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10月は弾き語りです。

まだ夏が来ないシアトルです(寒い!)。

コロナ前に、もうそろそろライブもこれで一区切り、
終わりにしようかな、、、と皆さんにお話ししました。
そして、世界はコロナで一変してしまいました。
今思えば、全てが止まってしまった感じで、暗い世の中でした。
その片隅で、私も鬱々とした日々を過ごしていたような気がします。
その時のことは、今となればはっきりと覚えてはいないけれど、
”私はこれから何をしたらいいのだろう、、、?”いや、
”何ができるのだろう?”と、ぼんやり考えていました。
歌うこともやめるみたいなこと、言ってしまったしなぁ。
でも、本当にいいの?と、自分に問いかけていたような気がします。
そのうち、こんなに悶々と考えていても、結局何も変わらないし、
始まらないなと。
だったら、自分の思うままにやっていけばいいじゃないと。
結局、一周回って今に至ります。

ずっと前のライブで、お客様に言われたことがあります。
遠くから来てくださった方でした。ずっと私のライブに来たくて、
やっと来れました、と。その方は、ライブの後に、
「福島さんて、結局はご自分のために歌っているのですね、、、」
ある意味、ショックでした。来てくださる方に届けたいという想いで歌っていたつもりだったけど、そんなに一方的にただ自分のためにしか歌ってなかったのか、と。難しいな〜。聴きに来てくれる人が一人でもいたら歌いたいと思うし、
今はこんなふうに思っている、感じていることを伝えられたら、という気持ちで歌いたい。でも、正直、自分のために歌っていることも確かです。
歌える自分でいたい、伝えられるものを作りたい。
(今は、歌うことは自分への密かな挑戦でもあることは事実。)
もういいかな、と思う日が来るのかどうかまだわからない、その前に自分で
もうだめだ〜って思う日が来るかもしれない。
でも今は、その日を心配するよりも、歌いたいな、という気持ちを素直に皆さんに伝えられたらと思います。
という、少々めんどくさいことを並べました、、、
なんだかとても小さい次元での私の想いです。
10月はまた、弾き語りに立ち返ります。

10月12日(土) 青山 Live Space ZIMAGINE
Open/13:30pm    Start/14pm


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