【溟界蕾禍エヴォルエーリアン】作って遊んだデッキ8【遊戯王MD】

2025年1月21日 14:26

これは何？

　この記事は、遊戯王マスターデュエルで自分が使ってみて遊んだデッキのレシピと展開を備忘録として残しておくための記事です。
　今回は、2025年1月時点で使用可能なカードでの【溟界蕾禍エヴォルエーリアン】についての記事を残します。

※※以下、通常召喚：NS、特殊召喚：SSと表記します。

デッキコンセプトについて

　まず始めに、2025年1月のランクマで遊ぶために使いたいテーマを考えたとき、巳年なこともあり、全く知識のない爬虫類族のテーマが使いたいと思いました。
　そこで爬虫類族について調べたのですが、爬虫類族のカードで最終盤面に出して強い妨害効果持ちがほぼ居ないことに驚きました。

　爬虫類のテーマにもいろいろありますが、代表的なものといえば、マスターデュエルで最近強化されたばかりの【溟界】【蕾禍】【エヴォル】が、古参の【エーリアン】【ヴェノム】【ワーム】【レプティレス】があると思います。

　爬虫類族には『キングレムリン』や『スネーク・レイン』といった汎用的なサポートがあるので、テーマを跨いで構築が容易な一方、どのテーマも一長一短で、昆虫族や植物族や岩石族と同じく複数のテーマを融合させた、グッドスタッフ的なデッキにするのが一番強いと思いました。

純爬虫類軸【溟界エーリアン】

【溟界】

【溟界】は『黎溟界闢』によって爆発的な展開力を有するテーマです。
『溟界の滓－ナイア』と場のモンスター1体から5枚のカードを場に出すことができます。

『溟界の滓－ナイア』の効果を手札から発動、自身を墓地へ送り、『溟界の黄昏－カース』をデッキから墓地へ送る。
　何かしらのモンスターを通常召喚などで場に出し、『溟界の黄昏－カース』の効果を墓地で発動。場のそのモンスターをリリースし『溟界の黄昏－カース』を墓地から場へ蘇生。
『溟界の黄昏－カース』の召喚時効果を発動、『溟界の滓－ナイア』を墓地から場へ蘇生。
『溟界の滓－ナイア』の召喚時効果を発動、『黎溟界闢』をデッキから手札へ加える。
『黎溟界闢』を発動、『溟界の黄昏－カース』をコストとしてリリースし、溟界トークンを4体生成する。

　しかし、EXデッキを使わず、テーマ内の切り札的なレベル10のモンスターの制圧力がそれほどでもないので、基本的には初動や展開の補助に使います。

【エーリアン】

【エーリアン】は2006年から登場している由緒あるテーマです。
　Aカウンターを乗せる効果と、Aカウンターが乗っているときに使える効果を持つカードで構成されており、テーマ単体でみたとき初動は安定しないものの『宇宙鋏そらばさみゼロオル』や『惑星汚染ウイルス』、『エーリアン・マーズ』といったカードはかなり強力で最終盤面として出張したいテーマです。

　上記の【溟界】展開で場にモンスター5枚を展開したあと『宇宙鋏そらばさみゼロオル』と『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』を出します。

　ただ、これでは苦労して展開した割に『No.41 泥睡魔獣バグースカ』を出すのと大差ない制圧力で、リンクモンスターを出して『宇宙鋏そらばさみゼロオル』を戦闘破壊するだけで簡単に突破されてしまいます。
　また、『サンダーボルト』や『ライトニング・ストーム』などの魔法カード1枚から即崩壊してしまいます。
　始めは純爬虫類族デッキでランクマに挑戦していましたが、あまりも勝てなかったので諦めて爬虫類族とシナジーがある恐竜族の力を借りることとしました。

恐竜族混合【溟界エヴォルエーリアン】

【エヴォル】

【エヴォル】は爬虫類族の【エヴォルド】が恐竜族の【エヴォルダー】に進化し、最終的にはドラゴン族エクシーズの【エヴォルカイザー】を出すというテーマです。
　最後に出てくる【エヴォルカイザー】がかなり強力で、特に『エヴォルカイザー・ラーズ』は2回、場のカードの無効が使えるのが魅力です。

