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詩とメルヘン風に描いてみた

イラストと詩が届けてくれた優しい世界


若かりし頃「詩とメルヘン」という本を定期購読していた。アンパンマンで有名な、やなせたかし氏が編集長だった。温もり溢れるイラストと添えられていた言葉たちに、どれだけ癒されたことだろう。

ネット社会どころか携帯電話なんてものが生まれるなんて想像すらしなかった時代のことだ。通信手段は手紙と固定電話という時代。家にいて何か想うものがあったときの拠り所と言ったら「本」のみ。そういう時代だったので私自身、今よりも沢山の本を読んでいたと思う。その中の一冊が「詩とメルヘン」だ。

葉 祥明さんのイラストに魅了される

青い空、緑色鮮やかな草原の中、主人公のみというのに惹かれた。今、何が大切なの?何を迷ってるの?と話しかけてくれているような気がした。「アレコレ想うことがあっても一つずつ見つめてみたほうがいいよ」と言われてる気がした。

絵を描きだしてみて想うことがある。詩とメルヘンの世界は「自分でよく考えることの大切さ」を教えてくれてたんだなぁ!と。

短く添えられた言葉「詩」とイラストのコラボレーションは、読者の想いを加えることで完結する物語だったんだなぁ!と。

結果的に「詩とメルヘン」風に

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詩とメルヘン風に描こうとしたわけでなかった。一枚めはブラシの特徴を見るため。2枚め3枚めは対称、遠近を意識して描いたもの。描き終わってから青い部分にテキストを載せてみたくなったのでした。今流行りの「写真詩」も現代の「詩とメルヘン」なのかもね。

今日は朝から雨ですね。でも今はすぐに友達と連絡が取り合える。ありがたい。

雨の日に聴いてみて!オリジナルソング「Rain Drops Harmony」歌っているのも私です。




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