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2022年7月23日のフィジーク大会の振り返り

こんにちは!

パーソナルトレーナーのむねむらです。

今回の記事は僕が初めてフィジーク大会に出場したことについてです✍️



僕がフィジーク大会に出ると決断した理由

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本当は去年、大会に出ようと考えてたんですが鬱病を患ってしまい運動できる状態ではなく断念しました。

鬱の症状が落ち着いて普通の生活が出来るほど精神的・肉体的に回復して、日に日に大会に出たいという気持ちが強くなりました。


2022年3月末にノリと勢いでフィジークの大会に申し込みました!笑



FWJの大会に出ると決断した理由

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僕は最初からFWJの大会に出るとは決めてませんでした。

最初はベストボディジャパン大会に出ようと考えてましたが、調べていくうちに堅苦しいイメージという情報が多く、僕自身が楽しめないなと思い辞めました。

いろいろ調べていくうちに初心者ならFWJがオススメと載ってる情報に出会いました。


ちなみにFWJというのはFitness World Japanの頭文字を取ったものになります。

YouTubeの動画を見て演出が楽しそうだなという印象を受けました。

今年の7月に初めて新潟県で開催されると聞いた時、これだ!絶対この大会に出る!と決めました。


地元新潟県で新たな歴史を刻んでやる!という野望とフィジーク選手としてのデビュー戦として記憶に残る思い出にするために僕の意志は強く固まってました。



減量1ヶ月目

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2021年11月末から2022年3月上旬まで増量をしてました。

85kgまで体重を増やして大会当日までに70kgで仕上げようとプランを立てていました。


減量始めて1ヶ月で7kg体重を減らすことができて、思ったより体重が減ってることに驚きました。

このペースなら70kgまで体重落とせるなと安心してた自分がいました。



減量2ヶ月目

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78kgから75kgと体重が減りました。

序盤でハイペースに体重が落ちたので少し停滞してるかなと思いました。

この頃は腕と肩周りが去年より少し大きくなってると鏡を見て気づきました。

少しの筋肉の成長を見れると自信が付きました!



減量3ヶ月目

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75kgから70〜72kgをいったりきたりしてました。

筋肉が付いてましたがお腹周りがなかなか変化が見えず少し焦ってました。

栄養士から食事のアドバイスも取り入れて試行錯誤してました。

目に見える変化が見えにくいことに精神的ストレスを感じることがありました。



フィジーク大会1ヶ月前

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フィジーク大会1ヶ月前になり、ここから最終調整に向けて追い込んでカーボディプリートとハイカーボの日も決めた途端、鬱病が再発してしまいました。

6月末から不眠症状に悩まされてストレスで発作が起きて、精神科に行ったら1回目の再発の症状ではかなり危険な状態だと告げられました。


正直、フィジーク大会出場辞退も考えました。

あと少しのところで追い込めない状況に陥ってしまい不完全燃焼でした。

知り合いや友人に何人か相談もしました。

周りの応援のおかげで気持ちも落ち着かせることができ「ここまで来たなら最後までやりきる切ろう」と自分に言い聞かせました。



フィジーク大会当日

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2022年7月23日ついにこの日が来ました。

Regional 2022 - Niigata IFBB PROFESSIONAL LEAGUE × FWJ SEA OF JAPAN CHAMPIONSHIPSの本番を無事に迎えることができました!

憧れのステージ、去年の自分との約束を果たせる瞬間、YouTubeの世界だけじゃない、嬉しさとここまで積み上げてきたものを思い出した瞬間、涙が出ました。


緊張と嬉しさ、不安と楽しさといろんな感情が出てきて僕が出場するメンズフィジークノービスファーストチャレンジの出番が来ました。

僕の名前が呼ばれてステージの前に歩いてポージングして、周りと一緒にポージングして今の自分の全てを出し切ると思いながら120%の力を出し切りました。

ステージに立った時は緊張しましたが、それ以上に大舞台で自分をアピールすることのワクワク感もありました!


結果は最下位でした。

完敗でした。周りのレベルが高すぎました。

審査結果を見たら僕以外の人は5点満点もいれば4点の人もいました。

僕は1点でしたが他のカテゴリーも見ると0点の人もいたのでたった1人の人に評価されたのだと感じました。


見にきてくれた妹がステージに立った瞬間、感動して涙が出た😭という感想を貰いました。

自分のためにやったことが誰かに感動を与えることもあるんだなと学びました。


フィジークは閉会式まで残りますが終わった後に参加賞のメダルを貰いました🏅

28年間で初めてメダルを貰った瞬間、メダルの重みを感じました。

一生の宝物になりました!

何か頑張ったことが形として残ることがこんなにも記憶にも思い出にも残るんだなと実感しました。



失敗談〜準備編〜

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ノリと勢いでフィジークに挑戦したのは良いですが増量と減量の期間、コンテストにかかる費用を事前に把握して逆算して計画を立てるべきだと痛感しました。

月の食費はいくらにするべきか、余計な出費は無いかも計算しながらやれたらもっとうまくできたのではないのかと思いました。


管理栄養士に振り回されてしまいトラブルも起こしてしまったのも反省です。

任せても大丈夫だという管理栄養士を識別できなかったことも反省です。

サーフパンツも絞った体を想定しながらサイズを考えて購入するべきだと痛感しました。

初めてのことなので経験を積んだとポジティブに捉えてます笑



失敗談〜食事編〜

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減量後半は脂質を0にしたり炭水化物を極端に減らしたり3食鶏胸肉だけにしてしまったのが1番の反省です。