『エヴォルダー・リオス』の召喚時効果でサーチ出来る『進化の特異点』、『エヴォルダー・リオス』の効果で炎属性の恐竜族か爬虫類族を墓地にを送れるため、あとは【エヴォルド】モンスターを墓地に送れば一応1枚初動で2妨害できる『エヴォルカイザー・ラーズ』が立ちます。
　純粋な爬虫類族テーマではないのですが、上記の通り爬虫類族にはロクな妨害効果持ちが居ないので、貴重な魔法・罠カードに対抗する手段として利用できます。

　それに加えて、爬虫類族をサーチできる『珠玉獣－アルゴザウルス』、それを場に出せる『幻創のミセラサウルス』が炎属性恐竜族なため『エヴォルダー・リオス』から【溟界】展開に繋がります。

　展開例1
『エヴォルダー・リオス』始動

『エヴォルダー・リオス』NS。召喚時効果で『進化の特異点』をデッキから場へセット。
『エヴォルダー・リオス』の効果を発動し、デッキから『幻創のミセラサウルス』を墓地へ送る。
『幻創のミセラサウルス』の効果を墓地で使用、自身を除外し『珠玉獣－アルゴザウルス』をデッキから場へSS。
『珠玉獣－アルゴザウルス』の召喚時効果で『エヴォルダー・リオス』破壊し、『溟界の滓－ナイア』をデッキから手札に加える。
『溟界の滓－ナイア』の効果を手札から発動、自身を墓地へ送り『溟界の黄昏－カース』をデッキから墓地へ送る。
　墓地の『溟界の黄昏－カース』の効果を発動、『珠玉獣－アルゴザウルス』をリリースし自身を墓地から蘇生する。
『溟界の黄昏－カース』の召喚時効果で『溟界の滓－ナイア』を墓地から場へ蘇生。
『溟界の滓－ナイア』の召喚時効果で『黎溟界闢』をデッキから手札に加える。
『黎溟界闢』を発動、『溟界の黄昏－カース』をリリースして、場にトークン4体を出す。
　トークン2体で『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』をリンク召喚。
『溟界の滓－ナイア』とトークン2体で『宇宙鋏そらばさみゼロオル』をリンク召喚。
『宇宙鋏そらばさみゼロオル』の召喚時効果で『惑星汚染ウイルス』をデッキから手札に加える。『惑星汚染ウイルス』を場にセット。
『黎溟界闢』の効果を墓地で使用。自身を除外し、除外状態となった『溟界の滓－ナイア』をデッキに戻し、『エヴォルド・メガキレラ』をデッキから墓地へ送る。
　ターン終了。
（相手ターン）
『進化の特異点』を発動、『エヴォルド・メガキレラ』と『エヴォルダー・リオス』を素材に『エヴォルカイザー・ラーズ』をエクシーズ召喚。
　相手が何かしらモンスターを出したときに『惑星汚染ウイルス』を発動、『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』を発動コストとする。

　展開例2
『エヴォルド・メガキレラ』始動、手札コスト1枚

『エヴォルド・メガキレラ』NS。効果を発動し、自身をコストとしてリリースし、手札を1枚捨て、『エヴォルダー・リオス』をデッキから場へSS。
　召喚時効果で『進化の特異点』をデッキから場へセット。
『エヴォルダー・リオス』の効果を発動し、デッキから『幻創のミセラサウルス』を墓地へ送る。
『幻創のミセラサウルス』の効果を墓地で使用、自身を除外し『珠玉獣－アルゴザウルス』をデッキから場へSS。
『珠玉獣－アルゴザウルス』の召喚時効果で『エヴォルダー・リオス』破壊し、『溟界の滓－ナイア』をデッキから手札に加える。
『溟界の滓－ナイア』の効果を手札から発動、自身を墓地へ送り『溟界の黄昏－カース』をデッキから墓地へ送る。
　墓地の『溟界の黄昏－カース』の効果を発動、『珠玉獣－アルゴザウルス』をリリースし自身を墓地から蘇生する。
『溟界の黄昏－カース』の召喚時効果で『溟界の滓－ナイア』を墓地から場へ蘇生。
『溟界の滓－ナイア』の召喚時効果で『黎溟界闢』をデッキから手札に加える。
『黎溟界闢』を発動、『溟界の黄昏－カース』をリリースして、場にトークン4体を出す。
　トークン2体で『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』をリンク召喚。
『溟界の滓－ナイア』とトークン2体で『宇宙鋏そらばさみゼロオル』をリンク召喚。
『宇宙鋏そらばさみゼロオル』の召喚時効果で『惑星汚染ウイルス』をデッキから手札に加える。『惑星汚染ウイルス』を場にセット。
　ターン終了。
（相手ターン）
『進化の特異点』を発動、『エヴォルド・メガキレラ』と『エヴォルダー・リオス』を素材に『エヴォルカイザー・ラーズ』をエクシーズ召喚。
　相手が何かしらモンスターを出したときに『惑星汚染ウイルス』を発動、『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』を発動コストとする。

