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4歳。skyを通じた出会いに感謝を綴る - 雀から日本人フレンドまで

このページは、skyアドカレ2023参加記事です。

最近はあたたかな日差しと、ぴんと張った空気が共存していて、いよいよ冬が来たなあと感じるようになりましたね。
おととい買ったみかんがとびきりに甘くて、だんだんと凍てつくこの日々も悪くないなと、ほっこりした気持ちになっています。


初めまして、くにと申します。空を飛ぶことと、雀と遊ぶことが大好きな星の子です。
もう夜も明けてしまいましたね。
こんな時間に記事を読みに来てくれて、ありがとうございます。このページを開いてくれたあなたの、眠れない夜明けの暇つぶしにでもなれたらいいなと思います。
私の話が、冬のみかんになれるかは分からないのですが、よかったらそばで聞いていてもらえないでしょうか。


特別な日に


今日は私にとって特別な日です。
2019年12月9日、綺麗な空を飛べるよという勧めによって、私の星の子は誕生しました。
それから、丸4年を迎えました。
早いもので、skyは人生で一番長く遊んでいるゲームになりました。私という人間を、skyなしにはもう語れないくらいです。

今日という節目の日に、フレンドたちとの出来事を振り返り、彼らに思いを馳せることができたらどんなに嬉しいだろう。そう考え、雀たちとの思い出と、日本人フレンドとの関わりについてここにまとめようと思います。


雀から大切な友達へ


いつからか、私は雀に惹かれるようになりました。そういえば、skyを始めて1年、2年経ったころは雀を敬遠するような声もちらほら聞きましたが、最近はあまりそういった声を聞かないような気がしますね。
私は、私が思ってもみないような場所を探検したり、初めて見る景色や音楽に立ち止まったりする雀の旅が大好きです。
彼らの見ている世界を少しでも感じることが、とても楽しいです。
これから、そんな雀たちの中でも印象深い、2人の雀との出会いをお話ししようと思います。

ひとりめは、イギリスに住んでいる女の子でした。その子とは捨て地で出会い、なんとなく気があってそのまま転生まで一緒に飛びました。

当時、私は下手くそでも英語を話すことが楽しく、海外フレンドとの交流が多かった時期でした。よく遊んでいたのはベトナムや台湾のフレンドで、アジア人同士、「伝わればいいだろう精神」でなんとなくなコミュニケーションを取り合っていました。

私にとってはこの子が、初めて仲良くなれた英語ネイティブのフレンドだったような気がします。適当な英語では伝わらないのではないかと、どきどきしながらチャットを打っていたのを覚えています。いつもよりずっと遅かったと思います。
けれど、彼女は私のチャットの遅さを気にせずにじっくり待ってくれました。
それから、私にも分かりやすい英語を使ってくれました。日々のつたない会話の中で、彼女の優しい気遣いや思いやりを感じ、いつしか私は彼女のことが大好きになりました。

あの日、私を信じて初めての原罪に向かってくれてありがとう。初めての季節で手に入れた服を見せに来てくれてありがとう。記念日に動画を作ってくれてありがとう。
あなたが「連れて行きたいところがあるの」と、熟練した人でないと知らない場所に私を案内してくれたとき、かわいい雀ちゃんから、大切な友達になりました。
たくさんの時間を一緒に過ごしてくれてありがとう。これからも、優しくて素敵なあなたでいてください。


たくさんのサプライズ


ふたりめは、台湾の男の子です。
草原ホームのベンチで「昨日始めた。どこに行けばいいか分からない」と困っていた雀でした。
私は普段雀の手を引くことはあまりないのですが、なんだかこの子は草原ホームから抜け出せないんじゃないかと余計な気を回し、あの雲の向こうへ行くんだよ!と、手を引きました。

