関西演芸流通センターについて②

関西演芸流通センターでは、動画販売サイトFilmuyにて
トークライブの配信を開始しました。
https://filmuy.com/kansaiengeicenter

その名も「お笑い自由業生き残り作戦会議」。
このライブは、フリーランスの作家として活動する私が、
事務所に所属しない(または事務所の枠にとらわれない活動をしている)
フリーなお笑い芸人をゲストに招き、コロナ禍においての新たな生き方を
模索する、というトークライブです。
こんな機会だからこそ、普段からお仕事をしている芸人さんに
改めてお話を伺おうと思ったところ、なんば紅鶴のブッキング担当である
天野宇空さんにお声掛けいただいた企画で、ざっくり言えばギャラ飲み
みたいなものかもしれません。

第1回「村橋ステムとこれまでを振り返る」
https://filmuy.com/kansaiengeicenter/video/461759381
第1回は旧知の芸人・村橋ステムさんをお招きしました。
村橋さんとはほぼデビュー当時から現場が一緒だったという事もあり、
2000年代のそれぞれの活動や、第1回から手掛けている
単独ライブについて、そして今年の単独ライブをどうするか?まで
たっぷりと語り合っております。
10月には延期となっていた東京でのライブを開催、年末には単独ライブを
行い、来年にはサブカルの聖地・歌舞伎町のLoftPlusoneで主催ライブの
『ヤバメンツオブザピーポー』を行うにあたり、これまでを振り返るには
良い機会だったのではないでしょうか。
インディーズ芸人が歩んできた十数年に渡る活動の一端をこの映像から
お楽しみ下さい。

第2回「ハクション中西と新たなフィールドの可能性を探る」
https://filmuy.com/kansaiengeicenter/video/461760998
第2回は天才ピン芸人・ハクション中西さんをお招きしました。
中西さんともこれまで様々な形で現場を共にしてきましたが、
中西さんのこれまでの経歴についてしっかりお話を伺うのは
初の機会でした。

2020年からはお互いに動画配信の仕事を行っている事もあり、
動画というフィールドでのファン獲得の方法といった話題から、
中西さん流の資本論の読み解き、更には今後やってみたい壮大な企画まで
芸人のみならず他ジャンルの表現者にも興味深いお話が沢山伺えました。
天才の思考の一端が伺える内容となっているので、現在の活動に
新しい思考を取り入れたい方は是非ご覧下さい。

第2回「レンガホリオ・DNA池上とコロナ禍の惨状を振り返る」
第3回は名古屋で『ホリンピック』という芸人集団を束ねるレンガホリオ
さんと、なんば白鯨のブッキングマネージャーであるDNA池上さんを
お招きしました。
コロナ以前にはお互いに毎月多数のお笑いライブをマネージメントしていた
事もあり、全3回で最も生々しいトークが展開されました。

・「お笑い不毛の地」と呼ばれる(ホリオさん談)名古屋で何故芸人活動を
  始めたのか
・『地獄の遺伝子』というコンビの始まりと終わり
・コロナの影響により春以降のイベントが全て中止となった際の心境
・再開の時期も読みづらい中でいかにモチベーションを維持するか

など、他のメディアではまず見られないトピックスが並びますが
どの話題もお笑いの現場に携わる者としては非常に生々しく、
身につまされる思いで聞き手を務めました。
(こちらの映像も順次公開の予定です)

そして、第4回は10月14日(木)に開催されます。

お笑い自由業 生き残り作戦会議 月亭太遊編
https://twitcasting.tv/namba_hakugei/shopcart/25347
ゲストは吉本興業を離れ、フリーで活動を開始した落語家の月亭太遊さん。
上方落語界の枠に収まらない独自の創作落語を次々と披露し、
その活動場所も次々に変えていった太遊さんだからこそ伺える
コロナ禍での演芸活動について、深く切り込んでいく所存です。
会場でもお聞きになれますが、生配信でも視聴可能なので、
ぜひこの機会に視聴して下さい。

こちらのライブも毎月様々な芸人さんをお招きする予定なので、
気になる方は新やる気まんまん紅鶴オット!どっこい紅鶴にお越し頂くか
紅鶴のツイキャス生配信からご参加頂ければ幸いです。

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