次に、【エヴォル】→【溟界】だけではなく、【溟界】→【エヴォル】に繋げる方法です。

展開例3
『溟界の滓－ナイア』 + 通常召喚可能なモンスター1体 + 手札コスト1枚

『溟界の滓－ナイア』の効果を手札から発動、自身を墓地へ送り、デッキから『溟界の黄昏－カース』を墓地へ送る。
　何かモンスター1体を通常召喚。
　墓地の『溟界の黄昏－カース』の効果を発動。場のモンスターをコストとして墓地へ送り、自身を場へ蘇生。
『溟界の黄昏－カース』の召喚時効果で『溟界の滓－ナイア』を墓地から場へ蘇生。
『溟界の滓－ナイア』の召喚時効果を発動、『黎溟界闢』をデッキから手札に加える。
『黎溟界闢』を発動、『溟界の黄昏－カース』をリリースしトークンを場に4体生成。
　トークン2体で『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』をリンク召喚。
『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』と『溟界の滓－ナイア』で『賜炎の咎姫』をリンク召喚。
　墓地の『黎溟界闢』の効果を発動、除外状態の『溟界の滓－ナイア』をデッキに戻し、『エヴォルド・メガキレラ』をデッキから墓地へ送る。
『賜炎の咎姫』の効果を発動、墓地の『エヴォルド・メガキレラ』を場へ蘇生。
『エヴォルド・メガキレラ』の効果を発動、トークン1体と手札1枚を墓地へ送り、『エヴォルダー・リオス』をデッキから場へSS。
『エヴォルダー・リオス』の召喚時効果で『進化の特異点』をデッキから場へセット。
『賜炎の咎姫』とトークンで『スプライト・エルフ』をリンク召喚。
『エヴォルダー・リオス』の効果を発動、『幻創のミセラサウルス』を墓地へ送る。
　墓地の『幻創のミセラサウルス』の効果を発動、自身を除外し、デッキから『珠玉獣－アルゴザウルス』を場へSS。
『珠玉獣－アルゴザウルス』と『エヴォルダー・リオス』で『盛悴のリザルドーズ』をリンク召喚。
『盛悴のリザルドーズ』と『エヴォルド・メガキレラ』で『宇宙鋏そらばさみゼロオル』をリンク召喚。
『宇宙鋏そらばさみゼロオル』の召喚時効果で『惑星汚染ウイルス』をデッキから手札に加える。
『惑星汚染ウイルス』を場にセット。
　ターン終了。
（相手ターン）
『進化の特異点』を発動、『エヴォルド・メガキレラ』と『エヴォルダー・リオス』を素材に『エヴォルカイザー・ラーズ』をエクシーズ召喚。
　相手が何かしらモンスターを出したときに『スプライト・エルフ』の効果を発動、『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』を墓地から場へ蘇生。
『惑星汚染ウイルス』を発動、『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』を発動コストとする。

　この3テーマの混成でも【溟界】は基本的に2枚初動、【エヴォル】は召喚権が必要と、展開の始点を『灰流うらら』や『無限泡影』で止められただけで動けなくなってしまうことが多かったです。
　そこで、【溟界】展開が止められてしまった場合のサブプランとして【蕾禍】を採用することにしました。