彼は人を喜ばせるのが好きで、私は何度も驚かされました。彼との交流の中で本当に驚いたのは、台湾のお菓子を私と私の夫へ送ってくれたこと、それから共通のフレンドからなんと絵を買って、贈ってくれたことです。
skyというゲームを通して、画面の向こうに温かい人間がいるんだな、と実感したとともに、skyを始めてよかった、と思った出来事でした。
今でこそskyで会うことはほとんどなくなってしまったけれど、たまに様子を聞くと台湾の各都市を巡っていたり、兵役から帰ってきて新しい仕事をしていたりと話題に困らないフレンドです。

あのとき送ってくれたパイナップルケーキ、実はたまに日本でも駅の構内で出店していて、見かけるたびに夫と当時を振り返っては購入しているよ。私がお返しに送った名古屋名物は、気に入ってもらえたかな。
skyだけでなくモンハンにも誘ってくれて、英会話が本当に苦手な私のために都度文字で書き起こしてくれてありがとう。
私たちが最初に会った日のことをずっと覚えていてくれて、数えきれないほど振り返ってくれてありがとう。
大阪万博に来るならぜひ、直接お礼を言わせてね。フットワークの軽い夫婦より。


日本人との交流と、skyエアレース


私はskyを始めて1年以上してから、ようやく旧Twitterを始めました。
最初は日々あったことをつらつら流すだけだったのが、数少ない日本人フレンドからの輪がつながって、あるとき一気に交流が増えたのです。
大勢の星の子で遊ぶ企画をされていた人や、さまざまな技を駆使して遊びの可能性を広げている人たちから、知らない世界をたくさん教わりました。

特に、とらのこさんという方が始めた非公式企画「skyエアレース」(通称:エアレ)に出場してからは本当にたくさんの方と出会いました。
本当は大会についても語ることは尽きないのですが、そのお話はまた今度とさせてくださいね。
近々、今大会第2ラウンドの決勝が開催されることでしょう。爽快で、熱くて、最高にかっこいい飛行企画です。よろしければぜひ、とらのこさんの情報を追ってみてください。


かけがえのない関係


さて、エアレや色々な企画を通じて、私はかけがえのない素敵な人たちに恵まれました。
私が落ち込んでいたときに、深くを聞かずにハグをしてくれたフレンド。じっくりと話を聞いて、大事な言葉をくれたフレンド。ときに気遣いのある厳しい言葉をくれたフレンド。彼女らがいなかったら、もしかしたら、今の私はいなかったかもしれません。

人間関係は寄せては離れる波だよと言ったフレンドがいました。
当時余裕のなかった私は、せっかく構築した関係が変容していくのが怖くて、私は波だとはおもわない、周りが波なら私はそれをずっと同じところで見ている地面だ、と思いました。
でも、時間の経った今、そんな私もなんだかゆらゆらと揺れながら前に進んでいるようです。

深い関係性は、そのぶん大きな感情を伴う、と思います。
少し前に、あるギタリストのライブを聴きに行ったのですが、彼は右向きの矢印を紙に書いて、私たち聴衆にこのような話をしてくれました。
「横軸は人生の長さ。縦軸はその振り幅。縦の波が小さい人生に比べて、大きい振り幅の人生は、マイナスな時期もあるかもしれないけど、きっと豊かな人生になるよ」
私はもともと、何とでも少しだけ距離を置いた気楽な関係値が好きでした。
でも、skyを通じて深い関係性の友人たちが増え、今までよりも振り幅の増えた日々を過ごしてみて、私自身ひとまわり強くなったような気がしています。

あらためて、普段から交流してくれているフレンドのみなさんに感謝します。ときには支えてくれて、心からの言葉をくれてありがとう。
私らしさを見失わないよう、成長できるように頑張りたいと思います。


終わりに


最後になりましたが、アドベントカレンダー企画を始めてくださった書庫番さんへ。素敵な企画をありがとうございました。
Xで案内を見かけてリンクをクリックしたとき、私にとって特別な日付である今日の枠がちょうど空いていて、気づいたら参加をしていました。
このような機会にあらためて気持ちを書けたことはとても嬉しいです。
ここまで読んでくださった物好k……優しいみなさんのskyでの遊びがより一層温かいものになりますように。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

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