肉・魚・卵をバランスよく食べてストレスを感じないようにしていくべきだと気づきました。


精神的なストレスに気を取られてばかりで体のストレスを見落としてしまいました。

次の増量からはいろんな食材を食べるようにします。



失敗談〜増量編〜

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とにかく食べて体重を増やす!という意気込みで増量しましたが体脂肪が余計に付いてしまいました。

減量初期は26%も体脂肪があったので絞るのに苦戦しました😰

ダーティバルクではなくリーンバルクかクリーンバルクで増量するために計画を立てて実行していきます。



課題と反省

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上記の失敗談をもとに課題と反省をまとめます👇

・コンテストにかかる費用を事前に計算する

・絞り切った体を想定してサーフパンツを購入する

・月の食費はいくらまで使うかを計算して買い物する

・1人でできるなら1人でやる、無理ならトレーナーや栄養士を活用する

・コンテスト会場の旅費も計算に入れる

・鶏胸肉だけでなくいろんな食材を食べる

・体のストレスに気を付ける



5ヶ月の減量を終えて

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今回の減量は結果的に絞ることはできましたが心無い言葉を受けて傷つきました。

ガリガリ、顔がやつれてる、体が細いとフィジークに挑戦したことが無い人に言われました。

すごくショックを受けました。


なぜ日本人は頑張ってる人間を侮辱したがるのだろうと思いました。

悔しいので今よりもっと体をデカくして絞り上げて来年のフィジークに向けて計画を立てて実行していきます。


それと同時に嬉しい言葉も貰いました。

ここまで絞れてるのすごい!、筋トレのモチベーションになる!、よく頑張ったね!、どうやったらこの体になれるの?という言葉を貰いました!

自分の頑張りを見てたり応援してくれる人がいるのだと実感しました。



もっとこうすれば良かったこと

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・計画的な増量期と減量期を実行すればよかった

無計画でノリと勢いで挑戦したことで感覚で増量と減量をやってしまったので、次回は大会日から逆算して増量期と減量期の機嫌を決めて実行します。


・トレーニングの質と負荷、レップ数を記録すればよかった

日々のトレーニングを記録することでどこをどう鍛えたのか、トレーニングする時どこの筋肉と部位を意識してるのかも記録することでトレーニングの質を高めたり修正もできたのではないのかと思いました。

減量終盤はオーバートレーニングになってしまい体調を崩してしまうこともありました。

セット数とレップ数も記録して見直すこともできればトレーニングの質も高められたのかもしれません。


・事前の情報収集が足りなかった

初めてのことだらけで当然わからないことが多いので事前に情報を集めましたが情報量が少なくギリギリで調べたり気づいたりしてたことが多々ありました。

何がわからないのか、何の情報が欲しいのかをリストにまとめてから調べる必要があったと思いました。

インターネットやYouTubeで調べることもできるのでもっと探究心を持って情報を集めるべきでした。



フィジーク大会の感想

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率直に言うとフィジークに出て良かった!と心から思えました🤗

あのステージに立った瞬間、今までに無い感動を味わうことができました!

ステージに立つ時間はほんの一瞬ですが、どの一瞬のために食事・睡眠・運動を調整して本番に向かうのでより一層、感極まりました。


もちろん緊張しましたが今までやってきたことを信じて自分の力を出し切ったので達成感と充実感もありました。

フィジーク大会に出たという経験は僕にとって一生語れるエピソードの1つになるだけでなく、今後の人生にプラスになりました。


僕は今回のフィジークで下記のことも学びました👇

・1つの目標に向かって最後までやり切って達成させることの大切さ

・期日が決まってる中で本番までやるべきこと必要なことは何かを考える思考力と行動力が身に付く

・自分が決めた決断を責任持って遂行すること

・何かを始めることに年齢は全く関係ないこと

・物事をシンプルに捉えやすくなったこと

・できない理由を探すのではなく今の自分ができることは何かを考えることが増えたこと



これからフィジーク大会に出ようと考えてる人へ

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これからフィジーク大会に出ようと考えてる方でなかなか行動に移せない人に向けて僕が伝えたいことは完璧を求めずに挑戦することが重要です。

もう少し鍛えてから、まだ大会に出れる体じゃないので…など自分に自信がなく先延ばしにしてダラダラ過ごすのはオススメしません🙅‍♂️


どうしても完璧主義になってしまう気持ちは僕も痛いほどわかります。

でも完璧に仕上げることは不可能です。

体調管理やコンディションは日によって違うし、期間を長くしたら確実に結果が出る保証はありません。


フィジークは当日の審査員のジャッジ次第なのでこの体で絶対優勝できるというものは存在しません。

まずは大会に出るという経験を得ることで全体の流れを理解しイメージしやすいので大会に出るという第1歩を踏んでください。

迷ってるくらいなら出るか出ないかの決断をすることが重要だと僕は考えてます。



来年のフィジーク大会に向けて

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来年もフィジーク大会に出ます!

来年度の日程はまだ発表されてませんが新潟・東京・福岡の3大会に出場する予定でいるので来年度の日程が決まり次第、トレーニング・食事も計画を立てて実行していきます💪



競技者として今後の展望について

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僕はFWJメンズフィジークで優勝する!という大きな目標に向かって競技者として頑張っていきます!

今は笑われる目標だと承知の上でこの大きな目標を達成させるために競技者としても活動します!


僕の人生は僕の人生なので後悔しないこと、何かに向かって取り組むことの充実さを得ること、鬱病でもここまでやれるんだと体現して証明します!

まだまだ道半ばですが僕のペースで確実に1歩ずつ進めていきます🔥



最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました!

1人でも多くの読者様の力に慣れたのであれば嬉しい限りです😄

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