【溟界蕾禍エヴォルエーリアン】

レシピ（2025年1月）

・モンスター
『エヴォルド・メガキレラ』：2
『珠玉獣－アルゴザウルス』：1
『蕾禍ノ毬首』(らいかのまりこうべ)：3
『蕾禍ノ矢筈天牛』(らいかのやはずかみきり)：1
『幻創のミセラサウルス』：1
『溟界の滓－ヌル』：2
『溟界の滓－ナイア』：3
『夜刀蛇巳』：1
『エヴォルダー・リオス』：3
『蕾禍ノ鎧石竜』(らいかのよろいとかげ)：1
『蕾禍ノ姫邪眼』：1
『溟界の黄昏－カース』：1

・魔法/罠
『スネーク・レイン』：2
『溟界の蛇睡蓮』：1
『蕾禍繚乱狂咲』：2
『黎溟界闢』：1
『惑星汚染ウイルス』：1
『進化の特異点』：1
『蕾禍大輪首狩舞』：1

・汎用枠（入れ替え候補）
『増殖するＧ』：3
『灰流うらら』：3
『墓穴の指名者』：2
『抹殺の指名者』：1
『無限泡影』：2

・EXデッキ
『キングレムリン』：2
『エヴォルカイザー・ラーズ』：1
『聖天樹の幼精』(サンアバロン・ドリュアス)：1
『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』：1
『スプライト・エルフ』：1
『蕾禍ノ武者髑髏』：1
『盛悴のリザルドーズ』：1
『宇宙鋏ゼロオル』：1
『アティプスの蟲惑魔』：1
『賜炎の咎姫』：1
『蕾禍ノ御拝神主』(らいかのおおかみぬし)：1
『蕾禍ノ玄神憑月』(らいかのくろかみつき)：1
『蕾禍ノ鎖蛇巳』(らいかのくさりかみ)：1
『蕾禍ノ大王鬼牙』(たいかのだいおうが)：1

【蕾禍】

【蕾禍】は1枚初動である『蕾禍ノ毬首らいかのまりこうべ』やそれをサーチする『蕾禍繚乱狂咲』からの展開力に優れる爬虫類・植物・昆虫族の複合テーマです。
　上記の通りこのテーマも純粋な爬虫類族のみのテーマではないのですが、【溟界】での動きを止められたときのサブプランや、最大展開したときの添え物として有用なので、仕方なく採用しました。
　ただ、展開力と安定感には優れるものの、テーマ内のリンクモンスターは正直あまり強力とは言えません。あくまで【溟界】が止められたときや【溟界】で動けないときのサブプランと考えるのが良いと思います。

　爬虫類族から見たときは、手札からの特殊召喚効果を持つため簡単に場に出せ、バウンス効果で後攻のまくりで強い『蕾禍ノ鎧石竜らいかのよろいとかげ』が強力です。

展開例4
『蕾禍ノ毬首らいかのまりこうべ』初動、【蕾禍】基本展開

　手札の『蕾禍ノ毬首らいかのまりこうべ』の効果を発動、手札を1枚捨て自身を場にSS。
『蕾禍ノ毬首らいかのまりこうべ』の召喚時効果を発動、デッキから『蕾禍繚乱狂咲』と『蕾禍ノ矢筈天牛らいかのやはずかみきり』を手札に加え、『蕾禍ノ矢筈天牛らいかのやはずかみきり』を除外。
『蕾禍繚乱狂咲』を発動、除外状態の『蕾禍ノ矢筈天牛らいかのやはずかみきり』を場に帰還。
『蕾禍ノ毬首らいかのまりこうべ』と『蕾禍ノ矢筈天牛らいかのやはずかみきり』で『蕾禍ノ武者髑髏』をリンク召喚。
　リンク素材となった『蕾禍ノ矢筈天牛らいかのやはずかみきり』の効果が誘発、『蕾禍ノ毬首らいかのまりこうべ』を場に蘇生。
『蕾禍ノ武者髑髏』の効果を発動、墓地の『蕾禍ノ矢筈天牛らいかのやはずかみきり』を場に蘇生。
『蕾禍ノ武者髑髏』と『蕾禍ノ矢筈天牛らいかのやはずかみきり』で『蕾禍ノ御拝神主』をリンク召喚。
『蕾禍ノ御拝神主』の効果を発動、墓地の『蕾禍ノ毬首らいかのまりこうべ』と『蕾禍ノ矢筈天牛らいかのやはずかみきり』を除外して『蕾禍大輪首狩舞』をデッキから手札に加える。
『蕾禍ノ毬首』1体で『聖天樹の幼精』をリンク召喚。
　墓地の『蕾禍ノ武者髑髏』の効果発動、『聖天樹の幼精』をデッキに戻し、自身を場へ蘇生。
『蕾禍ノ御拝神主』と『蕾禍ノ武者髑髏』で『蕾禍ノ大王鬼牙』をリンク召喚。
　場に『蕾禍大輪首狩舞』をセット。

