20190204 日記

結局、どこに触れても汚らしい汁と穢らわしい粉しか出てこないような人間にコミュニケーションだの何だの言う資格があるのか、ということなのさ。

あの絵を書いて一時間くらい経つと激しい虚脱感が湧いて、怒りに移行して「ああ、またか」となる。なった。もう何に怒っているのか考えるのも疲れた。勿論自分の中の何かなのだけれども。涙も出なくなった。

私には監視者がいる。私が辛うじて自我を保つ為に、そもそも私のわがままで「こちら側」に来てもらっている。もう何だか私が人でいられる為の最後の砦みたいな感じだ。みんなの偶像でさえ破壊しそうな私が何を彼らに返してあげられるのか。いや、私はそんな役回りの人間じゃないな…

街に出て適当に私に危害を加えてきそうな人を選んで、1、2の3で互いに耳に割り箸突き入れてぐりぐりし合いたい。

離れるというのは本当に難しい。少し気分がいい、くらいであんな絵を描くんじゃなかった。偶像破壊と自我崩壊の二者択一にしてはいけないのに。

何度こんなことを繰り返せば良いのだろう。その度に「次はないぞ」と心に留めているのに。次が出てくる。もう嫌だな。