お年寄りのネットは「必要」が大事 周りのサポートも大事

5月30日は母と私と妹(東京から仙台で合流)と3人で秋田県能代市に墓参旅行をしました。

妹はその日のうちに大館能代空港から飛行機で東京に帰っちゃったけど、私と母は秋田県内に一泊して翌日は大館の叔母の家へ。

母はたまに叔母と会っていますが、私の方はリアルで対面するのは50年ぶりです。

その叔母(80代前半)が米国在住の娘とSkypeで頻繁にやりとりしていると知ってちょっとびっくり!

うちの母(85歳)もラインでTV電話ぐらいはやるので、興味津々ではあるけど、さほど驚いた風でもなく接続シーンを見守ります。

向こうは夜の22:30だったみたいだけど、まだ全然起きている時間帯だったので、私も母も50年ぶりにいとこと話をすることができました。今は本当に便利ですよね。

ウクライナ情勢の報道などで、日本在住のウクライナ人の人たちが母国の年老いた両親とスマホでTV通話する場面をよく見るようになり、こんなおじいちゃんやおばあちゃんでもTV通話できるんだ!・・・なんて、感心していましたが、うちの親戚も負けていませんでした^^

やっぱり「必要に迫られる」って大事ですよね。それが最大のモチベーション。ガラケーしか持っていなくて、「こういうのはからきし苦手」という叔母でも、娘と連絡するためにはPC立ち上げてサクサクSkype通話しちゃうんだものね。(たぶん、PC操作はそれしかできないんだとは思うけど)

うちの母は、PCは全然できませんが、ラインゲームのツムツムならがんがんやります。(当然ラインも普通にできます)

それは今から5~6年前に、私の息子が大きな病気で長期入院して大きな手術をしたときに、ゲームで息子とつながってゲーム内のやりとりを通じて息子を励まそうと思ったから。(私も夫も同じ理由でツムツムを始めた)

孫(母からはひ孫)に自分のスマホを貸してツムツムを教える母(笑)

PCでもスマホでもこうやって接点がある人は、たとえ高齢でも家族に教わりながら少しずつネットに馴染んでいけますが、反面、九州に住んでいる夫の両親は教えてあげられる人が身近にいないんです。

だから東京在住の義弟が帰省した数年前にガラケーをスマホにしたんだけど、その後は日常的な指導者がいないので今もすごく苦戦しています。着信もうまく取れず、すぐに電話に出られなかったりします。。。

同じ年代でもこうやって差がついていくのを見ると、すごく微妙な気持ちになりますが、お年寄りが情報に取り残されないためには、周囲のサポートが必須。でも遠くに住んでいるとそれもままならず、ちょっと複雑な思いになっちゃいますね。

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