その他採用カードについて

スネーク・レイン

　爬虫類族が持つパワーカード……とはいえこのカードの強さは【溟界】ありきだと思います。
　好きなカードを選んで4枚墓地へ送れるとはいえ、ティアラメンツとかは平気で1ターンに15枚とか墓地へ送ってるので、現代基準で見ればそこまで強くもないという気がします。
　ただ、通れば召喚権なしで一気に最終盤面まで行けるため、相手の手札誘発の貫通札としては使えます。

展開例5
『スネークレイン』始動の最大展開。手札コスト2枚使用。

　手札を1枚捨て『スネーク・レイン』を発動。デッキから『溟界の滓－ヌル』、『溟界の滓－ナイア』、『溟界の黄昏－カース』、『蕾禍ノ鎧石竜』を墓地へ送る。
『溟界の滓－ヌル』の効果を墓地で使用、自身を場へ蘇生。
　墓地の『溟界の黄昏－カース』の効果を発動、『溟界の滓－ヌル』をリリースし自身を墓地から蘇生する。
『溟界の黄昏－カース』の召喚時効果で『溟界の滓－ナイア』を墓地から場へ蘇生。
『溟界の滓－ナイア』の召喚時効果で『黎溟界闢』をデッキから手札に加える。
『黎溟界闢』を発動、『溟界の黄昏－カース』をリリースして、場にトークン4体を出す。
　トークン2体で『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』をリンク召喚。
『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』と『溟界の滓－ナイア』で『賜炎の咎姫』をリンク召喚。
『黎溟界闢』の効果を墓地で使用。自身を除外し、除外状態となった『溟界の滓－ナイア』をデッキに戻し、『エヴォルド・メガキレラ』をデッキから墓地へ送る。
『賜炎の咎姫』の効果を発動。『エヴォルド・メガキレラ』を墓地から場へ蘇生。
『エヴォルド・メガキレラ』の効果を発動。トークン1体と手札1枚をコストに『エヴォルダー・リオス』をデッキから場へSS。
『エヴォルダー・リオス』の召喚時効果で『進化の特異点』をデッキから場へセット。
『賜炎の咎姫』とトークンで『スプライト・エルフ』をリンク召喚。
『エヴォルダー・リオス』の効果を発動、『幻創のミセラサウルス』を墓地へ送る。
　墓地の『幻創のミセラサウルス』の効果を発動、自身を除外し、デッキから『珠玉獣－アルゴザウルス』を場へSS。
『珠玉獣－アルゴザウルス』と『エヴォルダー・リオス』で『盛悴のリザルドーズ』をリンク召喚。
『盛悴のリザルドーズ』と『エヴォルド・メガキレラ』で『宇宙鋏そらばさみゼロオル』をリンク召喚。
『宇宙鋏そらばさみゼロオル』の召喚時効果で『惑星汚染ウイルス』をデッキから手札に加える。
『惑星汚染ウイルス』を場にセット。
　ターン終了。
（相手ターン）
『進化の特異点』を発動、『エヴォルド・メガキレラ』と『エヴォルダー・リオス』を素材に『エヴォルカイザー・ラーズ』をエクシーズ召喚。
　相手が何かしらモンスターを出したときに『スプライト・エルフ』の効果を発動、『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』を墓地から場へ蘇生。
『惑星汚染ウイルス』を発動、『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』を発動コストとする。

夜刀蛇巳

　墓地に送られると即座に自己蘇生する効果もち。
『溟界の蛇睡蓮』や『スネーク・レイン』や『黎溟界闢』で墓地に送り、『キングレムリン』にします。
　いなくてもいいけどいると便利なカード。

