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once upon a time in Kumiel 45

2022/04/18

『龍神の龍神による龍神のための祈り』  

97日目となりました。

46話です。^_^

ナイル川沿いにあるそれぞれの

神殿は、神の住む神聖な場所であり、祈りの場。

ピラミッドや、スフィンクスも

古代エジプト文明が現れる前から

存在していたともいわれています。

エジプトに行った時には

そういう事も何も知らずに

行っていました〜。

予備知識無しが

逆に

良かったとも思う。

ただ懐かしく、嬉しく、

味わう旅。

行ってみて、すごく大好きだなと

感じる神殿もいくつか

ありました。

特に、南の上エジプト。

イシス神殿とホルスの神殿。^_^

遺跡はどこも

とても、とても長い柱。

とても広く、構造が

巨大だったので

見上げ続ける事が、

首痛を耐える修行みたいだと

思ったり。笑

懐かしいなぁ。

通訳のアフマドさんは、日本語が堪能で、びっくりする程、

謙譲語や、尊敬語も話せる人

だった。

カイロ大学の考古学も修めた人だったので話も

とても深かった。

本当に

個人旅行である必要があった。

と思う。

贅沢に満喫出来た。

不思議な日本の主婦だと

思っただろうな。

説明しながら、前日を振り返りつつ

エジプトの神話の問題を出して

来たり。

初日はまだ

緊張していたので覚えていたり、

答えられたけど

徐々に

時差ボケが始まるわたし。

だけど必死にメモを取る。

暴動が起きた時には

生命からがら

避難した話や。

日本のクルマが欲しくて

銀行に貯金していたお金も

無くなってしまった事も言って

いた。

超エリートに属す、お金持ちなんだねと思った。

貧富の差が、エジプトに行って

とても気になっていたから。

暴動の後、観光客が来なくなって

大変だとも言っていた。

個人旅行を申し込んだ、

現地のツアー会社には 

お客さんに付く、通訳さんにも3段階くらいがあって、

運転手さんや、何をする人か

わからない人も何人も

マイクロバスに乗り込んで

わたしは毎日のチップの計算に

忙しく、お土産を買うよりも

相当払ったの。

きっと良いカモだった。

だけどみんな優しくて、良い人達だったし、

気持ち良く仕事をして

欲しいと思ったから

ALL OK!!

早朝から夜まで砂漠を走って楽しかった。

水や、食べ物には気を付けていたけど

お腹を壊して休んだ日もあった。(浄化)

痛みは無いけど止まらない。

みたいな。

最終日のピラミッドに行く

日にはゲッソリ痩せていた私。

そうならないと、

行く意味がない。

繋がれない。

と言う意味が

きっと

あったように思う。

(ある意味ここも極限の状況が必要だった)

どこに行っても少ない観光客

そしていよいよ

ピラミッドに〜。最初の予定では

クフでは無く

2番目に大きなピラミッドに何故か

入る予定だったけど

アフマドさんが

せっかくだから入るなら

クフが良い。

と判断してくれてラッキーだった〜。

マイクロバスで朝イチで行ったら

お客さんが居ない。

全盛期にはイチニチ数万人の

入場者だったらしい。

そして、アフマドさんは、

『わたしは入らない。』

『一人で

行ってらっしゃーい。』と言う。

大きな石段を一歩ずつ登り

いよいよ中に向かう。

怖くない。

わくわくが溢れる。

足が勝手にどんどん動く。

そんな感じ。

続く。

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