機動戦士Zガンダムみました

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 タイトルの通り機動戦士Zガンダムを見ましたので感想を書いていきたいと思います。Zガンダムは、エゥーゴとティターンズの争い「グリプス戦役」を描いた作品ですね。ティターンズはジオンの残党を討伐する目的でできた連邦のエリート組織ですが、30バンチ事件などスペースノイドの大量虐殺をしていました。そのため、ティターンズの行いに反発して連邦内で生まれたのがエゥーゴです。
 主人公はカミーユ・ビダンですね。グリーンノアで暮らす普通の青年でしたが、ジェリド・メサの「なんだ男か」のつぶやきに怒りそのまま、なし崩し的にガンダムマーク2を奪っています。この頃のカミーユはとても主人公とは思えない行いでした。そんな彼をエゥーゴに導いたのはクワトロ・バジーナことシャア・アズナブルですね。前作の敵役が主人公の指導役にいるというのはかなり驚かされたと思います。
 後にエゥーゴには、閑職についていたブライト・ノアが参加し、地球の反連邦組織にはアムロ・レイやハヤト・コバヤシもいますから、かつて敵同士であったホワイトベースのメンバーとシャアが共闘するのは面白いと思いました。
 とばっちりでカミーユに殴られた挙げ句、騙される形でカミーユの母を殺してしまったジェリド・メサですが、この頃はカミーユのライバルポジになると思っていました。この後は強化人間やニュータイプの比重が多くなるのでジェリド・メサは端っこに追いやられた印象がありますね。
 カミーユですが、序盤はぶっ飛んだキャラクターでしたが、すぐに両親を失い、激しい戦闘で人の死に触れる事で落ち着いていった印象ですね。カミーユの結末を考えると、敵であるフォウと恋仲と言える関係になったり、シロッコに心酔するサラ・ザビアロフの行いを改めようともしていましたが、これが仇になったと思います。シロッコとの最終決戦で精神崩壊したのもニュータイプとしての才能がありすぎたのもありますが、敵方に感情移入しすぎたのもあると思います。
 面白いキャラクターといえばヤザンですね。オールドタイプでありながら、最終決戦まで戦場で活躍し続けました。オールドタイプの星ですね。コロニー落としなどの大量虐殺を行う作戦に否定的なのも良いと思います。
 総評とすれば、ダカール演説やシャアとアムロの和解などで宇宙世紀が良い方向に向かっていく機運を感じた作品ですね。最終決戦まではそんな雰囲気がしていました。最終決戦後はティターンズは壊滅したものの、エゥーゴの指導者になるはずのシャアも失い、エゥーゴも満身創痍の状態になりますから、結局この後宇宙世紀良くなるのという感じでした。「閃光のハサウェイ」の時代では連邦は腐敗しきっているみたいなので、この時にエゥーゴの政治力を持ったメンバーがいなくなったのがかなりの痛手だったということが伺えますね。


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