80代の母とクラス01 当たりを付けられない

自分のための備忘録です。

今日、二階の自室で仕事をしていたら、階下から「久美ちゃーん!」と呼ぶ声が何度もするので行ってみたら、茶の間で「チコちゃん」を見ていた母が「ここからが面白いのよ」と番組解説に入りそうな気配。

私は今日が原稿の締切日なので正直それどころではなく、「あ、ごめん、いま、仕事が忙しいから」と言って二階に引き上げるも・・・・

せっかく教えてくれている母に対してそっけなかったことを反省して思い直し、まだ茶の間に行って「結局、どういう話だったの?結論だけ教えて」と言ったら

「そばの色がなぜ違うかっていう話なんだよね」って

ああー---、そこそこ「そば好き」を自他ともに公言している私は、そのぐらいは知っている。なので、内心、そこかよ?と思いつつ

「製粉時じそば殻を混ぜるかどうかって話だよね?」とざっくりまとめて言い放ってしまう

今思えば、全然あったかくないやりとりだったと思うけど、ふと思ったのは、もううちの母は「当たりを付けられないんだなぁ」ということ。またはそれによって行動を調整することはない、かな。

家族の食卓でも、私はそばの話はしょっちゅうしているので、「このぐらいは知っているかな?」と思ってほしいのが人情ですが、そういった判断なしに、自分が見て「へー!」と思ったことは、誰かに伝えたいし娘には真っ先に教えたいんだよね。


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