アティプスの蟲惑魔

　植物族だけど、環境に多い【ユベル】の対策として仕方なく採用。
　場に【蕾禍】展開でどうにかして植物族や昆虫族を並べて戦闘破壊を狙います。

蕾禍ノ鎖蛇巳

　爬虫類族待望の大型リンクモンスター……なのですが、正直めちゃくちゃ弱いです。
　手札で発動する効果を封じてくれるが、1回目は防げないのが割とキツイ。常時発動効果で場にいるだけで手札からの効果を発動できなくするぐらいしてくれてもいいのに……。
　爬虫類デッキということで一応入れてるけどあまり出したことはないし、出せても活躍したこともないかも。
　一応、家具型の【ラビュリンス】相手には刺さることもありました。

おまけ、【六花溟界蕾禍エヴォルエーリアン】

【蕾禍】が植物族も有するテーマであることを活かして、【六花】とも複合する構築も考えました。
【六花】と複合することで初手の安定感、最終盤面の上振れも強化されます。

レシピ

・モンスター
『エヴォルド・メガキレラ』：1
『珠玉獣－アルゴザウルス』：1
『蕾禍ノ毬首』(らいかのまりこうべ)：3
『ローンファイア・ブロッサム』：1
『蕾禍ノ矢筈天牛』(らいかのやはずかみきり)：1
『幻創のミセラサウルス』：1
『溟界の滓－ヌル』：1
『溟界の滓－ナイア』：3
『夜刀蛇巳』：1
『六花のしらひめ』：1
『エヴォルダー・リオス』：2
『蕾禍ノ鎧石竜』(らいかのよろいとかげ)：1
『蕾禍ノ姫邪眼』：1
『溟界の黄昏－カース』：1

・魔法/罠
『スネーク・レイン』：2
『溟界の蛇睡蓮』：1
『蕾禍繚乱狂咲』：2
『黎溟界闢』：1
『惑星汚染ウイルス』：1
『進化の特異点』：1
『蕾禍大輪首狩舞』：1

・汎用枠（入れ替え候補）
『増殖するＧ』：3
『灰流うらら』：3
『墓穴の指名者』：2
『抹殺の指名者』：1
『無限泡影』：2

・EXデッキ
『キングレムリン』：1
『六花聖ストレナエ』：1
『エヴォルカイザー・ラーズ』：1
『聖天樹の幼精』(サンアバロン・ドリュアス)：1
『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』：1
『スプライト・エルフ』：1
『蕾禍ノ武者髑髏』：1
『盛悴のリザルドーズ』：1
『宇宙鋏ゼロオル』：1
『神樹獣ハイペリュトン』：1
『賜炎の咎姫』：1
『蕾禍ノ御拝神主』(らいかのおおかみぬし)：1
『蕾禍ノ玄神憑月』(らいかのくろかみつき)：1
『蕾禍ノ鎖蛇巳』(らいかのくさりかみ)：1
『蕾禍ノ大王鬼牙』(たいかのだいおうが)：1

　……が、爬虫類族を有さないテーマである【六花】と混合するとなると、【溟界】で展開した後にもっと強い制圧モンスターを出すか、先攻ワンキルを狙った方が良くね？　となってしまい、コンセプトが崩壊してしまいます。
　どこまでを爬虫類族デッキとするかは悩みどころなので、参考までに。

