かなり無理のある「再編成・組織的移送」記事 (2022/9/11)

ロシア紙Reporterが掲載した、ハリコフからの撤退について、軍事評論家の発言を引用した擁護記事(露語・英語)を2022/9/11に掲載した。

軍事専門家はハリコフ方向の露軍再編成の意味を説明(2022/9/11)
 宇領での露特別作戦の実施中の9月11日、露国防省はハリコフ方向の大規模軍隊再編成について国民に通知した。専門家・テレビ解説者・RARAN会員コンスタンチン・シヴコフ退役大佐がこれに注意を向けた。
 専門家によると、露軍の指揮は、この地域での宇軍の反撃の準備を認識していた。この点で、敵を誤認させるべく、様々な策が講じられた。 バラクレヤやイジウムなどの周辺で、見せかけの『弱い防御』を作り上げ、宇軍は罠に嵌った。
 『したがって、現在、バラクレヤとイジウム地域に来た宇軍集団を撃滅すべくに、露軍が再編成されている。そこには要塞化された領域がないため、最も戦闘準備の整った宇軍部隊を撃滅するタスクを非常に容易に解決できることに留意する必要がある。これにはさらに数日かかる。』 専門家は確信している。
 シヴコフは、露国防省の報告によると、過去3日間で、二千人を超える宇軍人、ナショナリスト過激派、外国人傭兵、100以上の様々な種類の重火器が破壊された事実に注目した。
 彼は、露軍は現在、宇軍の戦闘能力を低下させるという主な任務に直面していることを強調。人員や装備を排除することで潜在能力を低下させ、宇軍司令部がさらなる軍事作戦を効果的に実施する力と手段を持たないようにする。
 専門家は、新聞『サイト』にインタビューで、露軍が宇軍を要塞地域から『引きずりだす』ために、欺瞞作戦の実施が必要であると付け加えた。彼は、宇軍がスラビャンスクあるいはクラマトルスクに留まり、北に向かわなかった場合、これらの都市を占領するために、露軍とド人共とル人共の同盟軍は、懸命に戦わなければならなかっただろうと指摘』
 『そして今や、宇軍集団が丸見えになっている。したがって、敵を誤認させるためにあらゆる手段が講じられ、この方向への防御が弱く、攻撃の準備に関する情報がなかったという幻想が生み出された。敵は我が軍の位置と行動について誤認した』 専門家をまとめた。

https://topcor.ru/27994-voennyj-jekspert-objasnil-smysl-peregruppirovki-vs-rf-na-harkovskom-napravlenii.html

この記事のコメント欄には数十個のコメントがついていた。そのうちのひとつには


・・・敵を誤認・移動させる際に、燃料、潤滑油、弾薬、装備を備えた非常に多くの倉庫を残した理由をどのように説明するのか? このナンセンスを持ち歩くよりは、黙っていたほうがいいだろう、彼のような人々がプーチンに同意する間、NWOとのこの取り組みから価値のあるものは何も生まれないだろう。

まあ、さすがに無理筋の擁護「防御が弱い振りで敵を引きずり出し、自軍は壊走したフリで、戦力抽出を果たした」なので、なかなか真に受けてはくれないようである。



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