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人生って何周するんだろう?

時が経つのは早いもので人事の仕事するようになって15年が経過しました。
若い頃は共感性を武器にテンション高く突っ走りました。業界も会社も成長期でとにかく前向きでした。そんな中で成功も失敗も経験し、時に嬉し涙や悔し涙もありました。勢い余って怪我することもありました。

人事をやり始めて10年くらい経った頃でしょうか。経験と年齢を重ねて、立場的にも痺れる仕事が増えました。出来るだけ感情を排除してスイッチを切る術を身に付けました。
「なぜか?」
それができないと自分が潰れるんです。どんな仕事も同じですが、明るいことばかりではありませんからね。若い頃は前向きな仕事をやらせてもらってただけだってことに気付いたのもこの時期ですね。改めて昔の上司に対する尊敬が芽生えました。
その結果、笑ってるけど目が笑ってない、なんて事を言われるまでになりました。仕上がりとしては上々です(笑)

そして人事経験15年経て最近思うこと。
子どもができて家族が増え、親も歳取りました。子どもが中学生になって色々難しいことも増えました。40代中盤を迎えて上の世代も下の世代も厚みがまして、世の中がほんとによく見えるようになりました。

そんなこんなで最近感じるのが、なんとなく一周回った感じ。ポンコツになっただけかもしれませんが、改めて一周回って感情に戻ってきたなと。結局人間は感情の動物なので喜怒哀楽のエネルギーで動くのが一番ご機嫌なのかもしれない。

最近ほとんどテレビ観ないんですが、たまたま観た吉永小百合の特集と同期のサクラを観てウルっときてしまい、涙腺が弱くなりましたわ〜(笑)って報告と考察でした。

ランナー的考察を加えておくと、周回コースと河川敷の景色が変わらないコースはほんとにつまらない。これは人生も同じかもしれない。

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