展開例6
『ローンファイア・ブロッサム』初動、手札コスト1枚

『ローンファイア・ブロッサム』NS。効果を使用し、自身をリリースし『ローンファイア・ブロッサム』をデッキから場へSS。
『ローンファイア・ブロッサム』の効果を使用、自身をリリースし『蕾禍ノ毬首らいかのまりこうべ』をデッキから場へSS。
『蕾禍ノ毬首らいかのまりこうべ』の効果を発動、『蕾禍ノ矢筈天牛らいかのやはずかみきり』と『蕾禍ノ鎧石竜らいかのよろいとかげ』をデッキから手札へ加え、手札から1枚を除外する。
　手札の『蕾禍ノ鎧石竜らいかのよろいとかげ』の効果を発動、墓地の『ローンファイア・ブロッサム』を除外し自身を場へSS。
　手札の『蕾禍ノ矢筈天牛らいかのやはずかみきり』の効果を発動、除外状態の『ローンファイア・ブロッサム』をデッキに戻し、自身を場へSS。
『蕾禍ノ毬首らいかのまりこうべ』と『蕾禍ノ矢筈天牛らいかのやはずかみきり』で『蕾禍ノ武者髑髏』をリンク召喚。
　リンク素材となった『蕾禍ノ矢筈天牛らいかのやはずかみきり』の効果が誘発、『ローンファイア・ブロッサム』を墓地から場へ蘇生。
『ローンファイア・ブロッサム』の効果を使用、自身をリリースし『六花のしらひめ』をデッキから場へSS。
『蕾禍ノ鎧石竜』と『六花のしらひめ』で『キングレムリン』をエクシーズ召喚。
『キングレムリン』の効果を発動、素材を1つ墓地へ送り、デッキから『溟界の滓－ナイア』を手札に加える。
　手札の『溟界の滓－ナイア』の効果を発動、自身を墓地へ送り、デッキから『溟界の黄昏－カース』を墓地へ送る。
　墓地の『溟界の黄昏－カース』の効果を発動、『キングレムリン』をリリースし自身を墓地から蘇生する。
『溟界の黄昏－カース』の召喚時効果で『溟界の滓－ナイア』を墓地から場へ蘇生。
『溟界の滓－ナイア』の召喚時効果で『黎溟界闢』をデッキから手札に加える。
『黎溟界闢』を発動、『溟界の黄昏－カース』をリリースして、場にトークン4体を出す。
　トークン2体で『エーリアン・ソルジャー M／フレーム』をリンク召喚。
『蕾禍ノ武者髑髏』の効果を発動、墓地の『蕾禍ノ鎧石竜らいかのよろいとかげ』を場へ蘇生。
『蕾禍ノ武者髑髏』と『溟界の滓－ナイア』で『蕾禍ノ御拝神主』をリンク召喚。
『蕾禍ノ御拝神主』の効果を発動、『蕾禍ノ毬首らいかのまりこうべ』と『キングレムリン』を除外して『蕾禍大輪首狩舞』をデッキから手札に加える。
　墓地の『黎溟界闢』の効果を発動、自身を除外し、除外状態の『キングレムリン』をEXデッキへ戻し、デッキから『夜刀蛇巳』を墓地へ送る。
　墓地へ送られた『夜刀蛇巳』の効果を発動、自身を場へSS。
『夜刀蛇巳』と『蕾禍ノ鎧石竜らいかのよろいとかげ』で『六花聖ストレナエ』をエクシーズ召喚。
『六花聖ストレナエ』の効果を発動、素材を1枚墓地へ送り、『六花のしらひめ』を墓地から手札へ回収。
『六花のしらひめ』1枚で『聖天樹の幼精』をリンク召喚。
　墓地の『蕾禍ノ武者髑髏』の効果を発動、『聖天樹の幼精』をEXデッキへ戻し自身を場へ蘇生。
『蕾禍ノ御拝神主』と『蕾禍ノ武者髑髏』で『蕾禍ノ大王鬼牙』をリンク召喚。
『六花聖ストレナエ』とトークンで『盛悴のリザルドーズ』をリンク召喚。
『盛悴のリザルドーズ』とトークンで『宇宙鋏そらばさみゼロオル』をリンク召喚。
『宇宙鋏そらばさみゼロオル』の召喚時効果で『惑星汚染ウイルス』をデッキから手札に加える。

未来へ

　巳年ということで爬虫類族デッキを使ってみましたが、展開力はあるものの、『増殖するG』や『マルチャミー・フワロス』を使われたときの妥協点が無く、『原始生命態ニビル』のケアも難しいと、正直現環境で戦うには難しいと感じました。
　そもそも、爬虫類族のカードが少なすぎるので、恐竜族やドラゴン族や海竜族に流れている蛇や蜥蜴系のモンスターをもっと作って欲しいですね。
【ワーム】や【ヴェノム】のデッキも触ってみたいので、またいつか組んで遊んでみたいです。

以上。