の勉強を沢山しているようなイメージを持たれがちだと思いますが,実際は少し違います.教職に関連する科目は勿論必修ですが,それ以外に,各科目の専門科目もいくつか受講しなければならないことになっています.私は,数学の教員を目指していたので,数学の専門の授業をいくつか受講していました.これが,私にとっての転機となりました.大学での数学の授業は私がそれまでに勉強していた数学よりも面白く,数学をもっとやりたいと私に思わせてくれるようになりました.そして,一年の後期には自分で本を読み,数学に没頭していくようになりました.
・理学部へ
一年生で芽生えた数学への興味はさらに高まっていきました.教育学部にも数学の専門の授業はあると言いましたが,理学部の授業と比べると全然大したことはありません.そこで,私は専門的なことまで知りたいと思い,理学部の授業に参加するようになりました.理学部の授業は教育学部の授業とは全然違っていて,教育学部にいた時よりもさらにいろいろなことを知ることが出来たし,考え方もいろいろなものを知ることが出来,とても有意義でした.
・教師or大学院?
こうして見ると,数学しかしていない様に見えますね.しかし,一応私も教育学部に在籍していた身です.他に教育系の授業などもちゃんと取っていました.
3年生の後半になって,改めて進路のことを考える時期になりました.普通に考えれば,教員採用試験を受けて教員になるのが一般的です.しかし,自分の中にまだ数学を勉強したい,という気持ちが強くあり,また,教員には後からでもなれるし,ということで,大学院に行くことを決めました.別に教育学部の大学院でも数学は出来るし,自分の知っている教授の下につくことも出来ましたが,もっと数学をできるようにという考えから,理学部の院にしようと決めました.
・受験
もともと教育学部なので,数学科で勉強してきた人たちに比べれば知識は少なく,正直,受験はとても緊張しました.筆記試験ではシャーペンの芯がなくなり,鉛筆を借りることになりました.面接試験では,かなりテンパってしまい,答えを何回も間違えてしまい,やばい,と思うことが何度かあり,落ちたな,と思いました.だから,合格発表で自分の番号があったときはとても嬉しかったし,何よりもほっとしました.
そんなこんなで私は教育学部から理学部へと移ることになりました.そして,この4月から理学部での生活がスタートします.今まで以上に,教育学部だったとき以上に,数学を深く勉強していきたいと思います.
ここまで読んでいただいた皆さん,ありがとうございました.
今後は自分の経験や考えたこと,感じたことを自分の中で整理する意味も込めてnoteに投稿していきたいと思っています.