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メイドさんとフィリピンの文化 (※2015年8月)

※この記事は、2015年8月に投稿したブログの再投稿です。

フィリピンに移住したらやってみたかったことのひとつがメイドさんを雇うこと。
フィリピン人のメイドはそうじスキルが高く、また英語を話せる人も多いことから、世界各国にメイドとして出稼ぎに行っている人も多いのです。

語学学校に留学している間も、学校のメイドさんが定期的に部屋をきれいにしてくれていたし、ショッピングモールやスーパーに行っても、常にそうじをする人がいて、うちにも来てもらえたらなぁと思っていました。

そんなとき、同じ会社の人の家に来ているメイドさんがもう少し働く日数を増やしたいという話があり、紹介してもらうことにしました。

通常のお宅では週3回くらいメイドさんに来てもらうことが多く、子どもがいる家庭だと、毎日だったり、住み込みの場合もあります。
うちの場合、平日は働いていて家におらず、そんなに部屋が汚れません。

何より部屋がStudioタイプで狭いので、毎週来てもらうほどでもないと思い、二週に一度、週末に来てもらうことにしました。

通いのメイドさんの金額相場は、半日で500ペソ(1000円)前後でしょうか。
(マニラの場合。地域によって違うかもしれません)

うちでお願いするのは、バスルーム(トイレ・洗面台・シャワー)のそうじと、部屋全体の床掃除、その他気になるところの拭き掃除。

床はたいして汚れてないので掃き掃除だけでいいよ、と言っていたのですが、あまりに早く終わって申し訳ないと思ったのか、メイドさんの方から床全部を水拭きすると提案してくれました(笑)

それでも、部屋が狭いので(40平米ちょっと)、1時間ちょっとで終わってしまいます。なので金額は1回200ペソ(約400円)というとにしました。

うちの場合は洗濯・料理は自分でしていますが、鍵を渡して平日会社に行っている間に来てもらい、洗濯と掃除をお願いしている人もいます。
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床掃除をしてくれている様子


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床掃除用のPine-Sloという洗剤(右)


二週に一度、床までしっかりそうじしてもらうので、裸足で歩いても足が汚れないくらいきれいです。トイレも洗面台もピカピカ!特に水回りがきれいになるとうれしいです。

そうじは自分たちでもできますが、やっぱりやってもらえると楽。
そしてさすがプロの仕上がりです。
定期的にそうじしてもらうことで、きれいな状態をキープできるので、大満足です。

【追記】
現在では週に1~2回来てもらって、洗濯もしてもらっています。
ネコがいることもあり、毛が落ちるので、頻繁に掃除してもらって助かっています。
また給料が少し変えて、現在は1回あたり300ペソでお願いしています。
(所要時間が短いとはいえ、だいぶ安くやってもらっていると思います)

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扇風機のホコリ取りをお願いしたことも


ちょっと話は飛びますが、私が勤めている会社は、20人くらいのスタッフのうち7割が女性です。
子どもがいる女性も何人かいるのですが、ほとんどみなメイドさんやアテ(子どもの面倒をみてくれる人)がいるそうです。

フィリピンは世界的にみても職業上の男女差が少ない国だそう。
もともと大家族で、子どもの面倒も親やきょうだいがみてくれるというのもあると思いますが、メイド文化が大きく関係しているのではないでしょうか。

子どもがいてもそれが就職・転職のハンデになることはなく、また働く本人も仕事と家事に忙殺されずに過ごせるのは、とてもいい環境だと思います。

※この記事は、2015年8月に投稿したブログの再投稿です。

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