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『トランスジェンダー入門』_日記20230816
ジェンダーの問題がやっと注目されてきたものの、あまりそう言った本を読んでこなかった。元々、自分が男だけど体育会系のノリや男らしさが嫌いだった。ここ数年は男社会を考察する本は読んできた。印象的なのは男が男を痛めつけることを描いた澁谷朋美さんの『日本の包茎』や尹雄大さんの『さよなら男社会』だった。男だけの中で過剰に優劣をつけることの傷を負う。そして社会制度上弱い立場(に仕立て上げた)の女性たちに対して
もっとみる日記20230806
犬を飼う夢を見た。たぶん柴犬の子犬でとてもかわいかった。どこにでもオシッコをしてしまうので、トイレを覚えさせねばとしているところで終わった。もうひとつは自分が高校生なのか社会人なのかわからなかったけどどこかで健康診断を受診してから投稿or出社するという夢で、どうやら健康診断と会社or学校が真逆の方向にあって、しかも始業時間には遅れてはいけないという酷な設定でとても焦らされた。おかげで気分悪く目が覚
もっとみる食の記憶を辿りたくなる『オールド台湾食卓記』
『オールド台湾食卓記ーー 祖母、母、私の行きつけの店』
洪 愛珠・著、 新井 一二三・訳 筑摩書房 2022
★1
台湾料理をもっと知りたくて読み始めた。食べたことのない料理も、知っている料理や食材の新たな側面ををみる。想像したり、想像もできないことも楽しい。期待が膨らむ。
ぼくが驚いた台湾料理に肉圓(バーワン)という温かい饅頭のようなものがある。表現しようのないので少々失礼な表現になってしま
性と恋愛、ジェンダーの(不)自然?
『IWAKAN volume 05 (不)自然』REING
前号04で初めて購入した『IWAKAN 』、内容とデザインに圧倒され、05も購入しました。どの記事も写真も好きですが、今号ですごく揺さぶられたのが関根麻里恵さんのコラム『Love? Friendship? What the fuck!!』と、それに続く関根さんと中村香住さんの対談『わたしたちの「クワロマンティック宣言」』でした。ぼくのジ