2023.3.14おおみ屋「久慈まめぶ定食」(岩手県久慈市)
企業研修講師の笹崎久美子です。
3月13日(月)と14日(火)は岩手県久慈市で以下のお仕事でした。
(1日目)広域連合の消防本部様でハラスメント防止研修の講師を務めました(岩手県久慈市)
(2日目)広域連合の消防本部様でハラスメント防止研修の講師を務めました(岩手県久慈市)
2日目の仕事はお昼で終わるので、そのまま二戸駅に移動して近くで何か食べようと思っていたら、今回の研修の窓口で二戸までの送迎も担当してくださるOさんが「お昼ご飯もこちらで準備しています」とおっしゃいます。
「笹崎さん、まめぶってご存じですか?」
「ああ、あの(NHK朝ドラ)あまちゃんで、ビミョーって言われていた?」
(今思えばこの返答も随分失礼だったとは思いますが・・・^^)
「そうなんです。そのビミョーを味わっていただこうと思いまして(笑)」
(Oさんもユーモアを解する方なので、なかなか秀逸なお返事ですw)
久慈名物の「まめぶ汁」をいただきました
ということで久慈市長内町の和食レストラン「おおみ屋」さんに連れて行ってもらいました。
▼お店の外観はこちらです。
▼入り口には「まめぶ汁」の幟り旗がパタパタと揺れています。
▼店内はこんな感じです。わりとゆったりしています。
▼お料理がやってきました。
▼ふたを取ると、美味しそう!ゴボウとしめじのいい匂い!
今回は自分で注文していないので、メニューの名前もお値段もわかりませんが、Googleマップのこちらの写真を見ると、「久慈まめぶ汁定食」というようです。2021年の写真なのでお値段が今も同じかどうかは不明です。
▼ビミョーってどういうお味なんでしょうか?
ドラマではよく「しょっぱい汁なのになんで具(まめぶ)が甘いの?」という突っ込みがされていました。
▼さっそく「まめぶ」を食べてみます
ああ、なるほど。このお団子のなかにはクルミと黒蜜が入っていて、だから甘いんですね。
けれど、そもそもの汁が美味しいので個人的にはまったく気になりません!
ちっともビミョーじゃないですよ!美味しいです!
と、Oさんに告げたら「予備知識があったからではないか?」という分析がありました。
確かにそれはあるかも。あるあるですが、「不味い、不味い」と聞いている食べ物を覚悟して食べてみると、それほどでもなかったりしますよね。そんな感じなのかもしれません。
ちなみに「まめぶ汁」は久慈全体ではなく、市内の一部地域の名物らしいです。
Oさんによると、貧しかったのでお祝いのときはこれがご馳走だった、とのことです。
まめぶを買いに道の駅へ
わたしは今もあまちゃんの記憶が鮮明なので、ドラマに「まめぶ汁」が登場していたことをよく覚えていますが、うちの母は覚えているかしら?
美味しいしネタとしても面白いので、帰り際にどこかで「まめぶ」を買って家でも作ってくることにしました。
おおみ屋さんでは「まめぶ」は売っていないみたいです。Oさんによれば、道の駅で売っているそうです。そこで道の駅に連れて行っていただきました。
▼道の駅「くじ」です。
「まめぶ」は冷凍品で、冷凍ケースの中にありました。
▼帰宅後に撮影した「まめぶ」です
ラベルの裏には「久慈市山形町の郷土食です」と書いてありました。
「まめぶ」という名前から麩を想像しますが、実際は小麦粉を練ってつくったミニ団子のような感じですね。
「まめぶ汁」をつくってみました
仙台に帰宅して翌日、さっそく「まめぶ汁」をつくってみました。
普通のしょう油汁なので簡単です。
念のためネットでつくり方をみたところ、出しはいりこだしと書いてありましたが、何でも良さそうなので、こんな感じでいいかな?と「人は登米のだし」を使用。
材料は、しめじ、ごぼう、ニンジン、平こんにゃく、ネットには焼き豆腐と書いてあったけど私は絹揚げを使用、それに「まめぶ」を投入。
▼いや~、めちゃめちゃ美味しそうじゃないですか!
▼完成!うまい~!!!
というか、たぶん、わたし、「まめぶ」ではなく、汁自体の美味しさに感動してますね、きっと(笑)
▼「まめぶ」の中には黒蜜(黒糖)とクルミが入っています
久慈の「おおみ屋」さんでいただいた「まめぶ」のほうが甘みが強かった気がしますが、これはこれで美味しいです。
ごちそうさまでした!!!しあわせ~💕
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